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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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未津「……」


真夜中は街が寝静まる


とても静かだ


これを気味が悪いと思うものもいるだろう


でも美しいと思うものもいる


未津「……満月…ねぇ…」


とても綺麗な満月が少女を照らす


ベランダで空を眺める彼女は人形のようだ


未津「私はアンタが一番嫌い…」


未津「でも…一番キライなのは…」


未津「そんなアンタにまだ恋心が残ってる自分かな…スタスタ」


あはッw♡

未津「ゾワッ!」


__「俺もだぁいすきだよぉ…ギュッ…」


未津「ヒュッ…!ドサッ!」


__「そうやって怯える顔も…笑う顔も…スッ…」


__「この先もずぅっと…」


未津「やッ、やめッ…ギュッ…!」


狂うほどに愛おしいッ…♡


未津「助けッ…ウルッ…((((バンッ!」


syp「みっちゃんッッ!!!」


syp「どうしたんッ?いきなり上から物音したから来てみたけどッ…」


syp「あれやったら今ココアもってk(((((」


未津「ギュッ…」


syp「ぇッ?////」


未津「どこにもッ…行かないでッ…カタカタッ…」


未津「怖いッ…怖いよッ…」


未津「アイツが見てるッ…グッ…」


syp「みッ、みっちゃんッ…?アイツってッ…」


誰もおらんでッ?


syp「ももももッ、もしかして幽霊見たとか言うんちゃうやろなッ??!」


未津「……そっ…かッ…」


未津「私にだけッ…見えるんだッ…ギュッ…」


syp「ッ??」


__「ぁ゙~…♡」


__「大好きだよッ…」


未津ッ♡


未津「ギュッ…」


syp「……未津ッ…?」


未津「おいて…かないで…ボソ.。o○」


未津「ツー…」


syp「……ナデ」


未津「スースー….。o○」
















唯月「おはよ~、みっちゃん」


未津「おはおは~」


kyo「珍しいな、お前が朝早くから来るなんて」


未津「ん~?ちょっと気分が悪くてね~w」


kyo「なんや、ニンジンに囲まれる夢でもみたか?w」


未津「そんなとこ~ガタッ」


唯月「……今日元気ないね、みっちゃん」


未津「そう?気の所為じゃないのガサゴソッ」


千颯「未津先輩!!タッタッタ」


千颯「これ昨日の~~~~~」


未津「うん、いいと思う」


未津「でも私的には、確かに悪く色は目立ってないけど端の色に目がいってなくてもうちょい改善してみたら」


千颯「ふむふむ…筆は平筆のほうがいいですかね?」


未津「そこからは自分で考えな」


唯月「(珍しい…未津があそこまで指導するなんて…」


未津「エム、あんたサボってないでしょうね」


エム「もちろん、昨日で仕上げときました」


未津「ん、」


エム「かなり改善はしたんですけど…」


未津「……」


未津「うん、いいんじゃない」


未津「私は好きだよ、」


千颯「グッ…」


未津「千颯のも、あくまで”私的には”の話だから」


千颯「!!」


未津「それが好きなら…それを描けばいい…スッ…」


未津「ただの部活…所詮はただの落書きに過ぎない」


唯月「ただの部活…」


未津「ピカソは言った」


未津「子供は皆芸術家だと…」


未津「問題はそれを大人になってまで芸術家でいられるかだけ…」


唯月「……」


未津「絵画っていうのは…」


自由だから美しい


未津「さぁ、これからが本番だガタ…」


未津「私や唯月はもう後ろを見ることを許されない」


唯月「……」


未津「だから描くんだ」


kyo「パチパチ✨️」


世界が色づくその日まで


未津「輝いてこうぜぇ?wバサッ!」


真冬の風が美術室に吹き込む


カーテンは勢いよく揺れた


唯月「フフッw」


千颯「わぁ…✨️」


エム「はい…!」


彼女は怪物であり…


未津「ヒヒッw」


誰もが目を奪われる…


流れ星だ















syp「はぁ…」


ci「?どうしたんショッピ」


syp「いや…あのカラオケから亨介先輩と喋る機会なくなったなぁって…」


ci「別にええんちゃう?どっちかっていうと未津先輩といる時間多いのショッピやしw」


syp「まあせやねんけどさ~…」








未津「スースー….。o○」


syp「ナデ…」


syp「……やっぱり…俺には言えへんことってあるやんな…ギュッ…」


未津「…ツー……」


syp「教えてほしいんやッ…」


syp「あの日ッ…あそこでッ…」


何があったんかッ…!


syp「俺…未津のためやったら人殺しも点数取るのも…」


syp「全部やったるのに…ボソ」


__「……チッ…」


__「邪魔くさいなぁ…」














未津「~~~♪」


小さな歌が街へと響く


でも誰も気づかない


なぜならそれは小さな歌だから


ヘッドフォンに流れる曲は知られない歌


未津「ピタ…」


とある古い店に釘付けになる


昔壊れて捨てたイヤフォンとそっくりだったものがあった


未津「……」


それは昔の話


未津「……気分悪…」


大好きで大嫌いなある青年との深い思い出…


未津「……wake me up. wake me up…」


未津「_____…」


そしてその言葉は街へと消えた


誰も気づかぬ小さな声と歌…















rd「んッ~…!」


rd「元気かなぁ~w」


__「……オロオロ💦」


__「~~♪」


__「クスッw」


未津w








#(何話だったけ)好きなドリンク






未津「……」


唯月「特に無いかな」


kyo「俺も」


未津「お前らそれでいいの????」


唯月「いやだって…」


未津「ちなみに私は午後ティーのレモンが好き✌️」


千颯「ほとんど砂糖でしょあr(((((」


未津「先輩命令、今すぐ午後ティーに謝りなさい」


エム「今時期そんなのやったら揉め事になりますよ」


未津「現代社会こわ」










次回➳も う 一 人 の 想 像 者 





予告__


未津「あっははははw」


__「……フッw」


未津「はぁッ…w」


未津「同類ってやつかな?w」


未津「いや…wこれは…」


天敵って言うべきかw







NEXT➳♡800

世 界 に 色 を 付 け た の は__

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