テラーノベル
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akfw・r18・bl表現あり
・本編伏字無し
・二次創作
ご本人様とは関係ありません。
ak『』
fw「」
akは生徒、fwが教師
翌日学校に行くと、不破先生はまだ教室に来ていなかった。この間は早かったのに、今日は部活の朝練がないのだろうか。
とりあえず席に座り窓から下を覗いてみた。あまり人はいない。余裕を持って学校に来たのでHRまでは時間が余り暇だ。
『…あ。』
ぼんやりと暇つぶしを考えていたが、丁度いい場所がある事を思い出した。
わあわあと喋りながら登校してくる男女を他所目に、シューズの微かな音も響く静かな体育館に足を踏み入れた。誰かいたらまずいと思ったが生憎こんな早くに部活以外で来る人はいないらしく、そのまま体育準備室に向かった。
『うわ、暗…』
陽の光が当たらない準備室は薄暗く、目が慣れるまでは奥が見えないほどだ。なるほど、だからああいう事をするのに最適な場所なんだ。
ようやく目が暗闇に慣れてきて中が見えるようになった。授業で使うのであろうマットが積み重ねられ、(昨日不破先生が横たわっていたのはここだろうか)バスケットボールが床に散らかっている。危ないなと足を退けると、その先に布のようなものが落ちていた。
『………は、…先生のじゃん……』
昨日丸一日つけていたジャージが無造作に床に落ちている。襲われている時に脱がされたのだろうか。拾って返そうにもこんな所にいる理由がつかないし、マットの上にでも置いて教室に戻ろうとくるりとドアの方を向くとガタンと大きな音。目をまん丸に開いた不破先生だった。
「ッぁ、え…なんでっ…」
『あ。……』
「っここは体育関係者以外来ちゃあかんの!ほら俺準備しなきゃやから出てってやッ…??」
『すいませ…、、あ、不破先生…』
『これ、落ちてました…』
手に持っているジャージを一目見ると、先生はそれを奪い取るように手を伸ばしてきた。準備というのは建前で、昨日忘れて行ったことに気がついて取りに来たのだろう。
『…どうしたんですか?そんな大事でしたか?』
「にゃはは…ッ、そぉそぉ…wおれ寒がりやからこれないと寒いねん!!ありがとなぁ…wッでもなんでこんなとこおるんっ?なんか、気になった……???」
この先生はなんて分かりやすい人なのだろうか。目に見えて動揺し、べらべらと一人で喋り始める。そんなに先生にとっての弱みなのだろうか…そりゃそうか。生徒の言いなりになるくらいなのだから相当弱みなのだろう。
『…』
それまでの秘密を握ったんだ、俺。
慌てる先生がなんだか可愛く思えてきて、俄然興味が湧いてきた。
もっと秘密を暴いてやりたい。
「ほら、もうチャイム鳴るで教室戻ろーなッ?」
そう言って準備室に鍵をかけてしまった。
さっきは準備するからと言っていたのに、中のものに一切触れることなく準備室を出る。本当に詰めが甘いというか、見え見えというか。
その後授業が始まってからも内容には集中出来なかった。昨日、不破先生はいつもそういう事をしてる、と聞こえた。しかも男に。不破先生に指輪は付いていなかったから、相手と言ったら彼氏とかだろう。 偶然生徒に見つかり、脅され好き勝手やられているのだろうか。
…今日も好き勝手されているのだろうか。
放課後、結局昨日と同じ準備室に向かった。まだ誰も来ていないが、もし来たら面倒な事になるだろう。朝体育館を見ていて気づいた、体育館のステージ裏とここは繋がっていた。ステージの方にいればバレないだろうと身を潜めてみる。
自分でも気づかないうちに気になってしまっていたようだ。そりゃあんな衝撃的な物を見てしまったら当然だろう。
と、突然男子の集団の声が近づいてきた。すぐに特徴的な少しハスキーな声が耳に入り、昨日先生を襲っていた生徒だと確信できた。
[はーー、ここ暑すぎやろ…。クーラー付けてぇ。]
《はいはい。てかせんせーまだなん?もう来る時間やろ。》
[知らん、女に捕まっとるんちゃう?]
〈あるわー、先生は男にしか興味ないのになぁw〉
都会の学校には準備室にまでクーラーがあるのか、というどうでもいい気づきを得た。その後も喋り声が聞こえる。先生が来たらしい。
「…ごめん、遅れたわぁ…!」
[もー、遅いー。俺今日ずっと暑くていらいらしてんの、おさめて。 ]
「ッッ…そ、そこ閉めよぉや…?見られたらあかんやろ…?」
準備室の扉のことらしい。朝の事を気にしているのだろうか、それで俺が気づいたと思ったのだろうか。
《そうだねぇ、せんせー声出しちゃうもんね。》
ドサッと音が聞こえる。多分押し倒された音だろう。音でしか分からず状況が確認できなくてもどかしい。上の方にある小窓から覗いてみる。
[せんせ、口開けて。]
「…ぁ………ッッんむ…♡♡ゃ、舌ぁ…゛……」
[ッは、スイッチ入んの早。もうトロ顔?生徒に見せていい顔じゃないんですけど。]
〈何、実は興奮してんの?〉
「ちゃう゛…ッ!!んなわけ、ないやろ…!!」
[あー、もしして男に開発されちゃった感じ?すっごい感度いいもんね。]
ドアのひとつ向こうで、不破先生がキスをされ、服の中に手を入れられている。微かに喘ぎの声も聞こえる。
「ん゛ッぅ…♡♡ゃ゛……♡」
《身体丸めちゃダメでしょ、押さえとく?》
〈意味ないやろwせんせーすぐ丸まっちゃうもんね。〉
[うわ、待ってここ濡れてんだけどw興奮しちゃった?それとも彼氏と会うから準備して来てたん?]
「ッ…!!!!やめろ゛ッ!!かれしかれし゛ッ、て………!!!」
〈おー怖、せんせー彼氏の事話題に出すと怒るもんね。自覚しちゃう?〉
「なにがッ…??」
〈彼氏がいるのに他の男に言いなりにされてるってこと♡しかも彼氏にしか見せないような顔とか全部晒してさぁ。〉
「っっ゛!!! 」
[結構顔良かったよね、せんせのこと大好きそうだったから怒らせたらどうなっちゃうかなあ。]
『…』
話を聞いていると、この男子生徒達は先生の彼氏のことに割と詳しい事が分かってきた。顔が良いと分かるということは見たことがあるということ、彼氏といる所でも見られたのだろうか。でもそれだけでこれ程までに脅せるとは思えない。
扉の向こうの不破先生は生徒を睨みつけている。生徒の話が図星だったのか、何も言わずに息を荒らげているだけだ。
また先生の声がよく聞こえるようになった。生徒達がまた襲い始めた所で、先生は必死に声を抑えようとしている。
「嫌や゛ぁっ、♡♡ごぇ、なさい♡♡♡ん゛んぅぅ……♡♡♡」
《ほんと開発しきってんだ、声も出すように彼氏に命令されてんの?》
「う゛ぅぅ〜ッ♡♡♡だまれ゛、ぇっ…!!!♡♡」
普段口調は優しい不破先生は、彼氏という単語が出ると声を荒らげる。何かあるのだろうか。とりあえず、不破先生の事が段々とわかってきたような気がする。
この事を全て動画に撮り学校に提出してもいいが、仮に生徒が退学になったとしても不破先生の秘密をばらしたら先生も先生で居られなくなるかもしれない。だから先生は誰にも言えずただ黙って生徒に襲われている。上手い話だ。
最終下校のチャイムが鳴った。男子生徒はもうかよ、と文句を垂れている。そうして先生の介抱もせずそそくさと帰っていった。準備室に残されたのはぐしゃぐしゃに泣き腫らした先生ひとり。
すぐにここのドアを開けて全部見ていたと話し俺が介抱したいところだが、先生が動かないうちに俺は体育館から出た。丁度先生が通るであろう所で待ち伏せて、偶然を装う。
「ッはぁ、ぐすっ……」
中から先生の泣き声が聞こえる。他の先生に見つかったらどうするのだろうか。最終下校の時間、多分俺以外の生徒はいない。先生も油断していたのか、泣き腫らした顔をさらけ出しながら体育館を出た、ところで俺と目が合った。
『あ、先生。』
「っ…!!?なんッ、ひぐっ…!!」
『どうしたんすか?なんで泣いてんの?』
「ぉッ、お前こそなんで…!!最終下校ッ、終わっとるやろ…!?帰らんとッッ…」
『あれ、そうなんだ。すいませんこの学校来たばっかで知らなかったです』
もちろん嘘だ。不破先生の秘密を見るためにチャイムが鳴っても待ってました、なんて言えるわけがない。
「っ早よ帰りぃ…??怒られんでッ…!」
『誰に。てか不破先生が怒らないんすか?w先生なのに。』
「……ッ俺は、やさしぃから…゛ッ!!は、早よ帰ってや…!!」
『はいはい。』
「…ッあ………」
『ん?』
「体育館……って、何か聞こえた…?」
『…っふ、…体育館すか?男子の声聞こえてましたよ、部活かなぁ。』
「!!そ、っか………」
本当に、この先生はどれだけ弱いのだろう。まだ俺にバレていないとでも思っているのだろうか、鈍すぎる。
「じゃあもう帰りーやッ…?先生も忙しいから…」
『はーい…』
『…』
『ね、俺下駄箱の場所分かんなくなっちゃった。連れてってくださいよ。』
「えッ…、、前に校内の地図渡したやろ…っ??俺は忙しいのッ…」
きっとあんなことをされた後で、見られたかもしれない不安の中俺と話しているのは嫌だろう。一刻も早く1人になりたいんだろうけど、わざと引き止める。
『えー、どうせ先生も職員室行くでしょ?方向一緒やん。一緒に行こ。』
「…まあそうやけど……ッてか方向分かっとるんやんか…!一人で行けるやろ…!」
『いいの。来てよ。』
「しゃーないなぁ…ていうかなんでそこにおったん?部活とかもないやろ?」
誰もいない廊下を二人で歩きながら、緊張が解けてきた先生が聞いてきた。
『えー?……』
『先生の事探してました。』
「…………ッえ」
『って言ったらどうします?普通に帰ろうとしてただけっすよw……何、そんな幽霊でも見た顔して〜。』
「し、してへんわッ…!なんか明那君に書類渡す約束でもしてたかと思っただけや…」
『先生もなんで泣いてたんすか?』
「ッ!あれ泣いてたんちゃうわっ…!!俺花粉症やねん…ッ」
『へー。』
「ほら、下駄箱ついたで…!!気をつけて帰りぃや」
『ん、ほんまや。ありがとうございます〜。』
『せんせ。』
「ッッ…!!!」
先生のことを襲っている男子生徒、の中でも1番先生への距離感が近い、先生が1番恐れているであろう生徒の先生の呼び方。
あんなことがあった直後に言われたら怖がるかな、と軽い気持ちで言ってみた、んだけど。
『…先生?』
「ッひ…ッッ!!」
ちょっと近づいただけでこの怯えよう。可哀想だけど可愛くて、無性に虐めたくなってきた。
『どしたの?顔色悪いよ。風邪引いたんじゃない?』
距離を詰めてみるとあからさまに怯えた目でこちらを見つめ、小動物のように縮こまってしまった。
『…お大事にね、またねせんせ。』
先生結構かわいそうかも
こういうのが好きなんだけど、書いてると可哀想になってくる
次→2000♡くらい
コメント
2件
うわーーーーー続き待ってました!ガチで最高です👍👍‼️虐めたくなっちゃうaknも最高だしとにかくfw先生が可哀想すぎて可愛すぎる😍続き楽しみに待ってます!🎶
うわあ、第2話もすごい緊張感…!明那くんが秘密を見つけてから、先生の反応をじっくり観察する感じがリアルでした。特に「せんせ」って呼び方を真似するシーン、ただの偶然装ってるのに先生がビクビクしてて、もうバレバレなのに気づいてないもどかしさがたまらない。先生の弱ってる姿が可愛くて、でも可哀想で、複雑な気持ちになりました。次が気になります!
レア
535
#fw受け
こ う
21,798