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a@見る専
かき
またいつもの様に教室を出た。
蒸し暑くなって来るこの季節。
もう少しで体育祭だ。
今朝は勉強の為ではなく、体育祭準備で外に出ていた。
準備は基本的に体育祭実行委員と生徒会が行う。
めんど…
あっちぃ………
[???side]
あ…、
あの人は……
[rdside]
つっっっかれた…ぁ
引きこもりが出たかぁ…
運動、…面倒臭いな…
俺は初夏の風を感じながら眠りについた。
…、居眠りしてたなぁ…
先生にバインダーで叩かれた。
お説教タイムだよ…
反省文ねぇ…
だるぅ…
・・・
やっっっっっと終わった…
生徒会に行かなきゃ…
軽く伸びをして教室を出る。
クソ教師…
「[トントン]」
!?
なんだか懐かしい雰囲気…
活き活きとした赤が目に入る。
元気そうな人だ。笑顔が眩しい。
「【あー】」
「【あ?pぃ】」
????
何て言ってんだこの人…
スッ
「[すみません、何方でしょうか…?]」
「[俺の事覚えてない!?]」
「[すみません、存じ上げないです、]」
「[まじかぁ…]」
「[tmって言うんだけど、ほんとに覚えてない?]」
tm…?
聞き覚えが在るよう無いような…、
「[すみません、]」
「[そっかぁ、]」
遠くから女子が走って来た。
どうやらこの人…、tmさんを呼んでいる様だ。
軽く会釈をして生徒会室へと向かった。
生徒会は資料の制作や確認などを行っていく。
また、生徒の要望を審査していく。
色々と終わった所でcoちゃんに呼び止められた。
「[どう?体育祭、楽しみ?]」
「[いや、そこまででもないかな]」
「[そっか]」
「[rdが生徒会入ってくれて嬉しいよ。]」
「[そ]」
「[引き留めて悪かったね、帰ろうか。]」
荷物を纏めて帰路につく。
現在時刻は18:49。
夜になってゆく濃い紫と、夕日のオレンジのグラデーションが綺麗だ。
段々と日照時間が増えて行く。
体育祭。
あんな風には言ったが、心は躍っている。
学校行事がこんなにも待ち遠しいのは、小学校低学年以来だな。
なんだか今日は良く眠れそうだ。
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