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未津「……」
唯月「で?」
唯月「間違えてリップ使ったの意味を聞こうかゴゴゴゴゴ…」
未津「だって色似てたんだもん」
唯月「ちげーだろ、お前のオレンジじゃねーか」
未津「でも殆ど変わんないし…」
唯月「ピンクとオレンジの見分けつかない方??????」
未津「そもそもポーチ一緒だし…」((去年お揃いの買った二人
唯月「でも色違いのだよね??????」
未津「別にいいじゃ~ん!」
未津「ちょッッッッッとついちゃっただけだし…w」
エム「はぁ…」
どうも、2年生ツッコミ担当のエムです
何故こんなにも先輩二人がドレスを着飾っているか教えよう
先輩たちが招待されているコンクールの前に顔合わせでパーティーをしているらしく
そこに勿論のごとく有名な唯月先輩は呼ばれ
未津先輩もコンクール参加者のため同行
そしてなぜか2年生である我々も来ている
千颯「あのぉ゙…私達まで良かったんすかッ…?」
唯月「だいじょーぶ!ここは学生の見学もOKしてくれてるから!」
唯月「それにプロのピアニストの人も来るみたいだしw」
未津「ねえ、人の頭鷲掴みにするのやめようよ」
エム「それにしても…さっき会場見ましたけど人多いですね…」
唯月「そうだねぇ~、確かに思ってたよりちょっと多い気はするかも」
未津「だから話聞いてよ」
唯月「うるさい、」
未津「扱いの差」
唯月「てかそろそろ行かないといけないじゃん!」
唯月「さっさと行くよ!!ズルズル」
未津「雑!もうちょっと優しく運んでよ!」
もぶ「~~~~?」
もぶ「~~~~w」
未津「うッ~わ…」
未津「吐き気のする香水の匂いッ…」
唯月「くせぇ゙…」
唯月「アンタ絶対に無礼がないようにしなよッ…」
未津「もう~…別にこーゆー時にふざけるほど馬鹿じゃないってwカツカツ…」
唯月「問題起こすなよ~」
唯月「さて…私もフェレッツ先生のとこ行こ…カツカツ」
一方その頃2年生組は…
エム「……ニコニコ」
千颯「ジトッ…」
千颯「エムちゃん…私そろそろあの眼の前の誘惑に負けそう…ジュル…」((スイーツの集合
エム「我慢して千颯…私もだから…ジュル…」((主は2年生組の会話が可愛すぎると思っている
千颯「というか気まずくない??先輩たちもどっか行っちゃったし…」
エム「私達おまけみたいなもんだしね」
千颯「これでも全国コンクール第2位ですけどぉ゙?!」
エム「でもあくまで3年生や、大学生とかのイベントだから」
エム「全国って言っても、スケールによるしねゴク…」
千颯「私だって…ボソ」
エム「ふう…」
エム「別に千颯ちゃんのやつが下手って言ってるわけじゃないよ」
エム「私も好きだし」
エム「でもここは…」
千颯「私達はまだまだってことかぁ…はぁ゙…」
エム「でも…その分今私たちは無双状態ってことだよ…w」
千颯「ん~…あれ?未津先輩だ」
エム「本当だ、男の人…?と喋ってるね…」
千颯「うげッ!あの男の人大学2年生の天才ピアニストの人じゃんッ!!」
エム「へ~、知ってるの?」
千颯「なんか凄いらしいよ?ピアノ経験無くても分かるくらいに」
千颯「今日のピアノもあの人が弾くんじゃないかな」
エム「名前は何ていうの?」
千颯「どんな名前だったけッ?」
エム「はぁ…」
未津「こんにちはニコ」
未津「珍しいね、君と会うのは2年前ぶりかな?w」
__「相変わらずだね、フランスで会った時と何も変わってない」
未津「そう?クルクル」
未成年である彼女のグラスの持ち方は
まるで色気のある女性だ
__「まあでも…ちょっと女気があるね…カラン…」
未津「褒めてくれるなんて珍しいw」
未津「ところで上手くやってるの?」
__「僕に失敗という言葉は今のとこ存在していない…」
__「”完璧”のままだ」
未津「へぇ…完全無欠の人間なんて世界にいると思ってんの?w」
__「実際…僕は完璧だと思うけど?」
未津「はッ!馬鹿らしいねぇ゙…」
未津「でも…私にはアンタに足りないものが1つだけあると思ってる…」
__「何が?」
未津「”心情”だ」
未津「人っていうのは…辛い時は泣いて楽しい時は笑う…」
未津「なのにアンタは一度もそんなとこを見せたことがない…」
未津「完全無欠っていうのはな…」
未津「ただの機械だよ…」
__「機械…か…」
__「そうかもね…コトッ…」
__「やっぱり君との時間はいつも有意義だ…カツカツ」
__「また会おう…カツカツ」
そして男は美しい夜空色の髪を靡かせ消えていった
誰も彼の靴音には気づかずに…
未津「へぇwめずらしw」
未津「まあ…私もアンタとならねwゴクッ…」
未津「さて…私もそろそろ出ようかなwカツカツ」
未津「にしても全然ここの飯美味しくないな(((((」
~♬♪
もぶ「~~~~(踊」
もぶ「~~~~w(踊」
未津「は?」
未津「踊るとか聞いてないんですけど」
未津「アイツぅ゙~…!事前的に言っといてよ!」((知らん by唯月ちゃん
未津「くっそ!アイツとはもうどっか行っちゃったしッ…!バッ!」
未津「ぁ゙~!もうッ(((((」
未津「ん?」
__「よかったら私と一曲お願いできるか?」
未津「……ニコ」
未津「私で良ければ…よろこんでニコ」((淑女モード
__「スッ…」
未津「(この人普通に上手いな」
未津「(私踊り方そんな知らないから浮くくない??????」
__「ダンスは初めてか?」
未津「ええ…私はお姫様ではないので…」
__「それにしても上手いな…」
未津「口解くのがおじょーずで…フフッw」
__「おっと、そんなふうに見えていたか?w」
未津「ええw」
__「良かったら…ダンスが終わったあとにバルコニーで話さないか?」
未津「時間は有限ではなくってよニコ」
未津「カツカツ…」
__「そこ階段だから気をつけるんだぞ」
未津「あら、ありがとうございますニコ」
__「今宵は月がよく見えるな…」
未津「……それで?何かしら目的があってこのバルコニーに呼び出したんでしょ?」
未津「あからさますぎるのよ…はあ…」
未津「そもそも、私コンクールとかにも出たことも数回のみ…」
__「……」
未津「よほどのことがない限り…喋りかけないよね?w」
未津「ねぇ?」
gr「クックッw」
gr「噂通りの鋭い考察力だ…w」
未津「……噂?」
gr「あぁ…wこちらの話だ…w」
gr「では気を取り直して…」
gr「初めまして?」
gr「mademoiselle…ニコ」
そして男は赤い瞳を彼女に突きつけて
まるで彼女を檻に閉じこめたがっている
未津「へぇ…アンタ…」
未津「あぁ゙~…wなるほどねぇ…?w」
未津「アンタか…w”同類殺しの天才”…」
gr「そうだったら?ニヤッ」
未津「フフッ…w」
未津「あっははははははッッ!w」
gr「フッw」
未津「はぁ゙…w」
未津「同類ってやつかなッ?w」
未津「いやッ…これは…w」
gr「奇遇だなぁ…w」
gr「私もだw」
おまけ
千颯
唯月
エム
未津
次回⇛シ ン デ レ ラ の 落 と し た も の
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コメント
27件
す て き な 作 品 っ .ᐟ.ᐟ 😖💞 全 員 か わ ち 主 さ ん は ふ ぁ ん ま と か あ り ま す か ?
2年生組かわいすぎて無理 未唯 同じポーチ使ってるの好き((((