下書きみてたら出す予定だったバレンタインネタが忘れ去られて放置されてました💧
10日遅れのバレンタインってことで大目に見てください(遅すぎ)
𓏸 紫桃
𓏸 R15
𓏸 ケーキバース前提
𓏸 バレンタインネタ
📢「あっま。」
📢「…でもチョコみたいな味で好みじゃねぇかな」
いつかは忘れたが、そんなちょっと前に放ったいるまの言葉がフラッシュバックする。
🌸「…….チョコ、」
噛む、舐める、キス、セックス。
様々な行為でフォークのいるまに味を与えてきたが、唯一吸血は好まない様子。
いるま曰くケーキの血液はチョコみたいな甘さで苦手なんだとか。
🌸「………へぇ、」
そこら辺のカップルとはちょっと違って、俺らはセフレみたいな存在。
あいつの欲求を満たすがために都合よく味を与えている立場故に、いるまの事を好きだなんて思ったことは無い。
なんなら嫌いまであるレベルだ。
🌸「…っふふ、」
そんな彼はチョコがだという有力情報を得たからには、動じないわけが無い。
🌸「…ねぇ」
📢「あ?」
俺より一歩前を道行くいるまの袖を少し強めにぐいっと引っ張る。
🌸「今日なんの日でしょーか」
📢「バレンタイン」
🌸「うわ結構食い気味…」
服が伸びるだろうと言いたげな顔を浮かべて、俺の手をぱっと払ういるま。
そういうところだよ、お前の嫌いなとこ。
🌸「…ん、あげる」
今日のためにわざわざ作ってきた手作りチョコレート。
不慣れな手捌きで何とか仕上げたそれは、全てお前への復讐。
📢「なにこれ」
🌸「バレンタイン」
📢「んなこと分かってんだよ」
仮に恋人という肩書きがある上に、一般的な常識は一応持っている彼だから貰い物を無下にはしないだろう。
不味くてもきっとひとくちは食べる。
🌸「………w」
俺の憎しみと復讐の意が込められたそれを喰らって、せいぜい苦しむがいい。
嫌いなチョコレートを半ば強制的に食べなければならない曲面、お前はどんな顔を浮かべる?
📢「中身の話。」
🌸「食べて確認してよ」
ほら、魅せろよ。
普段の俺よりも上手な造り笑顔を。
📢「…いただきます」
🌸「………….」
____彼は手に取って、口へと運んだ。
📢「…ん、美味。」
🌸「………え。」
思っていた反応と違う。
心の底から思っていそうな美味しいという顔。
口角も無理にあげている感じも無ければ、目も笑っていて迷いもなく飲み込んだ。
📢「…なにその反応」
🌸「へっ!?…..あー、…..いや?」
計画倒れだ。
本当に喜んでもらっちゃ意味が無い。
📢「…さぞ大変だったんだろうな」
📢「嫌いな奴にあげる本命風義理チョコレート。」
🌸「…..は、?」
にんまりと口角を上げて舌をべっと出す。
その舌はブラウンがかっていて、俺の復讐が難なく溶けてしまったようだ。
📢「残念だったな」
📢「チョコがいちばん好きなんだわ」
🌸「っ…なんでそんな嘘、…」
舌をしまって不敵な笑みを浮かべる。
ゆっくりと開いた口から放たれる言葉は、今までに無いほど嬉しそうな喋り方で。
📢「だって───…」
そう放たれると同時に、うなじにビリッとした激痛が走る。
食い込んで突き刺さる八重歯がまるで稲妻みたいで。
🌸「っい、゙…!?//」
📢「…っ、…….♡」
それに加えているまの荒い鼻息と吐息がかかって、頭がふわふわする。
🌸「ぁ、゙…や、っ…..♡」
🌸「ぃた、…ぃ゙…/(涙目)」
肌を滑る舌の優しさと食い込む歯の痛さの緩急に頭がついていけない。
ゾワッとする感覚とふわふわする感覚に同時に襲われて、わけが分からない。
🌸「は、なぜ…っ、…♡」
🌸「ぃる、ま…ぁ…../(涙目)」
📢「…っ、…♡」
いるまはストップの言葉にも耳を傾けず、俺のうなじを噛み続ける。
🌸「ぁ、゙…んっ、…/(涙目)」
🌸「はーっ、…゙…♡」
思いっきり強く噛まれたことによって血が出てきたのだろう。
それをぺろっと舐める度にゾワッとするのに、なんだかふわふわもする。
🌸「…っう、ぁ…../(涙目)」
🌸「っはー、゙…….♡」
時々上擦る自分の嬌声が気持ち悪くて、どうにか抑えようと自分の人差し指をガリッと噛む。
📢「…噛むなら俺のにしろ」
🌸「あぇ…っ、…♡//」
すると手を退けられ、代わりにいるまの手が突っ込まれる。
しかし、ゴツイ指輪がはめられているから噛むことが出来なくて声は抑えられないまま。
📢「…….っ、…」
🌸「…っん、ひ…!?♡//」
🌸「ぁ、゙…..う…っ、…/(涙目)」
うなじだけじゃ飽きたのか、今度は首筋に噛み付いてくる。
また歯が食い込むあの痛い感覚。
🌸「はっ、…..ん…っ、/(涙目)」
🌸「うぅ…っ、…♡」
少し荒いいるまの息がかかってくすぐったいし、肩でソフトに添えられる手がいやらしくて意識がそっちに持ってかれる。
📢「…腰ゆるゆる動かしてやんの」
肩にあったいるまの手は流れ落ち、俺の腰にたどり着いた所でぴたっと止まる。
それでもまだ首筋も独占されたまま。
🌸「も、っ…まじて…っ、…♡//」
🌸「はな…せ、…っ…/(涙目)」
📢「離す?笑」
耳元で笑い混じりに放たれるのは小馬鹿にしたような声質。
俺とは真反対に余裕しか無さそうだ。
📢「目の前にこんなにも美味そうなチョコがあんだぞ」
📢「…..そりゃあ食べるっしょ。」
🌸「っ、…..!//」
そういい腰に添えられていた手は一枚の布を潜り、俺の太腿をツー…っと撫でる。
そのまま行き止まりに辿り着き、いるまはそっと優しく触ってくる。
📢「…..頑張れよ」
📢「義理に捧げる本命チョコレート」
コメント
10件
か、か、神作を見つけたッ✨ 紫さんのSは需要しかない! 何度も読み返させて頂きます✨
やっぱ紫のドsとそれにしっかりとハマる桃が最高すぎるんすね 神作品すぎて普通にニマニマしてしまった... うん...本当に好きすぎて言葉が出ない! めっちゃ好きなので何回も読み返させて頂きますありがとうございます🙇♂️
Sっ気たまんねぇさいこう