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想い は 斜め に
繰り返し 、
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そう 考えて いる と 電車 が 来た 。
席 が 空いて おり 、 マット な 素材 の 槐色 の 椅子 だった 。
二人 ずつ の 席 で した から 仏 、ユダヤ 。
キリスト 、 イスラム 。 が 横 に なって 座る 。
ガタン ゴトン と 揺られ チャイナァズタウン の 最寄り 駅 。
「 零条坂 」 に 着く 。
改札 を 出る と 一人 の 男 が 立ていた 。
桃色 の 髪 と 瞳 、 黒 の 帽子 を 被った 男 。
「 黒い 帽子 … 、 龍鬼 … 、 ?! 」
キリスト が 腰 に 付けた 銃 に 手 を 付けた 時 その 男 は 云った 。
「 おっと ヾ 、 私 は 裙達 と 戦う 心算 なんぞ あるまい 。
ただの 興味 本位 じゃ 」
「 興味 本位 で 能力 使おう と する 奴 が 居る かよ 、 」
少し 怒った ような 口調 で キリスト が 云う 。
「 まぁ ヾ 、 これ は 様子見 。 また 会う 時 に 」
ひらヾ と 手 を 振り 鬱金香 の 花弁 を 纏い 消えて 行く 。
「 クソ ッ … 、 」
キリスト が 舌打ち を する 。
「 落ち着きなさい 。 キリト 裙 、 此処 から が 本番 ですよ 、 」
優しく 云う 。
「 はい … 、 」
駅 から 出て 少し 歩く 。 歩く 道 は 路地裏 。
表通り を 歩き 能権者 に 襲われて しまって は いけない 。
身 を 案じる 為だ 。
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