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琥楽side
騎士のターン。
最初はどんな曲が来るのか。正直想像できない
なんせこのメンバーになってからまだ一年も経ってない。元々ゲストで翔さんが来てたりしてはいたけどこの4人でのオリジナル曲はまだ少ない。
…活休中のそうまさんの代わりのヘルプとして去年出てたのはそうなんだけどね。
「どの曲やるんだろうね?」
隣で少しゆっくり歩くくにのちゃんに話しかける
「ん〜いれりすさんの割合が今多いから…って言ってもエゴを突き通すから関係ないのかw」
「確かにw」
…体が疲れてるだけっぽいな。
「…ねぇこた?」
「ん?」
観客席にもう少しで入ると言うところで彼女が立ち止まる。ほんの少し笑ったようなふわっとした笑顔
「さっきね、てるとさんがちょっとだけ近い存在に感じられたの」
「?」
「…私たちより長く活動してて、人気で、プロで。でもそんなフィルターを外したら…ただただひたむきに頑張ってる女の子なんだなって。」
…確かにそれはそう
自分たちより圧倒的に上の存在なんて叶うわけがないと思いがちだけど実際は自分たちが思っているより何倍も近い存在。
「そんな人たちと勝負できるなんて、協力できるなんて本当に恵まれてるよね!」
「…だね」
周りの人を信用できなかった子が人と関われることを「恵まれてる」と話す。なかなか実感することはできないけど、くにのちゃんも変わってきたんだな
「よし!行こう!」
「ちょ、今そんな走ったら…」
「ぅ!」
急に走り出して三歩目ぐらいで倒れかけたくにのちゃんをギリギリで支える
「…体疲れてるんだから。最近ハードスケジュールだったし。気をつけて!」
「ぅ、すみましぇん…」
「も〜ほら、行くよ」
…変わったけど変わってないなぁw
〜
曲のイントロが流れる。ふわふわとしたシンセの音。その瞬間会場が「すたぽら」の空気から「騎士X」の空気に変わる
真逆の空気に一瞬で引き寄せるこの力はなんなんだろうか。
《 「ねえどうしたらいい分かんないの」 》
《 そう言って遠くを見てる 》
《 欲しいものはすぐそばにあるのに 》
《 それでも 痛いのが幸せなんでしょう? 》
思いっきり熱唱しているわけではない。そのはずなのになぜか心の奥底からの叫びが聞こえる。
…まひとさんが活動休止を始めた直後に発表されたオリジナル曲。当時は翔さんのパートをそうまさんが歌ってたっけな。
《 傷ついていたいんでしょう? 》
…なんて切なくてなんて熱い曲なんだろう。この表現力で会場が飲み込まれる。…というより、本心でそのまま歌っているからこそできるんだろう。
会場が青い海の中に溺れ底の中で見えるたった四つの光。それに釘付けになる他何もなかった
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
今回⚔️様が歌っていた曲は「egoism」といって一時期というか今でも本当に狂ったように聴いていたので「これだ!」ってなって即決しましたwぜひ聴いてみてくださいね。
琥楽さんから見た大先輩のステージ。程遠い存在に見えますね
それでは!また次回!
コメント
2件
SC尊い💕✨️🎯ちゃんのお姉さん感がたまらん((( egoism!聞いたことない!今から聞きに行ってきます! 投稿ありがとうございます!!続き楽しみにしてます!!!