彼氏と喧嘩してむしゃくしゃしていた私は
行きつけのバーで一人お酒を飲んでいた
📞
『グクー聞いてよーむかつくあの男』
『…お前酔ってんの?今どこ?』
『家の近くの△△!ねぇグクも一緒に飲も?』
同僚のグクとは気心の知れた仲
前に一度告白されたけど…彼氏がいたから断った
『あ、きたきたぐうちゃんはいここ座って♡』
『お前なぁ…俺も暇じゃねーんだけど?』
『まぁまぁグク何飲む?♡』
『お前ズルいよ?』
『俺がお前の誘い断われないの知ってて』
『いいじゃん、話聞いてほしーんだもん』
ーーーーーー
『んーちょっとスッキリ!』
『気が済んだか?』
…隣で終始黙って話を聞いてくれていたグクは
優しく微笑みそっと私の頭を撫でてくれた
(グクのこの優しい顔…たまにドキッとする…)
(わー私何考えてるんだろ💦彼氏がいるのに)
グクの笑顔に少しときめいてしまった私は
お酒で自分の気持ちをごまかそうと
グラスを手にとった
すると
『お前ちょっと飲みすぎ、もうやめとけよ』
とグクにグラスを奪われてしまい
かわりにグクがそのお酒を一気に飲み干した
『もう帰るぞ、送るから』
『やだまだ飲む』
『だーめ、明日も仕事!』
『…じゃあおんぶして😐歩きたくない😐』
『ったくしょうがねぇな…ほらっおいで』
『わぁ、グクの背中おっきーい!』
『えっ腕の筋肉凄いー!知らなかった!
鍛えてるのこれ?』
『…うるせー酔っ払い女だな笑』
(今まで意識したことなかったけど
グクってこんな男らしい体してたんだ…)
(それに私の事いつも心配してくれて…
グクだったら私の事幸せにしてくれるのかな…)
『ぐぅちゃん…』
『ん?』
『私の事…まだ好き?』
『…好きだよ、だからこうして来てんじゃん』
『……………。』
『はい、着きましたよ』
グクは私をゆっくりとソファーにおろした
『グクありがと』
『後は大丈夫か?じゃあな、明日遅刻すんなよ』
『グク待って…』
『どうした?』
『もうちょっと…一緒にいて?』
するとグクが私の前でしゃがみ込み顎クイ…
『…お前それどういう意味か分かってる?』
『そんな事言われたら俺…』
グクの指が私の唇に触れると
突然キスをされた…
『グク…どうしたの?キス…なんて…』
『どうもしてないよ?俺は正常』
『お前こそどうしたんだよ?』
『俺がお前の事好きなの分かってて
一緒にいてなんて』
『……………。』
『なぁ彼氏の事ほんとに好きなのお前?』
『わかんない…』
『俺にしろよ』
『え…?』
『はぁ……俺もう無理、我慢の限界』
グクは自分の髪の毛をかきあげると
突然私をソファーに押し倒し再びキスをしてきた…
『グク…?』
『…お前の事好きすぎて
頭おかしくなりそうなんだよ
そいつと別れて俺の女になれよ』
END
コメント
2件
はいなります(末期)
続きみたいです!!!!!!