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・青林檎サマ BL
・om ( 攻 ) × wk ( 受 )
・ryさん 出てきません
・r15
・口調迷子
・学パロ / 年齢操作🈶
→ om 高3 / wk 高2
🗣️ ➰ 続きです︎︎👍🏻︎︎🎶
この話で完結となっております〜!!
【 せんぱい 】
↓↓
『 …え 』
目の前には困惑した大森先輩の姿。
「 ぅ、あ… 」
なにやってんだ俺。
好き…だと、その一瞬で気づいた思いを握りしめて告白して。
さらに困らせて。
は????超変な奴じゃん俺。きも
『 …ほんとに? 』
「 ……〜っ、 」
でもたぶん、
俺は大森先輩のことが好き
…なんじゃ、ないかと思う。
『 わーーかーーいっ 』
ねえほんとなの?ねえねえ、と完全に調子に乗ってる大森先輩。
「 だまれ、っ!! 」
『 えー…ひど…… 』
大森先輩はむす、と拗ねてしまう。
はーーなんだこいつ、、
『 でも若井顔真っ赤だから全然威嚇になってないよ?笑 』
「 っはぁあ、?! 」
焦って顔を手で覆う。
『 ねえ若井 』
先程までの喧騒はどこかへ去り、
もう大森先輩と俺だけの世界になっているような気がする。
『 付き合おう 』
ぎゅっ、と握っていた手に、大森先輩のがっちりとした手が触れる。
大森先輩は真っ直ぐ、逃がさないとでも言うかのように俺を見つめる。
その瞳が俺の心に触れ、ばっと目を逸らしてしまう。
『 …嫌なら嫌でいいよ 』
返事、ちょうだい?と、優しく落ち着いた声で言う。
「 …………べつに、いやでは…ない 」
『 …ふふ、じゃあ、付き合ってくれる? 』
こく、と頷く。
たぶん、俺の顔は真っ赤。
『 やっった!笑笑 』
大袈裟なくらいに喜ぶ大森先輩。
そんなに嬉しい…のか、
『 わかい〜〜 』
ふふーん、と笑う大森先輩。
調子乗りすぎ。大袈裟すぎ。
なんて言おうと思ったけど、言うのはやめた。
「 …ばーか 」
べっ、と舌を出して下駄箱へと走る。
『 若井ー?笑 』
『 照れ隠し?笑 』
にやにやとしているであろう大森先輩が追いかけてくる。
「 うっさい 」
『 えー?だって若井と付き合えたんだもん、 』
『 ちょーうれしい 』
「 …へえ 」
『 興味無さすぎない?!!? 』
『 ほんとに俺のこと好きなの!?!? 』
「 ……すきだよばーか 」
『 えなにそれかわいい 』
『 もっかい言って? 』
「 だまれ 」
この人との恋人生活、大変そうだけど
楽しそうでは…ある。
「 …たぶん、ちゃんとすきだから安心しろ 」
『 …へへ、やった 』
想いに気づけてよかったなあ、なんて
思っていれば、後ろからぎゅっと抱きしめられる。
『 愛してるよ若井 』
人のいない下駄箱で
唇がそっと触れた。
end
コメント
4件
最っ高です!! めちゃくちゃ甘酸っぱい…✨️ 終わり方まで綺麗ですね💕︎
まってほんとにきゅんきゅんするすき😢😢😢言葉選びというか表現の仕方??がえぐ綺麗で情景みたいなのが鮮明に脳裏に浮かんできてほんと表現力すごすぎる🙎🏻♀️🙎🏻♀️完結お疲れ様です好きですほんとに‼️‼️‼️