病院院。 加内。
傷口に塩だ、、狂唖さんって墻音君にさっさと組織を辞めて欲しかったのか、、大切だから、、悲しい目にあって欲しくないから、、「、、すみません、、今日はもう帰りますね」墻音君は俺にそう言った。「え、あぁ、、うん!!気おつけてね、、」「、、失礼します、、」「、、、、」そっか、、養成達が、、「、、っ、、」
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墻音。
何が狂唖の為だ、、1番悲しんで、、1番怒ってる、、何で、、どうしていつも俺だけ生きて、、「、、早く帰ろ、、」
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小我太の家。
「、、、、」まだ頭痛いな、、「大丈夫か??」「ん〜、、まだちょっと痛いかな、、」俺はそう風磨に答えた。「、、そっか、、今日はゴロゴロしときな」「え、でも夜ご飯が」「俺が作るから、簡単な物しかできねぇけどいいか??」「、、うん!!ありがとう」「ハイハイ〜」
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2週間後。 翠の家。 翠。
「、、、、」まさか2週間で退院できるとは、、久しぶりの家だ、、ゆっくりしよう、、「ん??」あれ、、鍵開いて、、、、「、、この靴、、まさか、、」「あ、よっ!!」「、、何してるんだ、、」俺は家の中でこたつに入っていた狂唖にそう言った。「いや〜流石にずっと組織に泊まる訳には、、」「、、??家に帰れば良いだろ??」「、、まぁ、、」「、、月城と何かあったのか、、」「、、、、」
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狂唖の家。 墻音。
「、、、、」グゥ〜、、「、、、、」お腹空いたな、、「、、カップ麺でいいか、、」専務から休業はもらったけど、、狂唖さんにはもう仕事には来るなって言われたしな、、「、、それもそうか、、」寝れない、、あの人がいないと寝れない体になってる、、「、、、、」寝たい、、
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翠の家。 翠。
「月城は最後まで戦おうとしていた、、俺が止めたんだ、、アイツを責めないで欲しい」俺そう狂唖に言った。「、、別に助けれなかった事に怒ってるんじゃない、、あの状況じゃ無理もない、、それに、、俺はただ、、墻音に二度もあんな目にあって欲しくなかったから、、何度も組織を辞めるよう言ってて、、復習の為に組織にいるなんて、、」「墻音が組織を続けてるのは復讐の為じゃないぞ」「、、復讐以外に何かあんの??」「、、自分で考えろ、、」「、、墻音はしっかりしてるけどまだ子供なんだよ、、二十歳にもなってない、、」「、、、、」「親に殴られて孤児院入って育って、、目の前で家族が死んで、、普通に育つわけない、、絶対どこかで道を間違える、、だから俺は甘やかさないように育てるって、、墻音には厳しく育てるって決めてんの、、墻音が、、正しい道を歩めるように、、」「、、そうか、、お前の気持ちも分からんくもない、、でも何が正しいか、、何が間違いか、、決めるのは月城自身だ、、」「、、まぁ、、それもそうだけど、、」「、、まぁ、いい、、気が済むまで此処に居ろ、、月城はお前に何と言われようと、お前が組織を辞める限りは組織を辞めないぞ」「、、、、」「今回の騒動は予想外だった、、あの組織が改造した悪魔、、アイツらを操れる奴が俺たちに攻撃したんだろう、、」「、、、、」「、、お前なら、、あの悪魔を操れるのが誰か、、わかると思う」「、、小我太が攻撃したと思ってんの、、」狂唖はそう言い俺を睨んだ。「それが1番可能性が高い」「、、でも、、アイツは無差別に人を殺すような奴じゃ、、ましては子供なんて、、」「組織を1番恨んでるのは大速力だ」「、、、、」「お前も思い当たる節はあると思う」「、、、、」すると狂唖は黙り、目線を下にやった。「、、ずっと可笑しいと思ってた、、何故大速力達は加内を取り戻しにこない、、8年もだぞ、、」「やっと取り戻しに来たって事??」「あぁ、、それに、、銃を持った男が居た、、俺が遊泳島の帰り、俺の頭を撃った奴かもしれない、、ブラック・ジャックの一員だ、、」「、、、、」「大速力を探せるか、、」「、、わかんない、、風磨ならわかるけど、、」「、、メデューサか??」「うん、、けど、、あんまり会いたくない、、」「、、、、」「、、でも、、このままじゃダメなのは知ってる、、いつか、、加内を、、加四六を、、小我太の元に返さないと、、」「、、、、」、、そのためには加内の記憶を操作している梵を殺すしかない、、「、、まぁ、、今日はもう寝よう、、そうだ、、クロに聞きたいことがあるんだ、、明日うちに連れて来てくれるか??」俺はそう狂唖に言った。「クロを、、??いいけど、、」「あぁ、宜しく頼む」
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