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マックス「どうしました?”アキナ”ちゃん」
マキナ「”マキナ”です」
マックス「マキナちゃん」
マキナは助けて貰いたいんですけど…と
固まった強化人間3人を見ながら頼んできた。
マキナ自身、止め方を分からなかった以上、
協調性皆無の2人に頼むしか方法がなかったのだ。
マックス「あー…全滅したんだ」
マキナ「…はい」
マックス「いいよ」
マキナ「え…いいの?」
カート「あぁ。 いくら出せんの?」
お金取るんだ、と思ったのはマキナも一緒だった。
ある程度リスクを背負わせるのも分かるけれど、
まさかの80円も取るらしい。
流石に分割も出来るらしいが。
あまりにも大きい金額に驚いたマキナが
「あんたら一般人相手でも
そんな金額請求すんの?」
…と聞いた。
マキナもマックスとカートの職業は、
ある程度聞いていたから 「ぼったくり!」というより、
普通に抱いた疑念だろう。
正直、金持ちでもないと80円は パッと払えないし
払えるとしても毎月チマチマ払うだろうし。
カート「…お前何言ってんの?」
「取引相手がどこの誰だろうが どうでもいいんだよ。
金さえ払えば仕事するつってんの」
マックス「妥当な金額受け取れれば仕事するし、
払えないなら何もしないよ?」
「別に親切でやってる訳じゃないんだから」
『……マキナさん、半分払いましょうか?』
そう小声でマキナに聞くと、大丈夫。 ありがと、と 頭の右側を触り始めた。
マックス「え!なんか急に40円振り込まれたんだけど」
カート「は?このタイミングで?」
マキナ「それ前金ね?
残り半分は仕事終わってから払うのでいい?」
カート「…お前何者だよ?」
サラッと40円を振り込める財力があるマキナに
今度はカートが疑念を抱いた。
マキナ「何言ってんの?」
「あーしがどこの誰なんて どうでもいいじゃん。
金さえ払えば仕事してくれんでしょ?」
マキナの答えに2人は立ち上がり、
ダルそうに仕事を始める準備を始めた。
カート「オーバーライド、どんぐらいかかりそ?」
マックス「タイタンのキルロイ後期型モデルでしょ?
多分45秒とか」
カート「オッケー…バッファーは?」
マックス「3」
カート「了解………じゃ、お願いしまーす」
マックス「お願いしまーす」