悪夢

？？「〜〜！〜！」

やめて

？？「〜〜？！」

やめてよ！！！

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バサｯ

️️️⛅️「！？は、はひゅｯ､ﾋｭｰｯ､ふーッ… ｯふー…」

まただ

またあの悪夢だ

️️️⛅️「…..､」

母「そら〜？早く起きなさーい！学校遅刻するよ〜」

️️️⛅️「…はーい」

キッチンからは朝ごはんの匂い

母の俺を起こす声

父「おはよう」

食卓に座る父

なんてことないいつもの朝

️️️⛅️「いってきまーす」

ご飯を食べ終えて、家を出る

🎈「よ！」

️️️⛅️「おは」

外で俺を待っててくれたのは、こーく

こーくはいつも俺と一緒にいてくれる。

……？こーくとは、どこで出会ったんだっけ？

気づいたら一緒にいた気がする

️️️⛅️「…」

🎈「どうしたの？」

️️️⛅️「なんでもない。考え事〜」

🎈「…そっかぁ」

こーくと他愛も無い話をしながら歩いていくと、学校に着く

こーくと俺は同じクラスなので、一緒に教室に行く

友達「おはよー！」

️️️⛅️「おう」

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それから時間が過ぎていき、学校が終わる

友達「ばいばいそら〜！」

️️️⛅️「ばいばーい」

🎈「びびく〜ん！一緒に帰ろ！」

️️️⛅️「うん」

家に向かい歩き出す

どっちも喋らないので、なんだか気まずい空気

🎈「…びびくん、今日はどんな悪夢を見たの」

️️️⛅️「…は、？何言って」

🎈「…知ってるよ」

🎈「どんな悪夢？お母さんになにか言われた？クラスの誰かが冷たいの？」

️️️⛅️「なんで…？」

🎈「…ねえびびくん、」

🎈「…本当は気づいてるんでしょ」

🎈「あれは夢なんかじゃない」

️️️⛅️「え…」

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父「〜〜！！！！」

母「〜〜！？」

ああ、またこの悪夢

居間から聞こえる父と母の怒鳴り声

見つからないように外に出る

️️️⛅️「…こーく?」

こーくがいないので、仕方なく1人で学校に向かう

️️️学校に着き、教室に入ると

ｺﾞﾝｯ バシャッ

友達？「あはははw引っかかったーww」

水の入ったバケツを投げられる

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時間は過ぎ、学校は終わる

️️️⛅️「…」

友達？「ｸｽｸｽ」

…靴がない。隠された

次は何されるか分からないので上履きのまま 逃げるように家に向かう

家に着き、自分の部屋に戻る

布団に潜り、何も聞こえないよう耳を塞ぐ

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大丈夫、大丈夫

これはただの悪い夢…

️️️⛅️「ｸﾞｽｯ､ひ、ぐ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

いいや

そんなこと、ないんだってわかってる

ここが現実。

お父さんとお母さんはいつも喧嘩をしてて

学校ではいじめられて

こーくなんて友達、最初からいない

でも、

お願いだから夢の中でくらい幸せになることを許して。

夢を見させて。

だから俺は今日も眠る