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ポケカメンside


対人恐怖症をどうにかして頑張って治そうとしたけどやっぱ無理…学校なんて行けない

「今日もやすみ?」

💙「うん…まいたけ来たら休みって言っといて」

転校してからはや1週間。最初の挨拶以来まともに学校行ってない心配をしているのかまいたけが毎日家に来ては学校来いって促してくる。今日も来るのかと思ったらインターホンの音すらならなかった。諦めてくれたかその方が嬉しい


💙「罪悪感なんて微塵もねぇや…」

カーテンも開けずただ無音がたちこめる俺の部屋。別に寂しくなんてない 俺にとっては一人でいる方が楽だし学校に行っても楽しいことなんてひとつもない

💙「腹減ったな…」

そういや今日ご飯食べてない…なんか食べよ

料理はできる方…だと思う。親も仕事だしご飯を自分で作って食うことなんて毎日の日課だったし

💙「よし。できた」

時刻は16:30ほぼ夕飯と言ってもいい…いや、これは昼飯!ギリ昼飯だろ。椅子に座ってテレビをつけ食べようとするとうちのインターホンがなった

ピンポーン

💙「…まさか……」

モニターを見るとやっぱりまいたけだ…あいにく今は人に会いたい気分ではない帰ってもらおう

❤️「ポケー」

💙「帰って……」

❤️「今日のプリントだけ置いてくぞ?」

💙「ん…」

はぁー…緊張する 対面じゃないけど緊張する 帰ったかな?ポスト見に行こ。

ポストの中には学校の授業内容のプリントと…紙切れが1枚落ちた。なんだろこれ

💙「これ電話番号?だれの?」

裏面を見ると「暇な時かけてこいよ」とだけ書いてあった。きっとまいたけのだろう…少しだけ連絡してみるか…

プルルルルル…

❤️「もしもーし」

💙「も、もしもし…」

❤️「あーポケか暇なん?」

💙「ん…まぁそんな感じ…」

❤️「電話で話すの少しは楽だろ?」

💙「うん」

❤️「ねぇねぇガチで急なんだけどさ」

💙「うん」

❤️「俺の事どう思ってる?」

💙「え、え?」

❤️「ww第一印象とかでもいいから知りたいなーとか」

💙「あー…えっと、優しい人だなって…」

❤️「まじ?!嬉しい」

💙「でも…他の人にもやってるんでしょ?」

❤️「んなわけないポケだけ」

💙「…そっか」

少しの間気まずい空気感が漂う。なんか話さなきゃ俺が口を開こうとするとまいたけに取られてしまった

❤️「俺はポケのこと少し気になってるけどな」

💙「え、?」

❤️「んーん。なんでもないw忘れて 明日は学校来いよ」

💙「あ、うん…」

切れてしまった…もっと話したかったななんて…俺がこの恐怖症を治さないと無理か。

対人恐怖症の僕と人気者の君

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