めぐろ）　はぁ“、はぁ…（ふらっ）

体がおかしい

めぐろ）　ぅ“、ぉぇ“っ…

嗚咽が止まらない

めぐろ）　はっ“…ぁ“、（座）

めぐろ）　岩本くっ“、…

楽屋から離れた場所で座り込んでしまう

すたっふ）　っぇ、！？目黒さん！？大丈夫ですか！？

めぐろ）　ぉえっ“、…岩本くんっ“…..

すたっふ）　岩本さん呼んでくださいっ、！

空間がぐるぐるしてる

前が見えない

めぐろ）　…っ“、うぁ“っ…ぁぁ“…（泣）

涙が溢れてくる

体を丸めて声を出して泣いた

めぐろ）　ぁ“ぁっ、ぅ“っ、（泣）

＿蓮

＿蓮、！

俺の名前を呼ぶ声が聞こえて顔を上げると

目の前に照くんの顔があった

心が落ち着く

いわもと）　大丈夫…じゃないよな、

いわもと）　とにかく落ち着いて、（背中摩）

めぐろ）　岩本くっ…ん、…（抱）

思わず抱きついてしまった

いわもと）　うぉっ…めめ、…？

めぐろ）　んっ“、くっ“…（泣）

声を押し殺して泣く

すると俺の体に手が回されて頭をぽんぽんとしてくれた

いわもと）　…無理すんなよ、蓮

めぐろ）　ん“~っ…、（泣）

いわもと）　みんなと話そう、ね…？

めぐろ）　ぅっ…、（泣）

いわもと）　大丈夫、俺がついてるから

めぐろ）　ぅん…、

楽屋の前までゆっくりと歩いて来た

手足が震える

めぐろ）　は~っ…、（戸手掛）

このドアを開いたら第一声なんと言えばいいんだろうか

入ったらなんと言われるのだろうか

そんな事が頭の中を駆け巡る

いわもと）　緊張してる、？

めぐろ）　っは…ぇ、してなぃ…

つい強がってしまった

弱さを見せようとしない自分が憎く感じる

いわもと）　…大丈夫だからな。

ドアノブを掴んだ俺の手に岩本くんの手が重なる

いわもと）　深呼吸、

めぐろ）　ふ~っ…は~っ…

いわもと）　123で開けるよ

めぐろ）　うんっ、

岩本くんのカウントが始まる

いわもと）　1、

いわもと）　2、

3