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第三節:決戦(part2)
いおり「前藤さん…その武器は何ですか?」
欐矢華「完璧粉砕刀…」
いおり「そうですか…では私と勝負いたしましょう…ですが、ここではオフィスが壊れるから専用体育館へ移動しましょう」と。
そして体育館にて
欐矢華「バーナムさんは武器を持たなくていいんですか?」抜き方としては柄(持ち手)と鍔の間にトリガーがあり、それを引くと半開放型鞘が「パカッ!」と開き抜いていた。
いおり「それではいざ勝負っ…」と武器なしで挑むのだった。
欐矢華が「おりゃぁぁぁぁ!!!!」と振り回すが、無事にいおりは攻撃を交わした。
いおりは攻撃の隙を狙って欐矢華の鳩尾を「バンッ!!」とパンチ。欐矢華は鳩尾を押さえ、いおりによって完璧粉砕刀を蹴られて弾き飛ばされた。
それから15分後、欐矢華はここでビルを降りて入居審査である歴史直視型お化け屋敷に向かった。ただの負け惜しみの表情ではなく、女優としての覚悟でもなく、自分が生き方がいかにも薄っぺらかったのかを痛感させられたような感覚に陥ったからだった。
好奇心ではなく、歴史の重みとは何かを理解するためだった。
そのお化け屋敷とは歴史直視型の『ジャッジメント・デイ・ジャパン〜日の本の正義と哀しみ〜』というアトラクションだったのだ。
欐矢華は料金を支払い、中に向かった。
入り口から漂うジメジメとした雰囲気に怯えながらも進むのだった。サン・フェリペ号事件と書いてある文字を見つけるのだった。
船員の古い船から来るカビ臭さが空気感を漂うのでした。
船員人形「どんな計画かを教えます。まずはエスパーニャ帝国が宣教師を派遣して、キリスト教を広めさせる。それが成功したら、軍隊を派遣して植民地支配をする。これまでメヒコやピリピーナスを手に入れたのは、そのためです。」
豊臣秀吉人形「何?キリストの教えとやらは、この日の本を切り取らん(征服せん)がための計略であったか! おのれ、虚け(うつけ)おって!! これ以上、ピリピーナスとメヒコの二の舞にされてたまるか! ええい、九州におる伴天連(バテレン)どもを一人残らず叩き出せ!!」
家臣人形「ははっ!!」
豊臣秀吉人形の心の声「わしは信じておったのじゃ……(少し声を震わせる)。だが、裏で牙を剥いておったとはな! 日の本は、わしが守らねばならんのじゃ!!」
※ピリピーナスはフィリピンの自国名であり、メヒコはメキシコの自国名、
エスパーニャはスペインの自国名であります。
その国々の方々に対する敬意を込めてそのように呼ばせていただきました。
欐矢華「クソッ…バテレンの裏にはこんな悲惨な背景があったなんてな…」と
次のフロアに向かうのだった。
宣教師と信徒たちが削ぎ落とされた鼻と左の耳たぶがあちらこちらに地面に落ちていたのだった。そして、日本二十六聖人人形が磔の刑にされる様子を目の当たりにしたのだった。
宣教師人形「なぜ…私たちはこのありがたい教えを広めようとしただけなのに…」
宣教師人形B「エスパーニャに帰りたいのに、秀吉様の命令で…殺されるなんて…」
信徒人形「もうダメじゃ。お国のために死ぬのは嫌じゃ…」
家臣人形「これは秀吉様の命令じゃ!!今すぐ処刑せよ!!」
処刑人人形たち「ははっ!!」と言って持っている槍で磔にされた宣教師と信徒たちのお腹を突き刺すのでした。
磔にされた人形たち「ぐわぁぁぁぁっ!!!!」と血しぶきが飛ぶのでした。
欐矢華が「うぇっ!!!!」と嘔吐してしまい、
欐矢華は「これが歴史の重みを背負う覚悟ってことかよ、ふざけんじゃねぇぇぇぇぇ!!!!」と叫び、リタイア出口へ向かった。
欐矢華はお化け屋敷のリタイア出口を出た。そして『前藤欐矢華:不合格。東京フリーク区の入居不可能』という文字が書かれていた。
欐矢華「東京フリーク区の住人たち全員がこんなグロいお化け屋敷に参加してるってことかよ…しかも元から住んでる先住民たちは0歳児から参加してるなんてな…これがフリーク….」
それから2日後が経った。
場所は港区の中の一つ港区完璧ヒルズだった。
アンドロイド機動隊風完璧軍兵士たち「オーッホッホッホッホ!!前藤欐矢華様ですか?なぜ完璧ヒルズの掟に背いてここへ来たのですか?!!一般社会のマドンナ女優ともあろうあなた様が!!」と刺股と盾を持って構えていた。
欐矢華「なぜかって?それはここの責任者をぶっ殺しに来たんだよ!!こんなハリボテでクソッタレな街なんていらねぇ!!『何がオーッホッホッホッホ強制』だ?ふざけんじゃねぇ!!!!」と咆哮して背中にあるでかい完璧粉砕刀を素早く抜いた。
抜き方としては柄(持ち手)と鍔の間にトリガーがあり、それを引くと半開放型鞘が「パカッ!」と開き抜いていた。
アンドロイド完璧軍兵士幹部「オーッホッホッホッホ!!市民たちはお下がり下さい!!前藤欐矢華を引っ立てい!!!!」と
欐矢華が「おぉぉぉぉぉぉ!!!!とっととそこを退きやがれ!!!!」と叫び、豪快かつ大雑把に完璧粉砕刀を薙ぎ払い、兵士たちの悲鳴とともに胴体、手脚がビリビリ火鉢を出して、 吹っ飛んでいた。
兵士たちの心の声「何だ…この武器は!怯むな」と無数の兵士たちが押し寄せるのだった。
兵士たち「オーッホッホッホッホ!!オーッホッホッホッホ!!」と不気味な声をあげ続けた。
欐矢華「オーッホッホッホッホうるせぇんだよ!!!!テメェら邪魔だっ!!!!」と歯を相手に見せ、狂ったような表情を見せ、狂犬の如く暴れ出した。
幹部の1人「わたくしの名は空気読宇(くうき・よもう)!!お互い空気読んでいざ勝負っ!!元成人生代表っ!!」と刺股を用意した。
欐矢華「空気読みって何だふざけんな!!!!」と振り回して空気読宇のお腹を突き刺し、串刺しにして上に持ち上げて豪快に薙ぎ払い、兵士たちをボーリングのように倒した。
欐矢華の心の声「クソッ!!余計なことを思い出させやがって畜生ォ….!」
#近未来
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コメント
9件
めっちゃ重厚な展開ですね……!いおりさんとの戦いから一転、歴史直視型お化け屋敷の描写が生々しくて、欐矢華が嘔吐してしまうシーンは読んでるこっちも息が詰まりました。それでも「覚悟」を叫んで立ち向かう姿に、彼女の変化を感じます。完璧ヒルズでの狂犬のような戦いも熱い。この作品、歴史の重みと個人の葛藤がリンクするところが本当に好きです。