ふと、目が覚めた。
たしか、昨日は泣きつかれてそのまま寝落ちちゃったんだったっけ。
でも、たしかぼんさんに抱きついてそのまま寝ちゃった気がしたけど。
今俺がいるのは多分ベッドだ。
ぼんさんが運んでくれたのかな。
ふと、お腹の辺りが暖かいような気がして目線をうつす。
ぼんさんの手が俺のお腹辺りに置かれていた。
当の本人はベッドの縁で寝ている。
サングラスも外してないところを見ると俺をベッドに運んだあとすぐに寝てしまったんだろう。
やっと頭がはっきりしてきた。
ゆっくりと体を起こす。
すやすやと気持ち良さそうにねているぼんさんがいる。
そして昨日のことを思い出す。
「…俺たち、両想いだったんすね。」
ぼんさんのふわふわしたクセのある髪を撫でる。
なんとなく、額に唇を落とす。
それでもぼんさんは起きる様子が無い。
「…俺も愛してます。」
コメント
1件
額に唇ってどっかで見たz……Σ(゚д゚lll)ハッ 最高です←