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シャキンシャキンと鉄と鉄がぶつかり合う音が庭からする。私は自分の部屋の窓から見る。同い年の少女といい歳した男性が武芸を練習していた。私はきっと無理なんだろうな~と心の中で諦める。いや、もう諦めきっているのだ。
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マグは朝からだるさが溢れ出ていた。「マグ様、だるさが漏れ出ています。」とメルシーに注意された。「しかし、だるいのはだるいんですよ~。」「でしたら、武芸でも、庭でしてきたらいいのでは?」とメルシーが提案する。本当に頭が冴えている。「では、準備して行って来ます。」「はい、わかりました。では、準備を手伝います。」と武芸の準備をした。
「う~ん?何しよう?」と来たものの何しようか迷っていた。ブルーメ家では、17歳になってから武芸を本格的にする。だから、マグは少しは出来るのだ。「おや?マグ様こんにちは。」と来たのはバンデ、ブルーメ家の騎士団の隊長だ。彼はとても人当たりがよく、武芸もすごい。だから隊長まで登りつめたのだ。と考えながら、「ごきげんよう。バンデさん。」と言うマグ。「あっマグ様、ごきげんようでございます。すみません、言い方慣れなくて。」と言いながら頭をかく。「あの、お暇ですか?」と言うのは、バンデに教えてもらおうと考えたからだ。「あっ今でしたら、暇ですがどうしましたか?」「実は武芸で身体を動かそうと。なので教えてくれませんか?」「わかりました。師範役をしろってことですね。」