その夢はみたくない

124×230

数字が急に大きくなる（例え:629など）とき、2人以上でハモったときに使ってます。

間違えて打っているわけではないです。

124｢…あに、き｣

230｢…｣

124｢血…出てますよ、止血しなきゃ…｣

230｢ｺﾞﾌｯ…｣

124｢えｯ…？｣

230｢だ…れか”…｣

124｢！兄貴？生きてますかｯ！？｣

230｢たす…け…｣

230｢…｣

124｢…？｣

124｢…???｣

変な夢だった

サノスが死んだ夢

ずっと鬱陶しいサノスが死んだら俺は

あんなに心配なんてせず、薬を盗む

気持ち悪ぃ…

230｢ナムス｣

124｢あ、はい｣

230｢…今日は薬を2個やるよ｣

124｢えマジすか｣

230｢あぁ…後で渡す｣

124｢はい｣

怪しすぎる

いつもと雰囲気が違うし、なんとなくだけど

寂しそうな顔してた…？

124｢あれ、名前合ってたか…？｣

230｢…｣

380｢…ねぇ｣

124｢なんだよ｣

380｢なんか変じゃない？｣

124｢…だよな｣

125｢何かあったのかな…｣

124｢タメ口たたくな｣

125｢ご、ごめんなさい…｣

380｢別にタメでもいいでしょ…｣

124｢…しかも薬を2粒くれた｣

380｢普通じゃないの？｣

124｢いつもは1粒だ｣

125｢おまけ？｣

124｢あいつが？いつもケチる野郎だぞ｣

125｢なんだろｯ…なんででしょうね…｣

380｢ふ~ん…｣

230｢陰口か？｣

629｢うわｯぁ！？｣

230｢…なんだよ｣

125｢な、なんもないです…よ｣

380｢ただの、雑談よ…｣

124｢…｣

230｢ナムギュ、トイレ行くぞ｣

124｢え”…｣（ﾁﾗｯ

380｢い・け｣（ｺｿ

125｢頑張ってください…｣（ｺｿ

124（くそ…）

124｢あ、兄貴~…｣

230｢…｣

124｢なんの用…ですか｣

230｢薬、あげてなかったから｣

124｢…！ありがとうございます｣

124｢あれ、兄貴これ3…｣

いや、言わなかったら3粒も貰える

124｢3粒ありますよ｣

俺のバカタレ~！何言ってんだよ…

せっかくの3粒が…

230｢ぁ”~…あげるわ｣

124｢…え？｣

やっぱこいつ変だろ

薬飲んでねえのか…？

124｢兄貴、口開けてください｣

230｢？ぁ…｣

124｢…｣

ベロ綺麗なの余計腹立つな

230｢…？｣（ｺﾞｸｯ

230｢薬…いいのか？｣

124｢ま、まぁ…｣

230｢ありがと…｣（𓂃𓈒𓂂

頭ふわふわしてるなこいつ…でも

あんまり薬効いてねえのか…？？

もっと飲ませてみるか

124｢兄貴もう1回｣

230｢え…あぁ｣

230｢…ん｣（ｺﾞｸｯ

230｢何してんだ？｣

124｢…｣

なんかのプレイみたいで嫌だからやめるか

それにしても変だな

124｢兄貴なんかありました？｣

230｢え”…ﾅﾝﾓﾅｲﾖ~｣

124｢兄貴…言ってください｣

230｢…その｣

124｢はい｣

230｢ナムスが~泣いてる夢を見て…｣

124｢…は？｣

230｢なんか俺が死んでナムスが泣いてたんだ｣

230｢だから、それが正夢になるかもって…｣

124｢…馬鹿にしてるんすか｣

230｢してねえよ！｣

なんだこいつ

しんぱ…気になって聞いてみたら夢？

しかも俺の見たやつと似てるな

…ほんとに正夢？

124｢…俺は泣きませんよ｣

230｢？それはそれで酷くねえか ｣

124｢あすいません｣

230｢…｣

なんかでけぇ犬みてえ

かわ…

124｢はｯ”！？｣

230｢びｯ…くりした…んだよ｣

124｢いやすいません何も無いです｣

124｢あ、明日もありますし…寝ましょ！｣

230｢あ、おう｣

（ここからの124と380の会話は小声です）

え？え？え？

なんだよ俺二重人格か？

いつもならきもとか…でも可愛いｯ…って

なんだよ！？ふざけんなよ！！！

124｢くぁぁぁあ…｣

380｢どうなったの？｣

124｢…ｯｯ！！？｣

124｢死ねｯ！殺すぞ…！｣

380｢ちょうるさい…で、なんか言われた？｣

124｢…なんもねえよ｣

380｢怪しいわ…｣

124｢…｣

380｢あいつもあのままだし…まぁ｣

380｢あれはあれでいいかもね、｣

124｢いつもうるせえしな…｣

380｢はぁ~明日もあのままだといいわね｣

124｢…｣

380｢じゃ寝るわ、また明日｣

124｢zzz｣

380｢…こいつ話聞いてたのかしら｣

230｢ナムギュ｣

124｢？兄貴｣

230｢俺が死んだらどうする？｣

124｢兄貴が死んだら…？｣

230｢おう、泣くか？｣

124｢…泣きませんよ ｣

230｢…え？｣

230｢俺が死んでも泣かねえのか…？｣

124｢そりゃ子どもじゃあるまいし、｣

230｢…俺が嫌いなんだな｣

124｢いやそういう訳じゃ…｣

ｸﾞｻｯ

124｢…ｯぁ”！？｣

230｢俺はナムギュが死んだらもちろん泣くぞ｣

124｢あにｯ…き…？？｣（ﾊﾞﾀｯ

230｢でも弱ってる姿は可愛いぞ…｣

124｢はぁｯ…ｶﾋｭｯ… ｣

124｢ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ…あつｯぃ｣

230｢ナムギュ…｣

その姿が1番輝いてて、綺麗だ

124｢…え？｣（ﾎﾟﾛ

124｢また、夢…？｣

実に怖い夢だ

今回は俺が死ぬ側

124｢正夢…｣

124｢…｣

380｢あんたまでなんなの…？｣

125｢大丈夫ですか…？｣

124｢俺、あいつに殺されるかも…？？？｣

505｢え？｣

380｢殺されるって…なにそれ？｣

125｢恨まれるようなことしたんですか、？｣

124｢嫌な予感がするだけ…｣

230｢ナムス｣

124｢うｯ”…！？｣

380｢あ~…｣

125｢…｣

230｢？どうした｣

124｢いやなんも…ん？｣

124｢兄貴…なんで右手隠してるんすか？｣

230｢え、いや…なんもない｣（ﾋﾞｸｯ

380｢ま…じか｣

125｢ほんとにナムギュ…｣

505｢殺される…！？｣

俺…正夢を見てしまったのか