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昔最年少であった審神者、当時6歳の本丸が襲撃され審神者は命を落としかけ政府に転送されたが、政府機関で精密検査をしたところ審神者の霊力が弱まっており、その場で審神者の資格を剥奪さ!審神者では無い者(部外者)の手術は政府で行えないため現代に送られたという話があった。
この痛ましい事件から11年がたっていた
「いや、生きとりますけども!!」
政府の記録帳に記されていた自分の事件を読みグワッと叫ぶ
「も〜主さま〜お声が大きいです〜」
「こんちゃん!わ〜会いたかった1000年ぶりくらいの感覚!それ以上かも!」
「11年ぶりですね」
私の霊力が回復し、というか昔よりも霊力が大幅に強まって政府から審神者やらないか勧誘をうけたので、もう1回審神者やります私
「……あのさ、わたしの、本丸どうなった、?崩壊、とか」
「主さまが創設なさった本丸は今でも元気に成長なさってますよ〜!」
「ほぇ〜良かった、今ってどんな人が引き継ぎ審神者してるの〜?」
「先月辺りから審神者様いらっしゃならかったような、、」
「えどゆこと?」
「主さまが創設なさった本丸定期的に審神者様が変わるんです〜男子様達の意見だそうで、、なので今は誰も審神者様いらっしゃらないですね〜」
「…………え、それさぁ!私引き継ぎ審神者していい?」
「あ!ぜひ!」
そこから他の審神者に本丸を引き継がれないようにせっせと書類をすすめて、本丸に行く当日
「誰も迎えてくれないとかある?てか気づかれないとかある?」
「ん〜男子様ならお気づきになるのでは??ぁ、でも、、主さまお綺麗になられましたし……」
「え!こんちゃんあとでおやつあげる!」
こんちゃんに褒められてルンルンになったまま歩いて進んでいると大きい本丸があった
「すっごい大きい本丸だねぇ、、」
「主さまの本丸ですね!」
「え?!」
「こちらからお入りください!」
「ぇ、裏口じゃん?」
「悪気はなかったのですが、昨夜主さまの手記を読んでしまいまして、、」
「あ゙」
手記には久しぶりに会って驚かせたい!って書いてた気がする、、
「…お気遣いどうも」
「いぇいぇ!なんでもお任せ下さい!お荷物お預かりします! 」
こんちゃんに地図だけ渡されて、こんちゃんは先に私の部屋に向かって行った。荷物を置いてきてくれるらしい
「……最初にどこ行こうかな」
絶対誰かしらいるし台所
パタパタと足早に向かっているとドンッと誰かとぶつかった
「わ!ごめん!見てなかった」
「きゃあ!ごめんなさい!僕前見て、」
「わぁ、乱ちょう可愛い〜!軽装だ!」
「ぇ、あ、あるじさ、ボク、ぇ」
「あぁ!今日からもう1回乱の主さんになります!またよろしくね!」
「あるじさん!!!」
「ぐぁ」
ぎゅぅっと力強くハグされる
「……生きてた、ほんとに、死んじ、ゃったと思って、ボク、あるじさんの、こと守れなかったから、」
「守ってくれたじゃん!覚えてるよ?あ泣かないで〜、乱〜可愛いお顔が〜〜、、ごめんね、心配かけたね」
「……もう、離れないでね、?」
「もちろん!」
「…どこに行くの?、ボクも一緒に行く、!」
「んっとね〜特に決まってないけどみんなに会いたい!」
「薬研とか加州は部屋にいると思うなぁ、三日月さんとかは畑かなぁ」
「あ、でも会いに行くよりも大広間で招集かけた方が早くかも」
「確かに!あるじさん天才だ♡」
懐かしさを感じる乱の褒め言葉に涙が出そうになる
「招集終わったらあるじさんの髪結ってもいい?」
「うん!いーよ」
「……みんなの驚いた顔みたいから招集まであるじさんが来たこと秘密にしておくね!」
「んふ、乱は可愛いね。すぐ招集かけよう、着替えるから自室行くね〜」
「すぐ!すぐ来てね!ボクみんな呼んでおくから!待ってるね!」
自室に戻るとこんちゃんが着物の着付けをしてくれて、着終わると立派になりましたなって涙を流された。腰まで伸びている黒い髪をとかしす
「さぁ!向かいましょう!」
「みんな居るだろうし急ご〜!」
着物が着崩れない範囲で早歩きをし大広間につく、みんなが頭を下げている中横を通り前に星座で座る。前から見ると昔よりも圧倒的に男士の数が増えていて圧巻された。
「顔を上げてください」
私の声掛けに応じて顔を上げるみんな
私と面識のある男士だけ動きがおかしくなっていて少し面白い。主?主では?みたいな顔してる
「審神者番号○○番改め、△△番です。未熟者ではありますが今日から再びよろしくお願いいたします。以上を持ちまして挨拶とさせていただきます。集まって頂きありがとうございました」
頭をさげて、見上げた瞬間に押し倒された
「んわ〜ぁ清光!」
「主のばか!帰ってくんの遅すぎ……、おかえりっ、」
「ただいま、って極じゃん!可愛い!いいね〜」
泣いてる清光をハグしながら起き上がると大広間は阿鼻叫喚って感じだった
「やばい長谷川が枯れるほど泣いてる」
「俺見てないけど、想像、つく、」
「その長谷川を燭台切が半泣きで介抱してる」
「何それ〜、、見たすぎ、」
「主、帰りがちと遅すぎるな。じじいは待ちくたびれてしまった。おかえりなさい」
「わ〜三日月さぁん!!いやぁ申し訳ない〜!ただいま!!」
「あるじ、おかえり。待ってた」
「え!鳴狐の声こんなにハッキリ聞いたの初めて!!ただいま〜!」
遠くで薬研が静かに泣いてるのが見えてつられて泣いてしまう。泣いてる私を見て清光ももっと泣くし、三日月さんも顔を背けるものだからさらに泣いてしまう
大広間でひとしきり泣いたあと現代から持ってきたお土産みんなに渡したり、初めて会った子達には改めて挨拶して回ったりしてた
長谷川と燭台切の2人を両隣にして泣かれながら粟田口の短刀ちゃん達をなだめてた時が1番大変だった。みんな返した後にいち兄も静かにポロポロ泣いてて、よくぞご無事でって言われたからまた泣いてしまった
次の日は乱に結ってもらった髪で万事屋いって色々買って宴したり、誰が近侍するかの手合わせ大会なども行われてた
今日からまたここが私の家。大好きな本丸だ
ただいま
「「「「「おかえり!」」」」」