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棗
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⚠️ 2j3j ex × ib ライバー軸友人設定
ハグ以上キス未満
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✦️ ◀︎ ex
⟡ ◀︎ ib
✦️ side
✦️「ヒム〜〜?」
久しぶりにゴーミーズで飲もう、ってことになって、2人してイキリ大学生の酒飲みサークルかよwってくらいのアルコールを買って、よっしゃ飲むぞ!なんてはっちゃけたのが3時間前。
猫みたいな性格の彼はすっかり泥酔して俺の家のラグに転がっている。正直大型犬みたいだ。
✦️「明日も配信あるから帰るんでしょ?もう終電無くなるけど」
︎︎⟡「う〜…んん、…ABO送ってよ、車で」
✦️「俺免許ないってばw」
︎︎⟡「あれぇ、そうだっけぇ?w」
正直酔っている彼は可愛い。可愛いが…ここが男の家だということを忘れないでほしい。
ちらりと捲れた服から見える褐色のその肌が、酒を飲んで体温が上がったからか少し汗ばんでいる。正直目に毒というやつだ。
何を隠そう俺エクスアルビオ、このイブラヒムと言う奴に片思いをしている。
好きな人が自分の家で飲んでいて、しかも泥酔している。といういかにもなシチュエーション。さすがの俺だって理性が危うい。
このまま酔ったノリで…ヒム、俺お前のこと好きだわ。とか言っちゃいそう〜〜!それは絶対無理〜〜!と、別に声に出した訳じゃないのにやましい事を言った気がして口元を抑えた
︎︎⟡「…ん?吐きそうなん?」
彼がラグに転がり蕩けた目を向けたままそう首を傾げる。
✦️「え?あぁ、いや!大丈夫大丈夫!」
言っちゃいけないことを口走りそうになった…とは言えないので必死に元気なフリをする。そうすると彼がふふ、と呆れたように笑った。
︎︎⟡「なにそれ、元気ならいいや。」
…こいつ、…こいつこいつこいつ!!
めっちゃ好きだ〜…。
細いなぁ、ちゃんと食べてんのかな。
てかまつげ長。顔綺麗〜…
手も綺麗、ぎゅって握りたい。
…てかリップつけてるのかな?唇つやつやだ。
…って!俺キモすぎだろ!
彼を目の前にするとどうも上手く思考がまとまらない。いい匂いする、とか髪の毛サラサラ、とか…とにかく恋に恋する乙女みたいなことを考えてしまう。
そりゃあ俺がかわいい女の子だったら許されてたかもしれない可能性はある、けど…
…ていうか、そもそも彼は同性愛とか行けるタイプなんだろうか。
自分の想像の中では 「ん?同姓愛?まぁ多様性だよね、いいんじゃない?俺はあんまし分かんないけど。」とか言いそうだなと思った。否定はしないが自分は干渉したがらないタイプ。
…偏見でしかないのだが。
︎︎⟡「んふ、エクスアルビオあったけぇ〜」
腰に腕を回し抱きつき、膝に頭を置く。
猫じゃん。可愛いなぁ、と思いながら彼の頭を撫でた。
︎︎⟡「…ん、 」
すると彼がぴくり、と身動ぎして動かなくなる。やばい、キモかったかな、と思い慌てて顔を見ると、じんわりと赤くて。お酒の赤みとは違う、羞恥の赤み。
✦️「え、あ、やだった?ごめんね」
︎︎⟡「…嫌じゃないから、…それ、もっかい」
だなんて、少し口を尖らせながらぶっきらぼうに。わかってる、照れ隠しだよね。と呟けば聞こえたのか彼は恥ずかしそうに顔を赤らめながら俺を睨んだ。
✦️「あのさぁ、ヒム的に同姓愛ってどうよ」
︎︎⟡「はぁ、?なに急に」
✦️「ん?別に。リスナーのマロでたまに来るんだよね。同姓愛どう思いますか、みたいなの」
︎︎⟡「まぁ、ロマンチックだよね。ありのまま生きてるって感じして。俺は怖くて、あんま言えないけど 」
…やっぱり。あの偏見は強がち間違えてない。…ん、?待てよ?
✦️「は、え、お前好きな人いんの?」
︎︎⟡「…かもよ?かも。いるかも」
何、なにそれ
✦️「えっ、誰?だれ?にじさんじ?同業者?それともコーヴァスの人?」
︎︎⟡「…いや、普通に、お前も知ってる人」
…え?ヒムと仲良くて、俺が知ってる?そうなると限られてくるな…。
…うわ、うわ…なんか、なんだ、…めっちゃ妬く〜…。
好きな人の好きな人とかめっちゃ気になるじゃん。でも人によってはまじで妬く〜…。
✦️「え、どういう仲?」
︎︎⟡「宅飲みしたり、ゲームしたり、…とか?」
✦️「うわっ、めっちゃ仲良いやん!…え、やっぱせめよんとか?」
︎︎
︎︎⟡「あー、まぁ、近しいかもね」
✦️「何?関係に名前ついてる?」
︎︎⟡「ガッツリ。」
✦️「え、コラボは?」
︎︎⟡「…うーん、しっかり枠立ててやったってのは少ない?かもな 」
✦️「あ、大型で一緒になる感じ?」
︎︎⟡「そうそう、でも仲良いよ。」
✦️「…うん、」
…?
✦️「…うん?」
︎︎⟡「…何?鈍感?」
✦️「え?だって今話してるの」
︎︎⟡「うん、だからそいつ。」
✦️「…?…俺?」
︎︎⟡「何?言わないとダメ?俺が好きなやつお前だよ。」
✦️「は、え、ちょっと待って。何?俺?冗談?」
頭が、上手くまとまらない
︎︎⟡「な訳。ガチだわ。酔ったフリまでしてお前に近づいたのになんで嘘つかなきゃ行けないの 」
✦️「…酔ったフリかよ!」
︎︎⟡「そりゃあね。」
✦️「あざっ…と〜…」
︎︎⟡「そんな?w」
なるほど、でもこれでちゃんと触られるし声にできる
✦️「俺も、ヒムのことが好き。」
︎︎⟡「…知ってた」
にこ、と目を細め、ただでさえ釣っている凛々しい眉を得意げに釣り上げる。
まさに絵に描いたようなドヤ顔
✦️「…なんかアホらしい、俺だけじゃん意識してたの」
︎︎⟡「面白かったけどね」
✦️「うざっ、…ねえヒム」
︎︎⟡「ん、?何よw」
✦️「抱きしめていい?」
︎︎⟡「…」
ほんの僅かに顔が赤くなる彼。あぁ、やはり強気に見えて中身はいじらしくて可愛い。
︎︎⟡「どーぞ、」
控えめに腕を広げた
✦️「…ほんっと好き」
そんな彼を押し倒す勢いで抱きつく。彼は俺が突撃するなり間一髪で手をついて体制を立て直したみたいだ。
︎︎⟡「…はいはい、俺も」
✦️「…ねえ、ヒム」
︎︎⟡「次は何よ」
✦️「___」
…付き合ってください 。
コメント
1件
まあ、これって…!両片思いの末の告白、すごく良かったです。特にexくんの「俺キモすぎだろ」って内心のツッコミと、ibくんが実は酔ったふりだったっていう伏線がニクいですね。ハグ以上キス未満の距離感が絶妙で、最後の「付き合ってください」がじんわり響きました。心理描写が丁寧で、読んでるこっちまでドキドキしましたよ。素敵な話をありがとうございます🌷