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うわ好きだぁベルモットいいよね
こんにちは、主です
猫バーボンって可愛くないですか?という気持ちで作っています。
ベルバボちゃんって可愛いですよね。俺はバボベル派じゃないんす。ベル(攻)バボ(受)みたいなのが好きなんです。男女の関係とかそういうのじゃなくて、親子みたいな、姉が弟離れ出来ていない感じが好きなんです。原作の関係も好きなんです。互いの能力は認めているけれど、それ以外は嫌いみたいな、その関係も好き。また二人原作で出てきてくれ…
※注意書きは必ずお読みください※
注意書き
BL注意
ベルバボ、ライバボ、スコバボ
女攻め(かな?)です
バーボンが猫耳としっぽがついてます。
キャラ崩壊注意
口調迷子
誤字注意
下にスクロールしていくと作品があります
それでもいいかたはどうぞ
いつもならメールで取引結果などを書いて送るのに、今日はベルモットの気分で
「私の部屋に書類を持っていらっしゃい。」
と言われて素直に彼女のいる部屋に行った。バーボンは部屋に入りたくなかった。だが帽子を取らなければ大丈夫だろう。と思いノックをし部屋に入った。
「ベルモット。来ました」
「どうぞ、入ってらっしゃい」
そう言われ、失礼します。と言い部屋に入った。部屋に入った途端、香水の匂いや花の匂いがした。バーボンはこの匂い苦手だな。などと思いつつも綺麗な椅子に座っているベルモットに近づいた。
「はい、これが今回の結果です」
と言いベルモットに書類を渡した。
「それでは僕はこれで」
クルリとベルモットに背を向け、ドアの方に向かって少し早歩きで行こうとしたその時、
「ちょっと待ちなさい。バァーボン」
ベルモットに呼び止められた。
「…どうしました?書類を渡すだけでしょう」
早く帰りたい。という言葉を飲み込み、二コリと問いかけた。するとベルモットが椅子から立ち上がり、バーボンに近づいた。
「⁉なんです、ベルモット」
無言で来るもんだから少し恐怖を感じた。逃げようとしたら何故か帽子を取られてしまった。
「あ」
ベルモットがニヤリと少し笑い、
「どうしたの。そんな可愛い姿になっちゃって。」
と言った。クスクスと笑う声が度々聞こえる。バーボンはムスッとしながらも答えた
「…抜かりました。」
帽子の中から見えたのはバーボンと同じ髪色の猫耳だった。ベルモットは可愛らしいわね。と思いながらもそうなった理由を聞いた。
「私が聞きたいのはどうしてその姿になったのか、よ」
「取引相手に薬をかけられまして、気づいたらこんな姿に」
「あらまぁ、とんだ災難ね。」
「本当、いい迷惑ですよ」
バーボンは開き直ったのか、大きく肩を上げてため息を付いた。
「ねぇバーボン」
「どうしました。」
「しっぽはないのかしら」
「え?しっぽですか」
それは自分でも確認のしようがないから分からない。もうここまで来ると気になってきた自分がいて悔しいとバーボンは思った。
「さぁ…ちょっと待ってください。探してみます」
ズボンを触ると腰らへんになにかがある。と感じ、それを引っ張ってみた。そうすると同じく髪色が一緒のしっぽが出てきた。
「あら。これもあるのね。この薬再現度高いわね」
「なんの為にあるんですか。これ」
バーボンが言うと二人は考え、少しの間沈黙が流れた。しばらく考えているとベルモットが口を開いた
「本当はちゃんと猫になってしまう薬なんじゃないかしら」
「じゃあなんで僕一部分だけ猫なんですか?」
「薬の耐性が強いとか関係しているんじゃない?」
「あぁ…でも猫の方が逃げ足早いし、小さくなるから拳銃で撃つとき大変じゃないですか?」
「確かにそうねぇ…それだとしたらその薬の開発者の性癖としか考えれないわ」
「うわぁ…」
あまりの気持ち悪さに顔をしかめながら言った。
「私引いているバーボン始めて見たわ」
「僕もベルモットの前で引いたのは初めてですよ」
「まぁ、もう難しいことは考えずにいたほうが楽なんじゃない?」
「それもそうですね…いつ戻るか分かりませんが」
あとは時が何とかしてくれるのを待つしかないかなどもう諦めながら思っていたバーボンにベルモットが楽しそうに
「ちょっとその姿珍しいから遊んでもいいかしら」
遊ぶ?どうやってとバーボン驚いていると
「そういえばずっと立っていたわね。バーボン貴方そこに座りなさい」
と言って今さっきベルモットが座っていた反対側の積を指さした。大人しく指示に従って席に座ると急に耳としっぽを触ってきた
「ぅわっ⁉何するんですか。急に」
「ちょっといじらせてもらうわよ~」
「えぇ…」
理不尽だ、と思いながらもジッとしていると箱から箱についていたりするリボンを取り出した。そのまま数分の時が経った
「出来た。さぁてプリンセス、鏡を御覧なさい」
キラキラした鏡をバーボンの前に差し出した。バーボンは言った
「なんでこれをしたんですか…」
鏡に映るバーボンは耳が痛くならないようにリボンが添えてあり、しっぽにピンク色などのリボンが巻きつけられている
「あら、嬉しくないの」
「えぇ、ちっとも」
「というか、僕座ってましたよね。よくしっぽにリボン巻けましたね。」
「あぁ、それね。あなたしっぽが長いから、やりやすかったわ。でも先から半分までしか届かなかったけど」
「まぁいいわ。あのプリンス二人に送るから」
「プリンス?」
プリンセス?プリンス?どういうことだと思いながらも、パシャ、と写真を取られた。
「ぃ、いきなり何するんですか⁉」
驚きのあまり少し大きな声を出してしまった。事前に言っておいて欲しい。
「だから言ったでしょう?プリンスに送るからって。だから少し待ってて頂戴ね。プリンセス」
言われたとおりに待っているとライとスコッチがやってきた。
「おい、ベルモット。あの写真はどういうことだ」
「ノックもしないなんて、失礼じゃない?」
別に気にしてないようにベルモットが言う。そんなベルモットを無視してバーボンの方にスコッチが寄った。
「大丈夫か?バーボン。怪我は?」
「そんなに心配しなくても大丈夫です。怪我はありませんから」
慌てているスコッチを落ち着かせるように言う。
「バーボンは持って帰るからな。勝手にバーボンで遊ぶんじゃねぇ」
「はいはい。わかったわよ。」
本当にわかっているのか。と言いたいところだがそれを言わずに睨むだけにして、ライはドアに向かった。
「急げ、スコッチ。」
「あぁ分かってる」
ひょいっとバーボンを持ち上げ、玄関に向かう。
「もうウチの物に手を出さないでくれよ。ベルモット」
とスコッチが言い、3人は部屋から出てった。
「あの子、あんなにあの二人に愛されていたのね」
と少し驚いたような声がその部屋に響いた。