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⚠︎︎注意事項⚠︎︎

・のあいさ中心のいさ愛され

・ただひたすらにのほほんとしてる。

・全員激しめのキャラ崩壊

・とくに注意することはありません。

・マイナーカプ有。

𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩

——-❁ ☾ ❁——-

今日はブルーロック内の点検日。俺らドイツ棟は各自の相部屋で待機をしていた。

この密室空間で流石にサッカーも出来ない、テレビもない、漫画も無いとなるとブルーロック内の人間が精神崩壊を起こすだろう、と絵心さんがスマホを解禁してくれた。

アンリさんからスマホを受け取り、大体の奴は部屋でスマホをいじっている。俺もその1人だ。

そこで俺はある動画を見つけた。

「フランス流の挨拶の仕方…?」

これを見て俺はなにかびびっ!ときた。ドイツ棟のマスターであり、俺の憧れ、もはや神のような存在であるノア様が思い浮かんだ。

(確かノア様はフランス出身…その中でもノア様はスラム街の出身だからいい思い出はないかもしれないけど…俺がこの挨拶をやったら…喜んでくれるかな?)

不意にこんな事が頭に浮かんだ。ノア様はフランスに良い思い出が無くとも…あくまでも出身地なんだし、!と、俺は決めた。

(ちょっと気になるな…この動画。

見てみるか。)

ここは日本だ。だがノア様に対しての好意として、覚えよう!と動画をタップした。

——-❁ ☾ ❁——-

~ここで確認!フランス流の挨拶!~

頰を合わせてリップ音を立てる

「ビズ」の習慣!

ビズとは「こんにちは」「さようなら」の際に相手と頰を合わせて、リップ音を立てる習慣のこと。 感謝の言葉に添える場合もある。 スキンシップの一環である!

皆もフランスに行く時この知識を役立ててみよ~!

——-❁ ☾ ❁——-

俺は動画をタップし、実際の挨拶の動画を見ていた。

「ん、?なにこれ、キスしてんのか…?早すぎて見えねぇ…。」

教えるのがテーマとは思えないほどの動画の早さに逆に感心する。世一はいくら止めながら見てみても、頬にキスしているようしか見えない。

「うーん…でもこれがフランス流の挨拶なのか?…少し恥ずかしいけど…やってみるか…?」

俺は心底後悔した。ここで深く調べたりしてちゃんと知識をつけておけば良かった。このちょっとした俺の思いつきで…あんな大恥かくなんて!!!!!

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ここはいつもの食堂。俺はあの動画を見た後、

「まぁ、どっかにノア様が居ればの話だし?」と、スマホを放り出し、小腹がすいたので食堂に来ていた。

(うわっ…クリス・プリンスいる…きまずっ…)

クリス。そいつは前の試合で俺が調子に乗り、イキリにイキリまくって喰った相手だ。気まずくないわけが無い。

(つーか、指導者側の海外勢は大体居んのな、)

まぁそれはそうか。今日は点検日。試合もない。マスター達のミーティングとかもない。一日中教え子達の分析をする訳にも行かないし、こんな事を言いたくは無いが、暇なのだろう。

「潔潔。昼飯食いに来たのか。」

「ふふっ、潔くん遅いから僕達だけで食べに来てたんやで笑?」

「なんか調べ事でもあったの?」

くろな。よう。ゆっきー。ここで相部屋4人組が集まった。まぁそうだろうな。トレーニングルームも道具の点検してるし、行く所ここしかないよな。

周りを見渡せば、餃子を食べてる我牙丸、隣でなにかプンプンしてる雷市。その隣で気分が重そうな國神。アイツらで固まってる癖にとくに会話もなしで黙々と飯を食ってるカイザー、ネス、ゲスナー、オシャグリ。清羅は何故か士道に絡まれてる。ほんとに何故?イガグリはしらん。休みだから抜け出して寺の手伝いでも行ったか。

ん、ちょっと待てよ?

(という事は…ワンチャンノアが居るのか!?)

いやいや有り得ない、真面目で寡黙なノア様だぞ。こんな広い場所で誰かとキャッキャウフフ来るわけが無い!←憧れの人に対して失礼ではないのか。

「あぁ、潔世一。丁度いい所にいたな。」

いるーーーーーー。ふつーにいるーーーーー。

「アッ、ノアサマ、コンチャス、ドーシマシタカ」

何やってんだ俺。なにいってんだよおれ。

「どうしたその喋り方。まあいい。今日は練習が無いが、話したい事が…」

この時。俺は血迷ったのか。それとも本能か。そんなのどっちでもいい。良くないが。

俺はノアが話し出した所、ノア様の顔を両手で押さえ、頬を合わせ、ちゅ♡とノアの頬にキスをする。

しーーーーーーーん…

その場はしーんと静まり返ったあと。男達の大きな阿吽の音と、大きな叫びが食堂に響き渡る。

『ハァァァァァァァぁぁぁぁあっえ?あ、お?えっ、え???????』

くせ強。

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ちゅ♡

食堂に潔世一のリップ音が響き渡る。

その0.41秒後、男達の大きな叫びが食堂に響く。

『ハァァァァァァァぁぁぁぁあっえ?あ、お?えっ、え???????』

「え?」

「ん?」

え、何このノア様の反応。え、ちがうの?これじゃないの?なに、え、こわ、意味わかんなくて逆にノア様大好き。

「いいいいいさぎいさぎ!!!なにしてんだ!!!」

「ちょっと潔くん気ィ狂ったん??、!?なにしてるん?!!」

「あー俺の神様とうとうその道に行ってしまわれたのか俺の神様が汚されていくy」

「黙れどけ!クソチンカスクソメガネ!!!

おいこらチンカス!!なにしてんだ!!!そういう事するのは俺だけっつっただろ!!!」

ゲスナー。俺そんな事言ってないよ。

「何言ってんですかゲスナー!黙りなさい!!!」

「よいちよいちよいちよいちよいちよいちなんでそんなクソマスターなんかに」

「あぁ、清い青年…君もとうとう汚されてしまったのか…およよ」

オシャグリは通常運転なんだな。

「ちょっとドイツ棟のマスターさん???何してるんだい???まさかティーンエイジャーに手を出したのか?119ならもうとっくに用意してあるよ?」

クリス。それ警察じゃないぞ。

「はっ、?何みんなそんな慌ててんだよ笑。

これがフランス流の挨拶じゃないのか?なぁノア。?」

ぽかーん。

「ふっ…潔世一…wお前は本当に最高傑作だな。……w」

俺の発言と同時に、ノアが吹き出す。

俺なんかした?

「あー…潔くん?それは多分、頬にキスするんちゃうと思うで…?」

え。

「潔潔。もしかして動画の見よう見まねでやったのか。」

はにゃ。

「いさぎくん何をしているんだおれのいさぎくんが人に対してキスなんt」

ゆっきー黙って。

「あーwwwあっwwwそーいうことかよwwwwww潔世一wwwwwwかーっwwwwww」

クリス。お前を𝐧𝐨. 𝟐からランキング圏外に突き落とすぞ。

「ふふっ…wwwはっはっはっwwwwww!!!おい世一!!!お前最高だな!!!!www」

ゲスナー。しねよ。

「よいち…よいち…クソマスター…しね…ころす…」

カイザー。こわい。

「世一…!お前がカイザーをこんな風に…!!!」

こわいのPart2。

「あぁ…青年よ…。それは…頬を合わせ、リップ音を鳴らすのが普通。確かにキスする物もあるが…それはほぼ熟年夫婦がするもの…哀れ…」

オシャグリとか言ってごめんな。グリムさん。貴方が1番まともだ。つーか…

「え。まじすか。」

俺の頬、いやいや、頬だけじゃ収まらない。全身。鼓膜や眼球までが熱くなっていくのを感じる。

「ふっ…潔世一。やりたかったことはっ…w分かっているから安心っwしろ。」

いやノア様。そこは笑うべきじゃないです。俺をカバーするんすよ。

「あぁ、えっ、そーか…!!そ、そーだよな!!知ってたし!わざとだし!wこんなのひ、引っかかるとか!はっはっはっw!!!…はっ…ははっ……」

脱!!!!!!!!

俺は全身が赤くなるのを感じながら、唯一バカにしなかった國神と清羅、我牙丸、雷市の元へ走っていくのだった……。


——-❁ ☾ ❁——-

𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀 𝑬𝑵𝑫__???


追記

pixivで活動すると言いましたが、まぁpixivに上げた作品はぼちぼちこっちに投稿していきます。

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