ナニカ「宇宙から来たんだ。 」
ゆづき「宇宙、?宇宙人!? 」
私は目を輝かせて、興味津々で聞いた。
ナニカ「そうだな….」
ゆづき「どうして地球に来たの? 」
子供の様に質問をした。
ナニカ「地球人と、共存出来るかどうか確認し
に来たんだ。…. 」
ゆづき「共存….ふーん….」
共存したいのなら私を殺す事は無いだろう。
少し落ち着いて言う。
ゆづき「なんで共存するの?」
ナニカ「私達が住んで居る所は狭い。私の先輩が
地球人は優しく、私達の環境と似ている。」
ナニカ「そう言われ、様子を見に来たのだ。」
ゆづき「私に見られて良かったの? 」
ナニカ「見られて殺されたら危険な所…とされ
共存する事は無いだろう。」
ナニカ「実験として、別に良かっただろう。」
ゆづき「そっかぁ、ねえ」
私は休む事無く質問を続ける。
ゆづき「この耳に付けてる物以外に、何か道具あるの?」
ナニカ「あぁもちろん。」
ナニカ「空を飛べる物、時空を変え過去、未来に
行ける物、透明になれる物、瞬間移動
出来る物」
ナニカ「とかだな。」
そう言って道具を見せてくれる。
ゆづき「道具の名前無いの?」
ナニカ「あぁ道具は道具なんだ、私達のように生きて無いからな。」
ゆづき「へぇ借りて良い?」
ナニカ「そうか….まぁ良いだろう。」
ゆづき「やったあ!ありがと」
ゆづき「瞬間移動と透明の奴ちょーだい」
ナニカ「あぁ分かった。」
ナニカ「何に使うんだい?」
ゆづき「….この世を正しくするの。」
ナニカ「….そうか。」
ゆづき「この世にはね、ロボットの漫画が
あるの、そのロボットは未来から来てね。」
私はあの有名な漫画、アニメの話をする。
ゆづき「ポンコツな主人公の助けをしに来た
その主人公に道具を貸す、でも主人公は」
ゆづき「使い方が下手、私だったらもっと、」
ゆづき「もっともっと上手く使えるのにって、思っちゃうんだ。私はこの世を正しくする為」
ゆづき「この道具を使う。」
私は淡々と語る。20代後半の人が何言ってるんだと思う。けど宇宙人は黙りずっと
聞いてくれた。
ナニカ「あぁ、」
たった一言、言いまた黙る。
ゆづき「….私の家来る?」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!