テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

🐙🌟×👻🔪



・初心者

・低クオリティー

・完全二次創作のためご本人様方と全く関係はありません

・本編ではライバー様のお名前は伏せておりません

・流血表現がございます

・作中では行為シーン、♡、///、濁点での喘ぎ等がございます


・地雷様はご注意くださいませ


・「」→🐙⭐️

・『』→👻🔪

・《》→🥷🔫

・〈〉→💡




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







(🐙🌟side)



「ほんと、人使い荒いですね、」




本来であれば、俺は今日休みのはずだった。恋人の小柳くんも一緒に休みだからデートしようね、とか話してたのに。そんな俺たちは今、緊急要請が入ってしまったため絶賛ヒーロー活動中だ。敵は一体一体の能力としては対したほどではないが、数が圧倒的に多い。俺たち西のヒーロー4人に対して果たして何倍だろうか。数えるのも億劫なほどだ。




《敵は僕と小柳で片付けるから星導は市民の避難誘導の方を担当してくれん?》



〈じゃあ俺はカゲツたちの方に加勢しつつ、星導の援助に回るね、〉



「了解。みんな気をつけてね、小柳くんもあんまり無茶しすぎないで。」



『は、俺がこんな奴ら相手に倒れるわけねぇっつーの。お前は自分の心配だけしとけよな。』



せっかく人が心配してあげたのに。まぁ小柳くんがやられるわけもないか。そう思いながら、俺は逃げ遅れた市民たちの元へと向かう。俺は戦闘自体あまり得意じゃない。カゲツみたいに自由自在、身軽に動いたりすることも出来ないし、ライのように自ら武器を作り出して攻撃することも出来ない。ましてや、小柳くんのように風を切るかの如く早く動くことも、瞬く間に相手を倒すなんてもっての外だ。俺にあるものと言えば、この8本の触手。だから俺はこいつらを使って逃げ遅れた人を探したり、瓦礫を退かして避難経路を作ったり、ある意味俺にしか出来ない方法で、後衛としてヒーローの仕事をしている。















すっかり日も暮れて空に月が登り始めた頃。逃げ遅れた人たちを無事見つけ出し、安全な場所へ連れて行こうと動き始めた俺の目には、少し離れたところで3人が必死に戦っているの姿が見えた。接近戦は不利だけど少し距離を取ったところからならリーチあるし加勢できるんじゃ、?そう考えながら、まだ敵が手を出して来ていない、造りのしっかりとした建物への中へと、市民たちを案内していく。その間にも小柳くんたちの敵は倒れることなく好き放題している。なんならあいつら数増えてない?気がついたら俺の方にまで何体か敵が近寄って来ている。ライの力も借りつつ、残っている触手で敵を倒し、やっとの思いで最後の1人が建物の中へ入ろうとした瞬間。急に背後に何者かの気配を感じた。明らかに、今倒してきた敵とオーラが違うというか、違和感を感じて振り返る。どうやら今日会った中で1番強いであろう敵が俺のところまで来たらしい。あまりにもいきなりの事でどう対処したらいいか分からない。ライはまだ別の敵と戦っているし、カゲツや小柳くんとは離れすぎていて、助けが間に合うとは思えない。かと言って俺がこいつを倒せる訳もない。そんなことを考えていると、俺の目の前の敵は建物内へと逃げ遅れた市民を攻撃しようとする。やばい、このままじゃまずい。そう思った俺は無理やり市民を建物の中に押し込み、敵が振り下ろしてきた一撃を全身で受け止めた。





《星導?!》



『おい?!星導しっかりしろ?!』



〈2人とも!星導のことは俺に任せて、〉

〈心配なのは分かるけど……まずはそいつら倒すこと優先!〉





3人が叫びながら何か言っているのが聞こえる。でもはっきりと聞きとることないできない。全身が痛くて、血がどんどん体外へと流れ出ているのが分かる。俺、ちゃんとあの人助けられたかな、3人は怪我とかしてないといいけど。そんなことを思っていたら、視界がぼやけ始めた。頭がぼんやりしてきてうまく物事が考えられない。誰かが俺の顔を覗き込んで話しかけている。しかも複数人が。見覚えがあるような、ないような、一体誰なんだろうか。だんだんと薄れゆく意識の中で、白い月明かりに照らされ少し輝いたようにも見える綺麗な青髪だけが目に留まった。


忘れちゃいけないような、忘れたくない何か。でもそれが果たして物なのか人なのか。それすらも分からないまま、俺は完全に意識を手放した。


















(👻🔪side)




「すみません、記憶が曖昧で…」

「どちら様でしょうか、?」




病院の一室で、最愛の人から放たれた一言。俺の目の前の奴は、頭に包帯が巻かれ、美しい顔には擦り傷がついており、腕や胸元にも包帯が巻かれ、見るからに痛々しい。



《……強い衝撃受けてしもたせいで、記憶喪失になってるらしいねん、》



〈星導、俺たちのことも何もかも覚えてないんだって…〉



『は、……?』




俺よりひと足先に星導の元へ向かっていたカゲツと伊波が、そう教えてくれる。また、忘れられてしまった。大好きな奴に。1番、俺のことを覚えててほしかった奴に。悲しさのあまり、どうすることもできない。涙が一粒、溢れそうになった。しかしこんな所で泣いてしまっては彼が驚いてしまう上に、迷惑をかけてしまう。ましてや人前で泣くなんて俺らしくもない。




「あのー…あなたのお名前は、?」



《こいつ、小柳ロウって言うんよ》



〈そうそう、星導の恋……〉



『俺は小柳ロウ、お前の相棒な。』



そう言った俺の顔を、カゲツと伊波がものすごく驚いたような顔でこちらを見てくる。実際に星導と俺は恋人だが、今ここで、お前と付き合ってる、俺たち恋人な。とか言ったら絶対に彼を困惑させてしまう。星導は優しいから、必死に俺に合わせようと、記憶がないながらに恋人として接しようとするだろう。そんな、彼に負担をかけてしまうような事はしたくない。だからこそ、あえて恋人である事を明言するのはやめた。




「小柳くん、ですか……俺、相棒居たんですね。」

「じゃあ、改めてよろしくお願いしますね、小柳くん。」




俺の名前を噛み締めるように呟きながら、少し照れくさそうに笑いかけてくる星導。そんな彼を見て、何とも言えない感情が俺の心を支配した。俺の中の大事な部分を無くしたような、ぽっかりと穴が空いたような。そんな感覚に襲われた。














星導が記憶を失ってから数週間。相変わらずあいつは記憶が戻ることもなく、未だ入院したままだった。星導に会ったら今の俺はきっと泣き出してしまうだろうからあまり会いたくない。が、しかしどうにかして俺のことを思い出してほしい。そんな気持ちを抱えつつ、俺は高頻度で星導の病室へと足を運んでいた。



「あれ、小柳くん。こんにちは」

「また来たんですね、暇なんですか?w」



『別に暇じゃねーよ。』

『ただ、お前が暇してるだろうから来てやっただけ。』



「なんか、2日に1回くらいのペースで来てません?」

「俺のこと大好きじゃん、」



『……うるせーよ、。』



よっぽど、今ここで、お前が大好きだ、なんて言えたらどれだけ楽だっただろう。頼むから思い出してくれ。もう二度と忘れないでくれ。そう言いたかったけど、言ったところで星導に俺の気持ちが伝わるはずもない。呑気に俺のオトモを撫でながら何やら楽しそうにしている彼を見ていると、何故かとても息がしづらくなった。














更に数週間後。ようやく星導の退院が決まり、俺たち3人は彼の手伝いをするため、病院を訪れていた。記憶は依然として戻っていなかったが、星導はすっかりカゲツや伊波と打ち明けており、記憶喪失になる前と変わらないような距離感の近さになっていた。変わったのは俺と星導の関係性だけ。そう思いつつ、気持ちの整理をつけるため星導の病室を出た瞬間、今まで堪えていた分の涙が一気に溢れ出てきた。




《なんや、お前泣いとるんか?》



『………うるせ、…』



《狼、お前1人で溜め込み過ぎてんねん。》

《なんのために僕達がいると思ってるんや。もっと僕らのこと頼ってや?》




そう言いながら、カゲツに優しく抱きしめられた。人に抱きしめられるなんて久しぶりだし、人肌の温もりに安心してしまった俺はそのままカゲツの腕の中で泣き続けた。





















(🐙🌟side)



初めて、目を覚ました時。俺は全然知らない病院にいて、しかも全身傷だらけだった。何この傷、全然身に覚えないんだけど。こわ、そう思っていると俺の病室に2人組がやってきた。話を聞けば、俺の同期でしかもヒーロー仲間だと言う。何にも覚えてないし、正直に言ってものすごく胡散臭いと思った。それでも、真剣に俺の目を見て話し、俺の容体を自分のことのように心配している彼らを見て、信じてみようと思った。そんな時、俺の病室のドアが開いて、1人の男が入ってきた。一目見た時、うわ何この人。めっちゃイケメンじゃん、とか思った。が、一向に喋ることなく、そのくせ俺のことをじっと見てくるし、ようやく話したと思えば初対面でもうお前呼びかよ、なんて無愛想な奴なんだこいつ。俺の相棒だと言う小柳くんは全然喋らないし、何を考えているのかよく分からなかった。でも、何故か彼は終始とても辛そうな、必死に泣くのを堪えているような表情をしていた。少し吊り目で美しい色合いをした瞳は沈んでいて、それでいて俺に何かを訴えかけているように見えた気がした。何故だか分からないけど。














俺が小柳くんと初めましての挨拶を交わしてから数週間がたった。案外彼はまめらしく、高頻度で俺の見舞いに来ては少し世間話をして帰っていく。滞在時間はさして長くないのに、飽きることなく毎日のように俺のところに来る小柳くん。対して話す内容もなく、軽く喋っては解散する日々。別に小柳くんが来てくれたところで格別楽しいことがあったりする訳じゃないが、俺はいつも小柳くんが来るのを心待ちにしていた。入院中は暇ではあったものの、テレビを見たり、他の患者さんと話したりしてそれなりに楽しく過ごせていた。それでも、心のどこかで小柳くんがいないとつまらないと思っている自分がいた。一体、この気持ちはなんなんだろう。


















俺の退院する日。未だ記憶は戻っていなかったが、だいぶ仲良くなれた同期の3人が手伝いに来てくれていた。彼らの協力のおかげで病室の整理も無事終わり、帰る前に俺の主治医を担当してくれた先生にお礼を言おうと廊下に出た時。




《狼、お前1人で溜め込み過ぎてんねん。》

《なんのために僕達がいると思ってるんや。もっと僕らのこと頼ってや?》



そう言いながら、小柳くんを抱きしめているカゲツの姿が目に入った。そして、カゲツのことを全力で抱きしめ返し、泣きついている小柳くんの姿も。その瞬間、俺は今までのこと全てを思い出した。俺が市民を救おうとして、敵の一撃を食らった日のことを。



「小柳くん、どうして他の男なんかに抱きついてるの?」



『ぁ、…え、?』



「せっかく恋人が記憶取り戻したって言うのに浮気?酷いですね、」




『いや、……これは違くてっ、』



「カゲツもライもごめんね、ありがとう」

「全部思い出せたし、俺は小柳くん連れて帰るから。」




そう言い残し、自分の荷物と小柳くんを携えて、久しぶりに我が家へと帰った。

























「それで、なんで恋人だって言ってくれなかったの?」

「俺のこと、もう嫌い?」



『違う、…星導困らせたくなかったから、』



爆速で家に帰り、ベッドに小柳くんを押し倒した上でこう質問すると、ほんのりと頬を赤く染めた小柳くんは素直に答えてくれた。




「えー、るべち悲しかったぁー」



そう言いながら、彼の唇にそっとキスをする。



『んっ……///』



「今まで忘れてて本当にごめんね、小柳くん。」



『……寂しかったし、悲しかった、』

『だから、………その、…たくさん甘やかせよな、////// 』




「仰せのままに、♡」




軽く、触れ合うようなキスから一転し、深く長いキスへと変えつつ、彼の服を脱がせ、すでに少し濡れているアナにゆっくりと少しずつ指を入れていく。



『ふぁッ、♡ぁぁ”ッ//♡』

『ぁッ、…♡う”ぁッ、////♡♡はッ……♡♡』



「久しぶりにヤるからめちゃくちゃ声出てて可愛い♡」



『んッ///ほしるべ、大好き♡♡』



「俺も小柳くんのこと大好き、愛してる♡♡」



そう言いながら小柳くんのナカに自分のモノを挿入する。



『あぇッ♡♡きたぁッ///んぁ”ッ…///ぁ、ぁ”ッ♡』



「小柳くん可愛すぎでしょ♡」



俺がモノを挿入しただけで、もうこんなに嬉しそうに喘いでいる小柳くんは最高に可愛い。もっとたくさん気持ち良くしてあげたい、そう思ってより早く腰を動かす。



『待ってぇ♡♡あ、ぁぁぁ”ッ~~///♡♡♡』

『んぅ”ッ///激しすぎッ♡♡あんッ♡♡』

『あぇ、、?♡なんで抜くの…、?』



興奮し過ぎて制御することのできない俺は、一度小柳くんのナカからモノを抜いた上でまたモノを挿入し、更に奥へと突いていく。



『っッッッ~~~?!?!////♡♡♡』



腰をガクガク振るわせながら絶頂している小柳くん。けどまだまだ終わらないよ、そんな意味を込めて、俺は更に腰の動きを加速させる。



『待って♡♡今イった、ばっかぁ///♡♡♡あぁ”んッ、んぁ”ぁ”ッ♡♡』

『またっ♡♡♡イっちゃうからぁぁ”ッ///』



「でも俺まだイってないし。」

「もっと奥、突いていいよね?♡」



『んぉ”ッ?!?!♡♡♡』

『おくッ// だめっ♡♡っぁぁ”~~///♡♡』

『ひぁッ?!///♡♡んん”ッッ~~~♡♡♡』



「ごめん、イくッ………///♡♡」



『ぁ、ぁ”ぁぁ”ぁ、ッ~~~~?!?!♡♡♡』



2人同時に絶頂を迎えた。まだイった余韻が残っているのか、腰を動かしている小柳までくんにもう一度キスをしたところで俺も小柳くんも、2人揃って睡魔に襲われた。


















(👻🔪side)



チチチ、と小鳥の囀りが聞こえて目を覚ますと、空は明るくなりもう朝だった。腰痛えな、なんか喉も痛えし。そう思いながら目を開け、隣を見ると無駄に顔のいい恋人が規則正しい寝息を立てている。いくら久しぶりだったからと言えど、昨夜は流石に盛り上がりすぎだ、少しはこっちの負担も考えろバカ。そんな不満を心の中に溢しつつ、星導が俺のことを思い出してくれたこと、そしてたくさん愛してくれたこと、何よりも気持ちよかったからまぁ許してやるか。と自己解決させ、彼の頬にそっとキスをする。



『もう俺のこと忘れんなよな。』



「もう忘れませんよ、約束します。」



『は、…起きてたのかよ?!』



「起きてましたよ、せっかく可愛い恋人がキスしてくれたんだもん、起きるに決まってんじゃん。」




そう言いながら星導は俺を抱き寄せ、キスをしてくる。こいつ、俺のこと大好きじゃん。幸せな気持ちで胸がいっぱいになりながら、俺たちはまた眠りについた。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この作品はいかがでしたか?

5,074

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚