テラーノベル
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グロ注意。通り魔のお話です。
たくましい桃くんが書きたくて書きます!
HappyENDなのでご安心を。
なんでもありな人のみ見てください
「盾は笑って倒れた。」
橙「なあ桃?今日なちょっとええことあってん」
夜道。
橙が俺の隣で弾む声を出す。
桃「なに」
橙「帰ったら言う」
桃「今言えよ」
橙「焦らすんも愛情や」
くだらない会話。
街灯の下、影が重なる。
その時だった。
背後から、硬い足音。
速い。一直線。
橙が振り向く。
俺も振り向く。
目が合った。
男の目は濁っていた。
焦点が定まらないまま、
まっすぐこちらを見ている。
右手に、刃。
距離、三歩。
橙は固まった。
その一瞬、世界が引き伸ばされる。
橙の横顔。
息を呑む音。
風が止まる。
――間に合う。
俺は橙の肩を掴んだ。
全力で、横へ。
橙「桃!?」
驚いた声。
そして同時に、腹に衝撃。
刺された、というより。
強く押し込まれた感覚。
体の奥で、何かが裂ける。
遅れて、焼けるような熱。
息が抜ける。
空気が、入らない。
桃「かは、、”ッ”、、、!? 」
視界が白く揺れる。
でもまず確認する。
橙。
倒れているが、血はない。
無傷。
その瞬間。
笑ってしまった。
桃「はぁ、、ッ”、、ふ、、…」
「……はぁ、”、よかった、笑」
橙が俺を抱きとめる。
橙「桃!!」
俺は腹を押さえる。
温かいものが滲む感覚。
でも笑いが止まらない。
桃「なあ、橙、、、、?笑」
声がかすれる。
桃「見たか? 俺、ちゃんと前出た、、笑」
橙の手が震える。
橙「喋るな! 救急車!!」
桃「俺さ……笑」
呼吸が浅い。
桃「ずっと思ってたんだ…ッ”、、、笑」
視界が狭くなる。
桃「お前に刃向いたら、迷わず行けるかなって、、笑」
橙の涙が落ちる。
桃「行けちまったよ、、笑」
笑う。
本気で。
誇らしくて。
桃「俺、盾になれた、、笑」
橙が泣き叫ぶ。
橙「嬉しそうに言うな!!」
桃「嬉しいよ、、、笑」
意識が遠い。
でも最後まで話す。
桃「お前、無事だろ……それでいい。」
橙の頬を指先で撫でる。
桃「俺、役に立った…、、なぁ、、、笑」
視界が暗くなる。
橙の泣き顔が最後に映る。
俺は、笑ったまま、落ちた。
目を覚まさない。
一日目。
橙は椅子に座ったまま。
橙「桃、俺おるで」
三日目。
医者が言う。
医師「手術は終えましたが、意識回復は不明です」
五日目。
橙は眠らない。
橙「起きたら怒るで、お前のこと。 」
七日目。
声が枯れる。
十日目。
橙は俺の手に額をつける。
橙「守らんでよかったんや」
十四日目。
笑えなくなる。
十七日目。
橙「桃……俺な……」
震える声。
そのとき、指が動く。
桃「……橙、、?、」
掠れた声。
橙が崩れ落ちる。
橙「ばーか!、あほ、、!」
桃「ごめん、…笑」
久しぶりに聞く低くて安心する声
橙「もうダメかと思った、、、」
桃「ばーか、死なねぇよ、」
今まで以上にこの時間が大切だと感じた。
退院後。
包帯が外れる。
腹に残る深い傷跡。
橙が触れる。
震える指。
橙「……これ、一生もんやん」
涙がぽたぽた落ちる。
橙「俺のせいや」
桃「違う」
橙「俺がおらんかったら」
桃「俺が選んだ」
俺は橙の手を握る。
桃「お前守れた証拠だ」
橙が崩れる。
橙「そんな証拠いらん!」
嗚咽。
その夜から橙は夜道を歩けない。
物音で固まる。
包丁で手が震える。
俺も眠れない。
夢で、あの瞬間が蘇る。
でも言わない。
守ると決めたから。
犯人は一時釈放後、接近禁止違反で再び姿を見せた。
偶然を装って。
橙の前に立つ。
橙の足が止まる。
呼吸が荒い。
俺は一歩前に出る。
腹の傷が疼く。
でも立つ。
桃「下がれ、橙」
犯人の視線が俺に向く。
あの夜の目。
痛みが蘇る。
でも逸らさない。
桃「二度と近づくな」
声は低い。
腹が軋む。
でも動かない。
橙の前に、立ち続ける。
犯人は奇妙に笑ってまたボソボソと呟く
橙「桃っ、、、!!」
また刺されると思い泣き叫ぶ。
もう、次はない。
次刺されば血液が足りず間違いなく死ぬ。
けど怖さはない。
守るためなら男らしく立つ。
泣き叫ぶ声を後ろに俺は相手を睨んだ。
警察が駆けつけ、再逮捕。
橙はその場に崩れる。
橙「ッ”、ばかぁ、ッッ、!!」
俺も壁にもたれる。
桃「…、、、、」
限界だった。
証言台。
橙の手が震える。
犯人と目が合う。
呼吸が乱れる。
橙「俺は……桃に守られました」
声が揺れる。
橙「でも、俺も守ります」
言い切る。
傍聴席で、視界が歪む。
刃。
衝撃。
息苦しさ。
そのまま桃は倒れる。
橙が叫ぶ。
橙「桃!」
俺は震えながら言う。
桃「大丈夫……笑」
本当は、まだ怖い。
でも立ち上がる。
橙の前で。
夜。
静かな部屋。
橙が傷に触れる。
橙「俺な、怖いけど」
涙目で笑う。
橙「それでも隣おりたい」
そう言われて桃は小さな箱を出す。
桃「俺も怖い」
正直に言う。
桃「でもな」
指輪を差し出す。
桃「死ぬ覚悟じゃない」
桃「生きる覚悟だ」
橙の涙が溢れる。
桃「俺の人生、全部お前と使う」
桃「守るし、守らせる」
橙が頷く。
橙「俺もや」
震える声。
橙「桃の命も、俺の命も、分けへん」
俺は橙を抱きしめる。
桃「一緒に生きる」
それはプロポーズであり、
命の誓い。
傷は消えない。
怖さも消えない。
でも。
盾は一枚じゃない。
二人で、一つだ。
どうでしたか??🥰
中々にグロいけど自信作です😎
感動系たまにかきたくなるこっちゃんです
最近質問した執事のやつ
赤桃橙になりました!
桃橙がいいって言ってた人もいたから
桃橙多めに作っています🥰
いつ投稿か分かんないけどよろしくです!
桃くんの誕生日をTERRORで祝ってないことに気づきました。おめでとうございます🥰
あとBelieve周年も🥰おめでとうございます🥰
中々頑張ったのでいいねいっぱいほしい🥺
誤字脱字 表現がおかしい場所は許してね🥰
おつこと🥰
コメント
35件
少し怖かったけど(´・ω・`) ちゃんとℋ𝒶𝓅𝓅𝓎 ℰ𝓃𝒹で安心した…泣きました😭😭😭😭😭😭桃くんの生きる覚悟、めちゃくちゃかっこよかったです!!!末永くお幸せに☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️☺️
ああああああ😩😩😩😩😩😩😩😩😩 勉強さぼってTERROR開いてるの自分のせいなのに罪悪感なぞにあったけどいま満足感しかない🥰 勉強さぼってよかったわ 心強い桃くんかっこいいしもうほんとやばい😩 こっちゃんのノベルまじでほんとすき🥰🥰
ううう!!久しぶりにてらみたけどやっぱこっちゃんの作品は神やなぁ🥹🥹二人でひとつの盾…😭😭 幸せな家庭を築いてねぇ…