ワンク
死ネタ
夢主が死ぬ
昔の太宰ちょっとクズかも
夢主もまぁクズ
誰も幸せじゃない
「ねぇ太宰、私が死んだらーー」
君は狡い人だった、私から行かなくても、女の子は私の近くに常に居た、だからこそ、私に興味が無い、君が、、君が、、、、
本当に好きだった
「本気なの?太宰」
『嗚呼、私は本気だよ』
「マフィアを抜けるって…やっぱり変わってるね」
『君には言われたくないよ』
「ふーん」
『…………ねぇ』
「なに?」
『私と一緒に光の世界に行こうよ』
「……いいよ」
『じゃあ、さっさと用意してね〜』
「わっーたよ」
哀沢夢主、特に変哲も無い、殺しとは無縁の生活を過ごしていた、でも、たまたま殺しの現場に居合わせてしまって、この闇の世界に来てしまった可哀想な子だった、両親も目の前で殺され、最悪だった。太宰は別に彼女の事をなんとも思ってなかった、強いて言うなら、都合のいい女になるかなぐらい
でも、太宰の顔を見てもなんとも思わなかった太宰は吃驚した、自分でも分かる程の恵まれた顔立ち、それを見て2度見しない女は居なかったから、だからこそ、太宰は気になった
何故女が見向きもしなかったか、それは、その女には心に決めた人が居るから、だから、顔立ちがいいとかどうでも良かった、自分の好いた相手以外の事なんか、どうでも良かった
『ねぇ、君』
「……なんですか、」
『名前は』
「………哀沢」
『苗字じゃない、下の名前』
「教えたくありません」
『僕仮にも君より立場は上だよ』
「だからなんです?それでは、私消えますので」
初対面は最悪だった、でも太宰からのアプローチの末、仲のいい友達ぐらいまでなった
仲のいい友達ぐらいまでなった時、織田作之助が死亡した
女にとって、織田作之助はカレー仲間みたいなものだったから悲しかった、でも、感情をあまり出さなかった
そして一緒にマフィアを抜けた、探偵社に入社して、お互い良き関係になっていた
可愛い後輩も出来て、これからって所で夢主が死んだ
理由は単純、任務で犯人を追っていた時にその仲間に気付かず、撃たれたのだ
1人の虎の少年は慌て、どこかに電話をし、1人の着物の少女は顔を真っ青にし
そして、太宰は、女が冷たくならないよう、必死に温めていた
『敦くん、鏡花ちゃん、君達は犯人を追ってくれ』
【でも…!!】
《そんな状態…!!!》
『大丈夫だよ、頼む、2人に…2人にさせてくれたまえ…』
《……わかりました…、鏡花ちゃん、急いで追行こう…》
【……うん、】
「太宰、私」
『何も喋るな、寝るな、頼む』
「太宰」
『お願いだ…君まで…居なくならないでくれ…』
「…」
『君まで居なくなったら、私は…』
「ねぇ太宰、私が死んだらーーー」
『っっ…どうして君はそんな事を…』
「私は、ーーーーーーーー」
『……………最期の言葉がこんな…』
女の葬式、探偵社や元勤め先のポートマフィアの人も来ていた
マフィアの1人、帽子を被ったガラの悪い男は太宰に掴みかかった
[なんでアイツを守らなかったんだ!!!お前は何をしていたんだ!??!人を助けるって大口叩いた癖に!!!!死んでるってどーゆうことだよ!!!!]
『………………』
[……黙りかよ、くそが]
そこから太宰は一変した、無表情、無気力、食欲不振、誰がどう見ても分かる目の隈
精神科に連れていこうとしても、太宰は断固拒否だった
もう、周りは太宰を助けれなかった、何度も助けようとしたが、全部ダメだった
太宰は、深い深い悲しみで、深い深い絶望で、何も見えなくなっていた
探偵社の皆と笑いあった日々はもう無い、
2人で一緒に食べたご飯も、もう二度と出来ない
何もかも、もう、戻れない、過去には絶対に、戻れない
今の太宰に似合う言葉はまさにメランコリーだろう
「ねぇ太宰、私が死んだら、もがいて、あがいて、周りが見えなくなって、私でずっっっと、、未来永劫、苦しんでね」
「私は、貴方のこと、好きじゃないから」
〜END〜
あとづけ
哀沢はシンプルに喜怒哀楽の哀を入れたかったから
夢主の心に決めた人は誰でもいいです、貴方が好きなキャラでも、今気になっている人でも、好きな人でも
太宰が1番好きな人は、中也でも入れといてください
夢主の両親を殺したのは、太宰
精神科に行かないのはもがいて、あがいて、どうしようもなくなっているから
自殺しないのは、夢主の最期の言葉、未来永劫苦しんでねを守ってるから
探偵社の人達は、夢主を失って悲しいが、これ以上失いたくないから、太宰を頑張って救おうとしてる
今後、太宰が立ち直れる事はほぼ無い
コメント
1件
なんか忍たまの夢小説とか漁ってたら死ネタ克服出来てなんなら好きになったから書いた、久しぶりの投稿がこれでごめんね、勢いで書いたから誤字脱字あるかも💦