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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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蘭春🔞🔞🔞 キャラ崩壊あり














「バレンタインなのに………バレンタイン………」

「に、兄ちゃん…….?」

2月14日、街はハートやらピンクやらで甘ったるい雰囲気に溢れかえっている。今日は世にいうバレンタインだ。

しかし、ここ、日本最大の犯罪組織の梵天では、そんなものはなく、いつも通り仕事に追われている。ただ、1人を除いて。

さっきから、俺、灰谷竜胆と、幹部たちが仕事をしている後ろで、兄の灰谷蘭がバレンタイン、バレンタインとブツブツ呟いている。

「おい、蘭!さっきからうるせぇよ。集中出来ねぇんだよ。」

痺れを切らした九井一が、後ろをグルンと振り返り、言葉を投げた。すると、

「………ちゃんが………かまっ…….ない………」

ポツポツと、小さい声で話し出す。

「え、なんて?」

小さすぎて聞こえなかったので、九井の代わりに俺が尋ねる。

「春ちゃんが!かまってくれない!バレンタインなのに!」

それを聞いて俺たちは、おそらく今日1番であろうため息をついた。いやしょうもねぇ。

「そんなことかよ。いいからさっさとこっち手伝え。」

呆れ顔で九井が体の向きを再びパソコンに戻す。あ、それ、言っちゃダメなやつ…….。

俺の予想通り、九井の言葉を聞いた兄ちゃんは、

「そんなこと…….?ならもう俺仕事やんねぇ。」

ソファにふんぞり返って駄々をこねた。

それを聞いて困るのは俺たちだ。

「は?おい、この量をこの人数でやれって言うのか?勘弁してくれよ。」

「兄ちゃん、俺たち三徹目なんだよ………」

俺たちは体も心も限界で、どうにかして兄ちゃんにもやってもらわなければいけない。

しかしそんな呼び掛けも虚しく、兄ちゃんはツーンとそっぽを向いて知らんぷりだ。

はぁ。本日二回目のため息をつき、九井と、顔を見合わせて諦めよう、と眼で語った。

「兄ちゃん、俺たちなにすればいいの?」

兄ちゃんの要望に応えるべく尋ねた。すると、その言葉を待ってました!と言わんばかりに目をキラキラさせて、にこ〜と悪魔の微笑みを見せた。












「フワァ………」

あ、やべ、これ誰にも見られてないよな。

でっかいあくびをかましてアジトの廊下を歩く俺、三途春千夜は、蘭たちが片している資料を取りに行く途中だ。

自分の仕事の数を思い浮かべ、今日も徹夜だな、なんて考えてたら、蘭たちがいる部屋に着いたので扉を開ける。

「お前らー資料できたかー」

声をかけると九井と竜胆がこちらに歩いてくる。資料をポンッと手元に渡されたかと思えば、両腕をガシッと掴まれる。

「は?何だよ。」

こっちは忙しいのにと、少しイラついて言うと、やつれた苦笑いで2人が言う。

「………三途、ごめん。」

は?何言ってんだこいつ、と思ったら、カチャっと音がしたので手元を見ると、手錠が掛けられていた。手だけじゃなく、竜胆がしゃがんで足にも枷がつけられていた。

「おい、お前ら何し……ングッッ」

気がつけば後ろに蘭がいて、タオルで口を塞がれる。

「ンン゙ッッ!!ン゙ン゙ン゙ッ!!」

動けなくなった俺は3人を睨む。九井と竜胆はいつの間にか土下座していて、蘭は上の方をクイッと指さしたので上を見ると、何だ、でけぇ箱?

俺がすっぽり入るような箱がぶら下がっている。ていうか、俺の立ってる場所だけ素材が違ぇ。足元を見て俺はようやく気づく。

その箱には紐が付いていて、それを辿ると蘭の手元になった。え、やばくね?

最悪の事態を想像した俺は、箱の影から逃げようとするが、足を動かせず、派手に転ぶ。のと同時に、蘭がパッと手を離した。その瞬間、箱が重力に従い、下に落ちてくる。

「ン゙ン゙ン゙ン゙ッッッッ!!!!」

俺の叫びも虚しく、箱はすっぽり俺をつつみ、視界は闇にのまれてしまった。













パカッ

その音と同時に明るくなり、俺は顔をしかめる。ようやく見えてきたのはどこかの部屋だ。移動したのか。と、目の前に蘭の顔が映りこんだ。

蘭が俺の口を塞いでいたタオルを外したので、喋ろうとすると、

「はい、逆チョコ〜♡」

口の中にボール状のチョコを突っ込まれた。いきなりでビックリしたのと、意外と美味かったことから、すぐに飲み込んでしまった。

今起きたことを少し整理しよう。蘭たちの部屋に行く。手足を縛られ口を塞がれる。謎の箱に入れられる。移動した先でチョコを突っ込まれる。意味がわからん。どういう状況だよ。

そんなことを考えていると、ドクンと体が波打った。体が熱くなってくる。ハァハァと息が荒くなり、額には汗が滲む。これらの症状を引き起こす原因はただ1つ。

「お前ッチョコにッなんか盛ったッ………?」

蘭は顔にこっと微笑んで言った。

「うん。媚薬盛った♡」

すると蘭は、顔を近づけ、唇を重ねた。当然のように舌も入れてくる。


チュッ♡ヂュゥゥゥッッ♡♡


蘭の舌は器用に上顎をなぞり、俺の舌を吸ってくる。と思ったらパッと離し、舌を噛んできたり、喉の奥までザリザリした感触が伝わってきたりする。

口と口との僅かな隙間から息が漏れる。

舌を噛まれて痛いはずなのに。喉の奥まで突っ込まれて苦しいはずなのに。俺の目には涙が浮かぶが、自分でその快楽を求めていると分かってしまう。

何分かたって俺はようやく開放された。

「おいッッお前調子乗るんじゃねぇぞ………!」

キッと睨みながら蘭に言う。

「正直になれよ。ここ、こんなんになってっけど?♡」

蘭は俺の股間をスーっと指でなぞった。それだけで反応してしまうくらい、俺の股間は膨らんでいた。

「これはッッ!最近抜いてなかっ………おいッ!やめろ、触んなッ!………ン゙ッッ♡」

蘭はズボンを脱がして膨らんだそれを指で擦り付ける。

ついでにと言わんばかりに後ろの穴にも指を入れてくる。

「ぁ゙゙ッ♡♡両方はッッやめろッッ♡♡♡あ゙ゥッッッ♡♡♡イクッッ♡♡イっちゃッッ♡♡♡♡あ゙゙ッッ♡♡♡♡♡」

あっという間に絶頂に達してしまう。俺のからはだらしなくヨダレが垂れる。

それを見て蘭が一言。

「あっは♡もう完全に女の子だな♡かーわい♡」

その言葉を聞いてカチンっとら来てしまった。

ふざけんな、誰のせいだと思ってんだよ。こんな体にしたのお前じゃねぇか。

「心の声漏れてんぞー。そんなに女の子になりてぇの?♡」

「な訳ねぇだろ!耳腐ってんのか!」

こいつほんとに気持ち悪ぃ。元気になったらすぐにスクラップにしてやる。あ、そしたらマイキーに裏切り者扱いされるかも。それはヤダな。

「もう解れてっから挿れるな〜♡」

「うるせぇ!………は?」

いつの間にか仰向けになった俺に蘭が覆い被さる。両手で足を開かれ、全部丸見えの状態になっている。

慌てて抵抗するも蘭の力にかなうはずもなく、無念にも穴に先っちょに蘭のが当たって入ってくる。


ズプププッッ♡♡パチュンッッ♡♡♡


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ♡♡♡♡♡♡」

ようやく満たされていくという感覚を覚え、体が仰け反って、ビクビクと動く。

「挿れただけでイッちゃったの?あの薬すげぇな。よし!がんばれぇ♡」

「おいッッ今動くなよッッ………おかしくなるッッ」

蘭のは人より少し、いや結構でかいため、満ちた感覚があっても当たっちゃいけないところまで届く。今そこを突かれたら間違いなくダメになる。

三徹目でダメになってられるか。しかし、

バチュンッッッッッ♡♡♡♡♡♡

「ぁ゙あ゙゙ッッッ♡♡♡♡♡動くなってぇッッ♡♡♡ムリッッ♡♡ぁ゙゙ッッやめろッッ♡♡♡ぁ゙あ゙ ゙ッッッ♡♡♡♡♡♡止めろよぉッッッ♡♡♡♡」


パンッパンッパンッパンッ♡♡♡♡♡♡


血管が燃えるように熱い。気持ちいいのか痒いのか分からない。理性はやめて欲しいと言っているが、本能はもっと、と叫んでいる。

どちらに従うべきか。でも人間は、本能に弱い。

「春ちゃ〜ん♡奥、突いてほしい?♡」

俺の頭はまだ理性を保てている。

「な訳ねぇだろッッ♡♡♡さっさと抜けッッ♡♡ぁ゙゙ッ♡♡♡♡」

蘭の顔をハッキリ見つめて思いっきり睨む。

蘭はその答えが気に入らなかったのか、やばいことを言い出す。

「じゃあ、今まで突いたことない場所まで突くね♡」

そう言うと蘭は俺の腰をガシッと掴み、へそら辺をみてニヤッと笑った。


ドチュンッッッッッッッッッ!!♡♡♡♡♡♡♡


「ぁ゙ゥぁ゙゙ッッ!?ッッッ♡♡♡♡ぁ゙あ゙゙ッッ♡♡♡ン゙ッッ♡♡♡♡ゃらぁッッ♡♡♡♡♡」

やばいとこまできてる。俺の体を蘭が作り替えていく。その瞬間までも快感に感じてしまう自分が嫌だ。

でも蘭が俺の上で汗を滲ませて動いているのは悪くない。

ジーッと見ていると目が合った。蘭が髪をかきあげながらいう。

「何?イケメンすぎて惚れちゃった?春ちゃんはただ俺の顔だけ見て素直に感じてろッッよッ」

バチュンッ♡♡バチュンッ♡♡バチュンッ♡♡バチュンッ♡♡バチュンッ♡♡バチュンッ♡♡

「ぁ゙゙あ゙ ぁ゙ゥッッッッッ♡♡♡♡♡ゃあッッ♡♡ぁ゙゙ッッ♡♡ムリッ♡♡♡死ぬッ♡♡死ぬってぇッッ♡♡♡ぁ゙゙ッグッッ♡♡♡ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙ン゙ッッッ♡♡♡♡♡ぁ゙あ゙゙ッッ♡♡♡ン゙あ゙゙ッッッ♡♡♡」

「ははっ♡頑張れぇ♡」

泣きわめく俺に微笑むのは悪魔の笑顔。前も後ろも犯されまくって、体力がだんだん尽きてくる。

「ぁ゙゙ッッ♡♡♡〜〜〜ッ♡♡♡♡ン゙ン゙ンゥ゙ッッ♡♡♡♡あ゙ぁ゙゙ッッ♡♡♡ゥ゙あ゙ぁ゙ ゙あ゙ッッ♡♡♡♡」

声もだんだん出なくなってくる頃、もう何も考えられなくなる。視界は閉ざされる寸前で、体も力を失う直前だ。

途方もない温かさと快感が腹の中にビュルルルという幻聴とともに感じたかと思えば、ついに俺の意識は途絶えた。









「三途〜。大丈夫か?この前はごめんな?」

「お前が休んだら仕事増えるんだよ。あれは悪いと思ってるが、頼むから早く復帰してくれ。」

数日後、竜胆と九井がベッドに横たわる俺に見舞いと言って、様子を見に来てくれた。

「あ゙あ゙、あ゙り゙がどゔ。」

「え、声やばくね?きもw」

俺の声を聞いた途端竜胆がフッと笑って見るからに軽蔑してきた。お前の兄貴のせいだよ。

「あ、これ、チョコ余ったからやるよ。」

そういえば、と九井が取引先の相手からか、大量のチョコレートを渡してきた。

中には『 今度ご飯でも一緒に行きません?』とか、『 私のを1番に食べて下さいね♡』とか、甘ったるい言葉が入ったメッセージカードまである。

うへぇと思いながらチョコに目を通していると、丸いボール状のチョコがあった。それを見てビクッと固まる。

「あー。俺丸いチョコ嫌いだわ………」

丸いと判断したチョコだけ九井に戻す。九井は不思議そうに俺を見ていたが竜胆は。

「何その偏食。きもw」

再び笑ってきた。全部お前の兄貴のせいだよ。





END

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コメント

3

ユーザー

大好き、フォロー失礼します

ユーザー

土下座してんのツボw

ユーザー

竜胆、w

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