『あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ッ』
ハァッハァッハァッ
眼下に広がる赤い水たまり、散らばる肉片、白い欠片
武道さんの荒い息遣いと悲痛な叫び以外何も聞こえない
生き残った者は居なかった
『なんで、、、、なんでだよッ』
ハァッハァッ
『、、、、俺が』
『俺がいたから、、、、?』
『なら俺がいなくなれば解決する、、、、?』『俺も皆のところに、、、、』
ガシッ
「やめてくださいそんなこと」
『なんで止めるの、、、碧』
「武道さんはまず狂おしいほどに愛されていたという自覚を持ってください」
「愛にはこの惨状を引き起こすほどの力があることを知ってください」
「そして今日を乗り越えてください」
「今命を絶つよりもするべきことがあるんじゃないですか?」
『、、、、そうだね』
『正気に戻してくれてありがとう』
「いえ」
「この後は過去n」
『いや過去には戻らないよ』
「え」
『疲れちゃったから』
『、、、、タイムリープの力は君に譲る』
『これからは俺と同じような愛によって苦しむ人達のための生きるよ』
「わかりました」
『ついてきてくれるかい、碧』
「もちろんです武道さん」
こうして武道さんは組織を立ち上げた
表にも裏にも顔の利く武道さんは表面上は他と良好な関係を築いていた
俺は武道さんのそばに控え補佐をしている
武道さんの闇知る者は“俺以外”消えたーー
コメント
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♡1000行かせましたゆっくりでいいので続き待ってます