私の名前はりあ
私も家族も愛犬のるるが好きだった。
いつもるーちゃんって家族も私も呼んでいる
るーちゃんはいつも私のそばから離れなくて
私や家族が出かけようとすると寂しそうに
鳴いていてるーちゃんと同じように家族も
自分も、 さびしい気持ちになる。
それから数年がたって小さかった小型の
るーちゃんは大きく少し太っている
それでも愛おしいくらい可愛かった
“好きな子がどんな姿になっても愛せる”
まさにこういう状況だ。
私は毎日寝る前にるーちゃんにこう言う
「ずっと大好き愛してるおやすみ」
この言葉でるーちゃんとの愛が更に深まる気が
してくる魔法の言葉だ。
この魔法の言葉を言うとるーちゃんもそれに
返事してくれて「わん!」と言ってくれる。
私はそれで十分幸せだ。
家族との”笑顔の幸せ” ”るーちゃんとの幸せ”
この2つで私の疲れが全部吹き飛ぶ。
私は中学三年生で受験勉強に忙しかったけど
あの魔法の言葉は忘れずにるーちゃんに言った
そしてるーちゃんがまた「わん!」と言ってくれる。こんな幸せな日々がずっと
続いて欲しかった。
そして受験の発表があって落ちちゃったのかと
すごく不安だったそして当日、
番号を私は確認する
「あった!」その瞬間嬉しくてたまら なかった
家族とその場で泣きあう。みんながハグをしてくれたとても幸せで嬉しかった。
LINEの何件かの通知..
それは「受かった?」という質問だった
私はそれに答える「受かったよ!」って
そしたら「おめでとう!!」という言葉が
何人からか沢山きた。とても嬉しかった
今まで頑張ってきた努力がここに繋がったんだと思った。
家に帰るとるーちゃんが寝ていた
そうるーちゃんは毎日私が受験勉強をしてる時
ずっと見守っていてくれた。
帰るのを待ってくれてたのかな?
そう思ってるーちゃんに声をかけた
「るーちゃんあのね!私受かったよ」
それでもるーちゃんは起きない
疲れちゃったのかなと思った。
私はもう一度言う
そしたらまだ起きない。
家族がるーちゃんにかけつけて心臓が、
なっているか確認する
私もそっと手をそえる。
なっていなかった
一つの涙が服にぽつん
そう家族が泣いていた。私も泣こうとしたけど
泣かなかった歯でくちびるを少し噛み
涙を堪えた。家族はみんなるーちゃんを
抱きしめるその家族たちのハグでるーちゃんは
きっと、とても暖かいんだろうな。って思った
そしたら私が小さいころにるーちゃんと出会った日を思い出した。
(出会った日のお話)
お母さんが言う
「これか家族になるわんちゃんだよ!」
お母さんもお父さんもとても笑顔だった
小さかった私はるーちゃんがとても今と同じで可愛いと思った。私はすぐにハグをした。
そしたらるーちゃんが小さい体ですやすや
寝ていた。
大きくなった私は今は今年高校生になる
随分長い間お世話になったなって思った。
私は家族に言った少しの間、
ここにみんなで居よ!
って私が大きくなったるーちゃんに
思いっきりハグをして堪えていた涙を
我慢できず泣いてしまった。
その光景をみて家族がまた泣きそうに
なりながら、「この写真みて」という
泣きながら見ると涙で少しぼやけてたので
涙を袖でふき、その写真を見ると
小さい頃私が小さいるーちゃんにハグをして一緒に寝ている写真だった。
それを見て私は更に泣く
私はそのまま涙をたらしたまま、
るーちゃんに魔法の言葉を言ってから
目を閉じたらそのまま私は寝てしまった。
お母さんが、私が寝ようとした前に言った言葉
「昔と変わってないわね笑」
と言うすごく泣きそうになりながら
お父さんが
「ああそうだな」と言う
私は少しして起きた。
「おはよう、」
そしたら家族が「おはよう」と
言ってくれた。
私は忘れずにるーちゃんにも
「おはようるーちゃん」と言う
お母さんとお父さんが言う
「そろそろるーちゃんお庭に埋めようか」
私がもう、るーちゃんが見れないって思うと
すごく悲しかった。
それでも私は「嫌だ」とか言わなかった
私は頷く。
そして庭に行き私はるーちゃんを小さい頃の時みたいに抱きしめている。
そして庭に着き、
るーちゃんを埋めていく。
その時すごく可哀想だと思ったけど、
るーちゃんが幸せにあの世で眠れるなら
なにも言わない。
私も土を掘ってるーちゃんに土をかける。
そしてついにるーちゃんを埋めたので
可愛い顔も見えない。
悲しいけどあの世でるーちゃんが、
沢山のお友達が 出来ますようにって思った。
家族と私がずっとるーちゃんのお墓を見つめる
家族がこう言う
「暗くなる前に家にもどってね」と
私は「わかった」と返事をする。
私はるーちゃんにこう言う
「ずっと大好き愛してるおやすみ」
そして立とうとしたら、るーちゃんのような
肉球の手が私の肩に触れる
そしてわたしの周りが暖かくなった。
でも誰も居ない。きっとるーちゃんが
透明になって今わたしの隣に寄り添って
くれているのだろう。すごく嬉しい幸せだ
私はその場で泣き崩れる。
るーちゃん今までありがとう。
その瞬間空を見上げると薄く見える、
るーちゃには 翼が着いていて、新しいお友達と違うお空に 向かっていってるのが見えた。
私は言う
「るーちゃん行ってらっしゃい」と
その瞬間私とるーちゃんの愛がまた深まった
気がした。
コメント
3件
めっちゃ良いお話ですね……😭普通に涙出ました🥹
まじ結構泣いた、、。