これは
切ない恋の話
私宇佐美心愛(うさみ ここあ)
私には
幼なじみの
男の子がいる
『心愛‼️おいてめぇな
毎朝毎朝ピアノ演奏すんの
やめろよな
隣まで聞こえんだよ』
『別にいいでしょ!
零夜(れいや)に聞かせてる訳じゃないんだから』
山霧零夜(やまぎり れいや)
幼稚園からの
幼なじみだけど
本当口悪くて
口開けば喧嘩ばかり
そんな奴に恋をしたのは
自分でもあの時まで
知らなかった
『心愛学校遅れんぞ』
『分かってるって』
学校に着いてから
友達の咲奈(さな)が
駆け寄ってきた
『心愛おはよ〜〜‼️
今日も零夜くんと登校とか
羨ましいな〜おいっ!』
『もう咲奈大袈裟だよ
幼なじみだから仕方なく
一緒に登校してるだけだから』
『零夜くんカッコイイし
モテるしさ
こないだだって
告白3回もされてたんだよ!』
『まぁいつもの事だよ』
なんていいながら
歩いてると
零夜と先生の
姿が見えた
何を話してるのか
分からなかったが
零夜は笑っていた
あんな顔見たこと無かった
胸がチクッと痛くなった
それから授業に
集中出来なくて
屋上に行ったら
零夜がいた
『ん?心愛なんだよ
ここにきて』
『別に….零夜に関係ない』
『はぁ?元気ないだろう
何したんだよ』
私は思いっきり
零夜の手を払い除けていた
零夜は悲しそうに
『そうか….分かったごめんな』
と言って去っていった
私バカみたい
1人で嫉妬して
それから
1人泣いていた
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!