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マルクト「ふわぁ…。」


竜牙「どうしたー?眠そうだな?」


マルクト「昨日…少し寝れなくて…。」


竜牙「何かあったのか?」


マルクト「実は…寝てる時…金縛りにあって…。」


竜牙「金縛り…まじか…。」


マルクト「そのせいで寝れなかったの…。」


竜牙「流石に俺でも幽霊は対象外だ…。」


マルクト「では…どうすれば…。」


竜牙「…天狐さん。」


トコトコ…。


天狐「話は聞いてたよ。幽霊ですか?」


竜牙「頼めるか?」


天狐「まかせてよ。」


マルクト「ありがとうございます!」

その夜


竜牙「どうだ?」


マルクト「幽霊…いますか?」


天狐「えぇ。いますね。しかも強い霊が。」


マルクト「嘘でしょ!?」


竜牙「どのくらいだ?」


天狐「…落武者レベル」


マルクト「わぁ…。」


竜牙「どのくらいかわっかんねぇ…。」


天狐「だいたい…危険度は75です。」


竜牙「やばいってのがわかる!!」


マルクト「除霊…出来ますか!?」


天狐「出来ますよ!今祓いますね!」


天狐「オン・アボキャ・ベイロシャナウ・マカボダラ・マニ・ハンドマ・ジンバラ・ハラバリタヤ・ウン・南無妙法蓮華経・南無阿弥陀仏…。」


マルクト「???」


天狐「除霊の言葉ですよ。」


竜牙「どうですか?わかりますか?」


マルクト「うーん…わっかりません!」


天狐「待っててね。」


マルクト「暇ですね?どうします?」


竜牙「待ちましょう?ゆっくりと?」


マルクト「そうですね?待ちましょう?」


天狐「終わったよ!…なんで謝肉祭の真似してるの?」


竜牙&マルクト「待ってる間暇だったらからです。」


天狐「とりあえず幽霊は完全に消え失せたから安心してね。」


マルクト「ありがとうございます…。これでゆっくり寝れそうです…。」


竜牙「…成瀬に頼んで、幽霊シールドでも作ってもらうか。」


天狐&マルクト「賛成ですね。」

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成瀬「…よし。作るか!」

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