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シャンプー台は妖艶にして、ムーディーな雰囲気。俺、こんなとこ来たことないから
落ち着かないことこの上なし。
「痒かったら言ってくれな」
「は、はい」
「流したりないとこあったら言ってくれな」
「は、はい」
髪の毛を切っただけで、とゆーか、この場にいるだけで、とゆーか、手越くんと同じ空気を吸っているだけで、もう陽キャの仲間入りになった気になっていた。
フフフ。
なんだか、この特別感。
陽キャなる魔法はまだかかっているようだ。
マッサージもしてもらい、トリートメントもしてもらい。
幸せだった。