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うぅ…お腹痛い……うんちでそ…
しかし今は事務所で会議中。抜けるなんて出来ない。
大丈夫…もう少しで終わるはずだから…
出せ出せとうねる腹と戦いながらなんとか会議は終わった
よかった…トイレ行こ…
会議が終わると直ぐに陸はトイレへ駆け込んだ
はぁ…やっと出せる…4日か5日くらい出てなかった気がする…痛い…早く出て…
お尻を丸出しにし、便座に腰掛け、出ろと願うが波が去ったのかタイミングが悪い
なんで…さっきまででそうだったのに…はぁ…でも、お腹痛いから…待ってれば
出るかも…
5分ぐらい篭っているとゆるゆると下がってる感覚があった
あっ…来た…痛い
陸は肛門をヒクつかせながら今か今かとその時を待つ
肛門が山になり、溜まりまくった4.5日分の便が肛門を突く
うぅ…出ろ…
「んっ……んっ……」
陸が息むと肛門から便がぴょこっと飛び出した
「ふぅ…」
硬い……お腹…痛いよ……
「んっ……」
息むと同時に肛門がメリメリと開き便がポコっと出てきた
陸の肛門はこれでもかと言うぐらい大きく伸びきっている
硬い……お尻痛い……
少しずつ形を変えながら降りてくる便
痛い…痛い…痛い…
ポチャン
「はぁ…」
ちょっと出た…でも、まだ…全然残ってる…
肛門は未だ大きく開いたままだ
「はぁはぁ…たっ……んっん……ん……」
にちにちにち
「はぁ…んっんんっ……」
ポチャ……ポチャ……ポチャ……ポチャ……
腹に力を入れると何回かに分けて硬い便が排泄された
詰まってたものが取れた気がする……気もちぃ……
はぁ…でも、まだお腹痛いよ
ギュルギュルギュル
はっ…いた……
ギュルギュルギュル、ギュルギュルギュル
痛い……痛い……
誰かに腹を搾られてる様な痛みが陸を襲う
また・・・来る・・・
肛門が大きくひくつく。少し開いたかと思うと
むりゅむりゅむりゅ
さっきより柔らかいがなんとか形を保ってる様な便が出た
「はぁ・・・」
お腹・・・痛い・・・まだまだ残ってる感じがする・・・
早く・・・全部出したい・・・・・・
ポチャン、ポチャン、ポチャン
痛む腹と戦いながら少し柔らかい便を数回排泄する陸
ふぅ・・・・・・ちょっとマシになったかな・・・・・・
ギュルギュルギュル、グルグルグル
いや・・・まだ・・・みたい・・・・・・痛いよぉ・・・・・・
「はぁ、はぁ」
これ、絶対下してる・・・・・・
ブー・・・・・・・・・・・・・・・プッ・・・・・・・・・・・・プリプリプリ
誰かに聞こえてないかな・・・・・・聞こえてたら恥ずかしいな・・・・・・・・・
あ。また波が来た・・・・・・でそっ・・・・・・
肛門が再び波打ち開き始める
ブリブリブリ・・・・・・ブチュブチュ・・・・・・ぷぅ〜
特に腹に力など入れてないのにかなり柔らかい泥の様な便が流れ出る
はぁ・・・痛い・・・やっぱり下してる・・・・・・
臭いも・・・臭いっ・・・・・・ごめんなさい・・・事務所のトイレなのに・・・・・・この後誰か使わないよね・・・・・・
ギュルギュルギュル
痛った・・・・・・痛い・・・・・・痛い・・・・・・
コンコン
「陸〜、大丈夫か〜?そろそろ行くって言ってるけど・・・」
「あ。うん。ごめん。もうでるから。」
「腹、痛いのか?」
「うん・・・ちょっと・・・・・・すぐ行く」
「慌てなくていいからな、落ち着いたらでいいから出てこいよ」
「うん。ごめんね。ありがとう。」
すぐ出なきゃ行けないのに・・・お腹が・・・・・・痛い・・・・・・
ギュルギュルギュル
はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・
「んっん・・・・・・んんっ・・・・・・ふっ・・・・・・んんんんんっ」
何とかして絞り出さないと・・・・・・みんな待たせちゃってる・・・・・・
ブチュブチュ、ブチュブチュブチュブチュ、チョロチョロ、びちゃびちゃ
完全に下しだした陸の腹は派手な排泄音を轟かせながら遂にほとんど水の様な便を排泄した
本当はまだトイレに篭もりたいけど移動まで時間無いし。
陸はまだ痛む腹を抱えながら少し落ち着いたタイミングでトイレを後にした
「リク〜、こっちこっち、もうみんな車乗ってっから」
「すみません。大和さん。」
「大丈夫か?顔色悪いけど・・・腹まだ痛いのか?」
「はい・・・でも、ちょっと落ち着きました」
「そっか、リクは俺とミツの隣りにしてあるからなんかあったらすぐ言えよ」
「ありがとうございます」
三月が言ってくれたんだ・・・ありがとう・・・
これからロケで山の方へ向かう予定だ
トイレなんてあるのかな・・・・・・途中でお腹痛くなったらどうしよ・・・・・・
よりによってこんな時にお腹痛くなるんだもんな・・・・・・
タイミング悪いよ・・・・・・
走り始めて10分後
予想通り腹がまたキューっと縛られる様に痛んだ
「ふぅ・・・・・・くっ・・・・・・」
「大丈夫か?陸、また腹痛くなってきた?」
「んっ・・・・・・」
「ごめん、マネージャー!コンビニ寄れる?」
「あ。はい。」
マネージャーには陸が腹痛なのは伝えてないでも、コンビニ寄れる?できっとトイレに行きたい人が居るのは伝わっただろう
「陸、もうちょっと我慢な。腹摩っててやるからさ」
「んっ。大・・・丈夫」
ギュルギュルギュル。忙しなく鳴る陸の腹。その音だけで陸の腹具合がいかに悪いかが分かる。
「はぁ・・・んっ・・・」
「痛いな・・・・・・」
はぁ・・・さっきあんなにうんちいっぱいしたのに・・・・・・まだいっぱい出そう・・・・・・お腹痛い・・・・・・痛過ぎる・・・・・・
酷い音をたて暴れ回る陸の腹
「ふぅ・・・ふぅ・・・」
冷や汗をかき、サラサラとした唾液が溢れ出てくる
三月が腹、大和が背中をずっと摩っている
陸さん、気分悪いのかな?
バックミラー越しにそんな3人の様子が見える
早く、コンビニ行ってあげないと
しかし運悪く高速に乗るまでにコンビニが無く、1つ先のパーキングエリアまで走る事になりそうだ
「あの、ここら辺コンビニが無くて、パーキングエリアの方が近そうなのでそちらでも大丈夫ですか?」
「うん、どこでも大丈夫。ごめんな急かして。」
「いえ、急ぎますね」
「あの、後ろのポケットに袋あるのでもしよかったら」
「あー、ありがとう」
マネージャー、なんか勘違いしてるけど・・・・・・
早くトイレ行けるならなんでもいいか。
「大和さん、俺のカバンからタオル取って。陸、汗かいてる」
「あぁ、ほい。」
「サンキュ」
陸の全身から吹き出す冷や汗を拭いてやる
「ふぅ・・・・・・ん・・・・・・」
必死に痛みに耐える陸。
何もしてやれないもどかしい時間が続く
「パーキング着きました」
「ありがとな、陸、行こ」
「んっ」コク。
大和と三月に支えられ車椅子用のトイレに入る
健常者だが一大事だ、許してくれるだろう
やばい・・・やばい・・・ほんとに・・・漏れる・・・・・・
ほんの数メートル歩いただけなのにそれが刺激となったのか、下りきった便が出せ出せと陸の肛門を勢いよく叩く
痛い・・・お腹痛い・・・・・・今にも漏れそう・・・・・・もう・・・
カチャカチャカチャ
もう1人ではズボンの脱げない陸のズボンを脱がし、ボクサーパンツ1枚になった時
プッ、ブリュブリュブリュ
腹に力など入れてないのに一瞬プッとオナラが出たかと思うと我慢の限界を突破して便が溢れ出た
あっ・・・・・・ダメ・・・・・・まだ出ちゃ・・・・・ダメ・・・・・・
最初こそ音がしたが後は音も無くただサラサラと便が流れる
溢れた便は水で相当腹が弱っていた事が分かる
赤色のボクサーパンツはみるみる色を変え足の方に下痢便が伝う
「ふっ・・・ひっ・・・」
「大丈夫、大丈夫、これ相当腹痛かっただろ。頑張ったな。」
「ひっ・・・ひっ・・・ん」
三月は優しく腹を撫でてやる。大和も何も言わず背中を摩った。
びちゃびちゃ、ブチュブチュ
これ以上漏らしちゃいけないのに、肛門がバカになってるのか全然排泄が止まらない
そのまま自然と止まるまで便を出し続けた
「もう大丈夫そうか?」
「んっ・・・ひぅ・・・ごめ・・・っ・・・なさ・・・・・・ふぅ」
「大丈夫大丈夫。綺麗にしような。」
「とりあえず、ズボン脱ごうか」
酷い下痢のせいでズボンにも下痢便が着いてしまっている
靴、靴下、ズボンを全て脱がし、
大きくシミを作ったボクサーパンツを下げるとおしりの方までグチョグチョに汚れていた
「ごめん、大和さん、ウエットティッシュ買ってきてくれる?あと、着替えも一式。」
「あぁ、わかった。リク、気にすんなよ」
「ふぅ・・・ふぇ・・・・・・」
顔を真っ赤にして泣きじゃくっている陸の頭を撫で、必要な物を買い揃える為、トイレを後にした
トイレットペーパーを何枚も使い、陸の汚れたおしりから下を全て優しく拭き取る
ここまで腹下すなんて、なんか悪い物でも食ったのかな?
「陸、モーって出来るか?」
「ふぅ・・・ひっ・・・」
陸は泣きながら車椅子の人が使うトイレ横の棒に捕まりおしりを突き出す
肛門からおしりにかけてべっとりと水下痢がついてしまっている
汚れてしまった肛門やおしりを拭き取る三月
一通り拭き終わった時
ギュルギュルギュル
「ふぅ・・・いた・・・」
「よしよし、痛いな、座れるか?」
「んっ・・・・・・」
陸を便座へ誘導し、腰をかけさせる
グルグルグル、キュルキュルキュル
腹が鳴りまくり、変わってやりたいくらい痛そうだ
ビュル。びちゃびちゃ。チョロチョロ。
相変わらず、水下痢を排泄し続ける陸。
すげぇ辛そう・・・早く楽にしてやりたい・・・・・・・・・
コンコン
大和が色々買って戻ってきた
「ごめん。遅くなった。まだ具合悪そうだな」
「うん。相当下してる。食中毒かな?」
「いや、でも、昨日は俺らと全く同じ飯じゃ無かったか?」
「じゃ違うのかな?」
「うーん、わかんねぇけど・・・」
「はぁはぁ」
「ちょっと落ち着いた?」
「ん」
「じゃ、お尻拭こう」
陸の肛門を優しく拭う
便器に排泄された物に固形物は無く、可哀想になってくる
お尻も足もウエットティッシュで綺麗に拭きあげる
「これでよしっと」
「おまえさん、嫌がるかも知れないけど、一応買ってきたから」
そう言って差し出されたのは紙オムツ
「パンツも買ってあるから、好きな方選びな」
陸が静かに指さしたのは紙オムツ。
これだけ出してもまだ腹が痛むのかと思えば胸が苦しくなった
「よし、じゃあ、こっちにしような。誰にも言わないから安心しろ。な。」
大和の形に捕まり、オムツを履かせてもらう陸
大和の目の前で力なく陰茎がぶら下がっている
ズボンも履かしたら準備万端
結構時間を取ってしまった。急がないと。
「りっくん、大丈夫?しんどいん?」
「リク、気分悪いデスカ?」
「・・・・・・・・・」
「タマ、ナギ、リクのやつ体しんどいみたいだからさ、今はそっとしてやってくれるか?」
「ん。わかった。」
「オーケー。」
「三月さん、陸さんは・・・」
心配なのだろう壮五が遠慮がちに小声で聞いてきた
「腹壊したみたいでな。壮五も余裕あったら様子見ててやってくれな。」
「はい。」
車は高速を走る
「んっ・・・・・・はぁはぁ」
「痛いか?陸」
「・・・・・・きもち・・・わるい・・・・・・」
「え?!」
腹痛とばかり思っていたのにまさか吐き気だったなんて
「壮五、袋ある?」
「あ。はい。これでいいですか?」
「なんでもいい。ありがとう。」
「陸、ほら、我慢すんなよ」
三月は口元に袋を宛てがい陸の背中を強く摩る
「オエッ・・・・・・ヴウゥ・・・・・・」
「気持ち悪ぃな。大丈夫大丈夫。」
「うっ・・・・・・え゛っっつ・・・・・・おえ゛・・・げえ゛っっ」
びたびたびた
陸は袋に戻し始めた
下痢だけじゃなくて嘔吐もあるって事は胃腸炎か?
「落ち着いた?落ち着いたら水あるから。口濯ご。」
「ひっ・・・きたなっ・・・・・・ごめ・・・・・・」
「しんどいのは陸だろ。気にしてないから。泣くなって。余計にしんどいだろ。」
嘔吐物は壮五が片付けてくれた。
「うっ・・・・・・・・・」
「どした?吐きそうか?」
「お腹・・・・・・」
「また痛くなってきたのか・・・・・よしよし」
「ミツ、カイロいるか?」
「あぁ。うん。また腹痛いって」
「そうか。 リク、これ当ててろ」
「ふぅ・・・・・・」
ギュルギュルギュル
「くっ」
グルグルグル
「はぁはぁ」
何度も押し寄せる腹痛の波に顔を歪める陸
「はぁ・・・っつき・・・・・・」
「どした?」
「ごめ・・・でそ・・・・・・ 」
「?!マネージャー、ごめん、またパーキング寄れる?」
「あ。はい!」
「も・・・でる・・・かも・・・」
「大丈夫だって、ちょっと漏れたって履いてるだろ。一応、次のパーキング止まってくれるから」
「んっ」
痛い。痛い。痛い。痛い。
1度決壊まで追い込まれた肛門は全く言う事を聞かず我慢も出来そうにない
「はぁ・・・・・・も・・・・・・がまん・・・・・・できな・・・・・・」
「うん。いいよ。出しても。」
ぷぅ。
少しオナラが出たと思ったらまたサラサラの便が流てた
幸い音はあまりなくただただ、水下痢が絶え間なく流れる
おしっこの制御も効かなくなってしまったのか、ショロショロと反射的に前も濡らした
後ろからも前からも水分が抜けて、陸のオムツはタプタプになっていた
パーキングに付くとまたも大和と三月が支え車椅子用のトイレに入る
先程の陸の様子とは違い、力なくフラフラしている。
「大丈夫か?陸。フラフラしてっけど・・・腹の他にしんどい所あるか?」
「わか・・・んな・・・・・・ふわふわ・・・・・・してる・・・・・・きもちわるい・・・・・・」
「脱水症状じゃねーのか?」
「下して戻してるもんな・・・水はちょいちょい飲ませてたけど、足りなくなったのかな?」
そんな会話をしながら
タプタプになった陸のオムツを外す
水下痢と尿で汚れたお尻と肛門、亀頭に陰茎も隅々まで拭いてやる
びちゃびちゃ。突然陸が嘔吐きもせずに便器に嘔吐した。
「おっと、しんどいな、ちょっと座ろ」
陸は先程まで拭かれていたお尻を丸出しにそのままズルズルとしゃがみ込んだ
「はぁはぁ」
びちゃびちゃ。胃液を戻す陸。
背中を摩る三月。
「酷いな・・・・・・病院寄ってもらうか?」
「その方がいいかもな。俺、マネージャーに話付けてくるわ。」
「頼んだ。」
びちゃびちゃ。
「んっ・・・・・・」
「しんどいな。陸。病院行こうな。」
「みつっ・・・・・・お腹が・・・・・・っん・・・」
びちゃびちゃ。
吐いていると言うのに腹の方も限界なのだろう、今から向きを変える余裕は無さそうだ
三月は咄嗟に余っていたパンツ型オムツの前を破りテープ型のように広げるとしゃがみ込んでいる陸の肛門に素早く当ててやる。
便器と体の間に手を入れオムツを前にも引っ張り、尿道にも給水部分が当たるように当ててやる。
当て終わってほぼ同時に
プリプリプリ。ショワワワ。
肛門からは水下痢が、尿道からは尿が飛び出た。
身体中の水分が抜け、陸は便座にもたれかかったまま動かなくなってしまった。
もう、終わったかな。
添えていたオムツを外してそばに置き、陸の顔色を伺う
血の気が無くなり真っ白な顔をした陸。
「はぁはぁ」
浅く、早い息だけが響き。目は焦点を捉えず虚ろになっている。
「陸〜、陸〜、わかるか?聞こえるか?」
「はぁはぁ」
辛うじて意識を繋いでいる様な状態だ
「マネージャー、この後すぐ病院行けるって」
「あぁ、ありがとう。大和さん、陸動かせる?ちょっとマジでやべぇかも・・・」
「また吐いた?」
「うん。それで、腹も痛いって言ってまた下した。」
ぐったりした陸を支えながら肛門や尿道を綺麗に拭きあげ服を着せる
そのまま姫抱きで抱き抱え車に向かう
マネージャーに陸の様子を伝える大和の話を聞き、脱水症状を疑った壮五が経口補水液を買ってきてくれていた。
「大和さん、これ」
「ソウ、ありがとな。助かる。」
「リク〜、飲めるか?」
「はぁはぁ」
虚ろな目をし、短い息を吐くだけの陸
「大和さん、ちょっと貸して」
タオルを陸の首元に当てボトルを口元に持っていきボトルを倒す三月
「そのまま陸抱えてて。あんま寝かすなよ。喉詰まるから。」
「おう。」
「陸、ちょっとだけ、飲もうな。しんどいな〜、ほら、飲めるか?」
口に経口補水液が流れ込むと反射的に喉を動かし経口補水液を飲む陸。
「よかった。飲んでる。」
随分零し、タオルも濡れてしまったが、陸が少しでも飲めた事に安心する。
「マネージャー、もう車出して大丈夫。」
「わかりました。近くの病院調べたので向かいますね。」
座位も保てない程衰弱しきった陸。
大和が陸をそのまま抱き抱え、体を少し起こし横抱きにしている。
陸の靴は脱がし、シートの上に横向きに寝そべった様な形を取っている。
ギュルギュルギュル。狭い車内に陸のお腹の音が鳴り響く。
サーッとまた水下痢が漏れたが音もない為誰も気づいていない
大和が優しく陸の腹を撫でる
コポッ
何の前触れもなく陸が吐いた
「うぉ、リク?」
「どした?」
「吐いた」
先程首元に当てていたタオルと大和の胸元にシミが出来る
三月は急いでタオルで抑えながら口を拭き、袋を陸の口元に当てた
「ゲホゲホ・・・うっ」
びちゃびちゃ
三月は大和に抱かれる陸の背中を摩った
喉に詰まらないように抱き直す大和
「可哀想にこんなに吐き下しして水分も取れねぇなんてな・・・・・・」
病院に着くと
酷い胃腸炎と脱水症状で点滴をする事になった。
点滴が終わると少し顔色が良くなった陸。
「りっくん、乗れる?」
環が背負って車まで運んでくれた。
ロケの予定は振替になりそのまま寮へ帰ることになった。
シリーズ