彼にひとときの救済を

一読よろしくお願い致します。

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・実際に存在する方のお名前をお借りしています。

・ご本人様には全く関係ございません。

・誤字、脱字が含まれるかもしれません。

・気持ち軍パロとなっております。

・出演しないメンバー様がいます。

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以上のことが把握できる方のみお進み下さいませ。

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Main　Green

Sub　Blue

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人間には、いつしか終わりがやってくる。

それは明日かもしれないし、10年後なのかもしれない。

そんな、哲学じみたことを言っていたのは紫だったか。

そんなことは、そこにいた誰もが分かっていた。

全員くだらない戦争が起きる、この時代で生きているのだから。

今日だって、自分たちの領土を狙った愚かな国を屠ったところだ。

必ずと言っていいほど、戦争が起こったときには微かな旋律が聞こえてくる。

嗚呼、やはり。

ほら、聞こえてきただろう？

その旋律に導かれるように、戦争で崩れた家の中を進む。

悲しげに、酷く優しく。

鍵盤をおすのは、緑の彼。

彼は、常に最前線を駆けていく。

多くの生命を刈り取り、殺めていく。

それが、やるべき事だと分かっていても。

なんの罪もない人々の命を奪うことは、彼の優しい心を蝕んでいく。

それでも彼は、俺たちに何も言わない。

ただ。

ただ。

傷ついた心のままに、ピアノで音を奏でるのだ。

これは、俺の単なるエゴだが。

いつも、彼のそばにいて聞こえない程度でハミングをするのだ。

少しでも。

少しでも、彼の傷付いた心を癒せるように。

END

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あとがき

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お久しぶりです。凛花です。

急に投稿しなくなり、申し訳ありませんでした。

新しい環境となり、少し忙しくしておりました。

また少しづつ物語を制作していきますので、よろしくお願い致します。

リクエスト等もお待ちしておりますので、コメント欄にてよろしくお願い致します。

コメント、ハートしてくださると嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。