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雨のち晴れの元々のネタです。

書く気が失せたので投稿。

日帝×アメリカです

どぞ↓









俺は雨が嫌いだ。自分の心情を表しているみたいだから。

俺は曇りが嫌いだ。重い雲が青空を隠してしまうから。

俺は晴れが嫌いだ。だってまた、





曇りになってしまうから。





君と出会ったのは、いつだったかな。

確か高1の時。

君が俺に、話しかけてくれたんだっけ。

🇯🇵「私、日本って言うんです。、良かったら、お友達になってくれませんか?」

その時は、見た目に合わず、結構積極的なんだなって驚いた。もちろん俺はOKを出したさ。

…最初は2人きりで過ごすことが出来て、楽しかった。でもそれはすぐ終わって、君の周りにはたくさんの人が来てしまったんだ。

…俺の入る隙がないほどに。

そりゃそうだ、君の性格はものすごく良いし、仕草も可愛いし、顔も美形。

そんなので人が集まらないわけが無い。

俺の方が付き合いが長いから、君にたくさんの友達が出来ても俺とずっと一緒にいるかと思ってたのに


君は、新しい友達を優先しちゃった。

悲しかったよ。寂しかったよ。

折角君が友達になってくれたから俺の心は晴れていたのに。曇っちゃった。雨が降っちゃった。

もう君の笑顔は見たくないから、君とは距離を置いた。少し心が軽くなった。正解だったみたい。

数日して、俺は1匹の猫と会った。

でもそいつはただの猫じゃなく、人間になれるらしい。…違う、逆だ。元は人間なんだけど、猫になれる奴らしい。

面白いやつだなって思った。

…確か名前は日帝。今は俺の家に住んでる。でも、なんかこいつは俺の気持ちを察するのが上手いんだよな。なんか悲しいなーと思ったら猫になって俺の膝の上に来る。で、俺は日帝を撫でる。結構ストレス発散になるんだぜ、これ。

……悲しい。

最近、この感情がずっと付きまとってくる。俺は日本とはもう距離を空けたし、原因はなにもないはず……なんだけどな。

日帝「…アメリカ……?」

気がつけば、日帝は俺の膝から横に座っていた。人間の姿になって。

心配そうに俺を見つめてくる。

アメリカ「………。」

声の方を見たけど、目が霞んで顔がよく見ない。

……なんで、なんで。


もう、辛くなる原因も、寂しくなる原因も無くなったのに。


アメリカ「………くるしいよ………!」ポロポロ


なんでこんなに苦しいの。

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