「本当にそれでいいの?」
「あぁ」
皆黙って、俺を見てる。
「はぁ~いいよ」
「恩に着る」
「誇彌ヨ我世界ノ譁御ノ梛瓊惡戯蔬拿駝ノ願イヲ歟做ヘタ嘛穢瓠瀨裹彝ノ嘉彌スクノ名ニ永劫ニ誓ウ」
すると、霧に包まれ、俺の傷は、無くなっていた。結弦は、それを見て、大粒の涙をぽろぽろと流していた。
「良かった…」
「……そろそろお時間」
「そうですね」
『そうだね』
「分かった」
スク以外全員現実世界に帰った。
「蔬レで、阿嘛エノね鵝鑄は做ン黙」
「あはは、まだ1人叶えてないでしょ?」
「霸鵺ク贄髏」
「へいへい」
俺が目覚めた時、知っている感じの天井だった。
「何処だここ」
「俺の家だ」
声がした方を見ると、椅子に座って本を読んでいる結弦の姿だった。
「お前が助けてくれたんか、サンキューな」
「まぁ寝れ、傷も痛いようだし」
「あはは、悪いな」
俺は、眠りに着いた。夢を見た。懐かしい感じがあり、誰かと遊んでるだけど、結弦では、ない。でも、雰囲気は、似てる。
(誰だっけ?)
「良かった…」
結弦は、俺の知らない間に、泣いていた。