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「ミリア様、」
「どうしたの?」
「先ずはこれを見てもらえないでしょうか」
「ええ。」
(タブレットの音声から)
「「とりあえず、上位闇魔法、不毛の大地」
「発動!」
「アイシクルランス!」」
「ファイアアロー」
「分身体!」
「神の祈り」
「この魔法は、」
「ええ、上位闇魔法 不毛の大地、あらゆるものを枯れさせる魔法です。」
「更に、私しか使うことのできないアイシクルランス、神にしか使えない神魔法まで…」
「嘘、なんでこいつが、しかも上位魔法をいくつも連続で、
こいつは、こいつのスキルは、『不老不死』のはず
しかも死者蘇生までやっているのにどうして生きているの
あいつは私がスキルで殺したはず、しかもスリープまでかけたのよ」
「え?」
「ミリア様、前の転移者の実験体で行ったスキルの複数所持の実験結果は、」
「ええ、爆発したり、能力がなくなったりして、どれもこれも失敗よ
じゃああいつも固有魔法持っているの?」
「いいえ、固有魔法欄は空欄(プランク)でした。」
「ではなぜ」
「やはり解体したほうがよいのではないでしょうか」
「そうだね。私たちには、これがあるからそんなこともできるんだよね」
そういうミリアが持っていたのは、たくさんの模様のついたキーホルダーのついていロープだった。
「そうですね、これがある限り私たちに逆らうことはできませんから」
「さあ、あなた達、私のために踊りなさい」
魔法を使ってから、私たちは個別の部屋を与えられていたので、部屋割りを決めていたところだ。
結局私は余った部屋になるのだろうけど。
「まきっちはこの部屋でもいい?」
「うん、大丈夫だ」
え?
「ここ、倉庫だよね?」
「ごめん、余っているのここしかなくって」
「2人部屋とかもないの?」
「あるにはあるんだけど、Aランクのスキルを持つ人たちがワーキャーいってさ、Aには私たちには手も足も出ないからこうなっちゃったんだ」
「わかったよ。」
「マジ」
「ありがとう」
「じゃあうちはこれで」
「うん」
「本当にここ倉庫だよ」
「しかもほこりまみれ」
「とりあえず掃除しよう」
お掃除中
「大体寝る部分と物を置く部分、本棚は設置できたな」
「作業台も置きたいし、明日はここを整理するか」
「でも、掃除が終わったから後は整理だけなんだけどね」
「さてもう9時だし寝ようかな」
「おやすみなさい」
誰もいない倉庫の中で、初めての異世界での夜は更けていった
「ふわ~(伸びている)」
「今日は何をするんだろう」
「取り敢えず、話せる人たちのところへ向かいますか」
てくてく
「私に唯一話しかけてくれて、唯一の話し相手」
「凛ちゃんのところに」
コンコン
「りんりん~」
「あ、まきっちじゃんどうしたの?」
そういっているりんりんは部屋の整理をしているようだった。
「私たちはどこに行けばいいの?」
「えっとね~あ~ここここ」
りんりんがポケットに入っていた地図を見せてきた。
「今私たちがいるのがここね。」
「うん」
「ここが私たちが最初にきたところ」
「そうだね」
「そして向かうのは、ここ。」「ここって結構複雑だよね」
「そうだね」
「じゃあ、一緒に行こう!」
「わかったよ。」
てくてく
「もう人がいるんだね」
「あと何分でご飯食べれるの?」
「昨日の昼ご飯も夜ご飯もおいしかったね」
「そうだね!」
「今日の朝ごはんは何かな?」
「皆さん朝ごはんの準備ができましたよ」
「「「ハーイ」」」
「今日の朝ごはんは何だろうね」
「おっ!?」
「お肉じゃん!」
「高価なお店のメニューみたい!」
「「「いただきます」」」
「いただきます」
正直言って、あまりここの料理は食べたくない。
私たちのことを囮にしようとしている人たちが作る料理なんだよ、食べれるわけないよね!
じゃあ、なんで食べているのかって?私、毒が聞かないから
でも、夜ご飯も朝ごはんもみんなの様子を見る限り毒は入っていないんだよな
だから大丈夫だとは思うんだけど
「これおいしい!」
「本当にね!」
「困難いおいしい料理を食べたのは生まれて初めてかもしれないよ!」
「本当にそうだね」
「お、おいしい(●’◡’●)」
おっと、私と同じくらい、いやそれ以上に陰キャの猫奈さんが声を発した!可愛い声だな~うらやましい
おかわりってあるのかな
私はこう見えて食べることが大好きなのだ。
「ごちそうさまでした!」
「ねえりんりん、次ってどうすればいいの」
「りんりん~」
「おーい」
「聞いているのー」
「りーんりん」
「w(゚Д゚)wハッ!」
「りんりん?」
「?」
「ようやく聞いてくれた!」
「ようやく?」
「?」
「ようやくってどういうこと?」
「さっきからずっと話しかけていたのに何にも反応しないんだもん、おかしいと思って、」
「さっき言った一回だけじゃないの?」
(つまり、催眠状態になったときの記憶がないのか)
「うちの聴き間違いかもしれないから」
「さっきからずーっとぼーっとしていたし、そうじゃないの?」
「そうだと思う」
それから私たちは
「皆さん、今日は、魔物を倒し方をお教えします」
「魔物とは、魔族の先祖が同じだといわれています
ですが倒し方は異なるため、注意してください。」
「魔物の倒し方ですが、普通に致死の攻撃を与えることと、魔物の核となる核石を破壊する方法との二つあります。」
「最後のは、弓使いが弓を使うかや剣士が剣でつくかそれくらいしかありませんけれど」
「なので主流は、普通に攻撃することですね」
「早速ですが魔物の大量発生している場所へ行きましょう。
私についてきてください」
「「コクッ」」
「「はーい」」
「はーい」
じゃあ、いきますか
魔物討伐