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⚠️注意事項・妄想強め
・捏造注意
・ゲーム設定や皆の性格は変わらない
・いじめ描写あり(主にいじめられるのが主人公と監督生)
・主人公はnot監督生のセーラです
・うちのオリキャラ達(監督生含め)出てきます
・学園長はオリキャラのメビウスでクロウリーは学園長の秘書
・結構暗い
・前作の悪女など使われている(前作→悪の花と強き信念)
・流血表現があったりなかったり(なくても悲惨かも)
・ハッピーエンドは確実なのでご安心を
それでもいいならどうぞ!
ーセーラが目覚めてから約1週間後ー
〜大食堂〜
リンネ「お前、1週間で凄いな」
セーラ「え?」
リンネ「だってもう怯えてないというか、普通にアイツらを追っ払うんだから」
メテア「確かに。あれ全部凄かったなぁ」
{メテアの回想}
ーハーツラビュルsideー
〜廊下〜
リドル「あのセーラ、」
セーラ「なんでしょうか?ローズハート先輩。というか私は貴方と話す権利ない上に貴方に近づけないので、貴方と話せない筈ですよ?」
リドル「え…?」
セーラ「だって、金輪際ハーツラビュルと関わらないでと寮長である貴方直々に言われたんですよ?私はしっかり守っています。それにもし近づいたら貴方の服寮長に何をされるか分からないし」
リドル「それは、」
セーラ「証拠はあるんですよ。(ボイスレコーダーを見せた)なので、失礼します」(その場を去った)
リドル「ッ…」
ーサバナクローsideー
〜中庭〜
レオナ「おい、草食動、」
セーラ(距離を置いた)
レオナ「おい、なん、」
セーラ「だって近づいたら、私を砂にするんでしょ?なら、離れないと」
レオナ「は…?」
セーラ「それにそちらのハイエナさんにずぶ濡れになって風邪ひきたくないので、では!」(逃げるように行った)
レオナ「…チッ…」
ーオクタヴィネルsideー
〜外廊下〜
アズール「…セー、」
セーラ(無視し、離れた)
アズール「ちょっ、セー、」(肩に手を置こうとしたら、かわされた)
セーラ「…アーシェングロット先輩、契約違反ですよ?」
アズール「え…?」
セーラ「だって、私は貴方と契約しました。貴方と接触しないという契約を」
アズール「⁈そんなの破り捨てました!だから、」
セーラ「アーシェングロット先輩っていじめる人嫌いですよね?私も嫌いなんですよ。たとえ手を出さなかったとしても、見て見ぬ振りしたらもう同罪なんですよ。…じゃ👋」(その場を去った)
アズール「!ッーー、セーラ…」(涙目を堪えながらうずくまった)
ースカラビアsideー
〜教室〜
カリム「!セーラ!」
セーラ(無視した)
カリム「…なぁ、セーラ」
セーラ「…」(無視を続けた)
カリム「…どうして無視するんだ?」
セーラ「…はっ、貴方がそんな事言うんですか?アジーム先輩」
カリム「え…?」
セーラ「これ、全部貴方がやってきたことなんですよ?なのに図々しいですね。バイパー先輩達のことを鵜呑みにして、自分の目で確認しないでバッカみたいw」
カリム「ッ…」
瑠璃「セーラちゃ〜ん!」
セーラ「今行く!」(瑠璃の元へ駆け寄った)
カリム「ッ…セーラ…ごめん…」(静かに泣いた)
ーポムフィオーレsideー
〜校舎裏の森〜
ヴィル「…セーラ」
セーラ「話しかけないでください。醜さがうつります」
ヴィル「ッ!」
セーラ「それ以上、近づかないでください。貴方の狩り人に殺されたくないので」
ヴィル「!セー、」(どこからか矢が飛んでヴィルの頬を掠った)
アナスタシア「…」(隠れて矢を放った犯人)
セーラ「…良かったですね、掠った程度で。私、左肩を射抜かれて傷跡残ったんです。よく女の体に傷つけられましたね?しかも毒付き?最っ低ですね。私じゃなかったら監督生さん達はどうなっていたやら…」
ヴィル「ッ…」
セーラ「私は慈悲深いので警察に言わないですけど、下手したら犯罪ですよ?そこ理解してくださいね。行こ、アナ」
アナスタシア「ええ」
セーラはアナスタシアと共にその場を去った
ヴィル「…ッ…」(拳に力を入れた)
ーイグニハイドsideー
〜購買部前〜
イデア「あ、あの、セーラ氏…」
セーラ「なんですか?根暗で陰気くさ〜いシュラウド先輩」
イデア「ッ、そこまで、」
セーラ「そこまで?そこまでネットでネチネチしていたのはどこのどいつですか?貴方ですよね?」
イデア「え、えっと、」
セーラ「大体引きこもりすぎて、ネットや人の事ばかりだから視界狭すぎてそんな馬鹿な事になるんですよ?もう少し外に出て自分の目で確かめる事を学んだらどうですか?それだからオルトくんに飽きられるんですよ」
イデア「うっ…」
セーラ「では、私忙しいので」(その場を去った)
イデア「…セーラ氏…」
ーディアソムニアsideー
〜メインストリート〜
シルバー「セーラ」
セーラ「!シルバー先輩、ジグボルトくん…」
セベク「ッ、セーラ悪か、」
マレウス「お前達、何をしている?」(セーラの真後ろ)
シルバー、セベク「⁈」
セーラ「マレウスさん」
マレウス「僕の友人に近づくな」
セベク「⁈ですが、」
マレウス「聞こえなかったのか?近づくな。これ以上余計な真似をするならお前達だろうと雷を落とす」
シルバー「ッ…」
セーラ「…私、周りが見えない上に人の言う事を疑わず簡単に鵜呑みにする人と話したくない。じゃあ」(マレウスの手をとり、その場を去った)
シルバー「…セーラ…」
セベク「ッ…不甲斐ない…」
{回想終了}
メテア「全員言い負かすなんて」
セーラ「大した事ないよ」
リンネ「いや、大した事あるって」
アナスタシア「そうそう。心配だったんだよ?」
クレア「ま、大丈夫ならいいさ。あとはお前のタイミングか?」
セーラ「まぁ、そんなところ」
リンネ「そう言えば、監督生達は?」
セーラ「先にオンボロ寮に帰ったよ。今日1年生は午前授業なの」
メテア「だからメテアも帰れる〜♪」
リンネ「そうか。まぁクリスタルアイが護衛してるから平気か。セーラはこのあとどうすんだ?」
セーラ「少し図書室寄ってからオンボロ寮に戻ろうかな」
メテア「メテアも行く?」
セーラ「いや1人で大丈夫。ありがとね」
メテア「うん。困ったら連絡するんだよ?」
セーラ「うん」
セーラとメテアは行った
リンネ「…嘘だな」
アナスタシア「え?」
クレア「ああ。何か嘘ついてる。流石にアイツは嘘が上手いから詳細は分からない。だが、微かな嘘の気配がした」
リンネ「俺も微かだが、嘘の色が見えた。だから、少し様子見をしておこう」
アナスタシア「そうね…」
〜廊下〜
セーラ「…」(さて、行くか…)
〜オンボロ寮前〜
メテア(寮へ帰る途中)
エース、デュース「メテア!」
メテア「!何の用?」
デュース「えっと…」
エース「…セーラと一緒じゃないのか?」
メテア「いつもと一緒ってわけじゃないよ。セーラだって1人になりたい時あるし。あとメテアを取り入れようとしても無駄だよ。何があってもメテアはセーラの味方でお前らの敵だ」
エース「でも、話したいんだ。セーラと」
デュース「頼む、メテア!」
メテア「何しても無駄だって。セーラは…セーラは…」
エース、デュース「?」
メテア「あれ?なんで…」(突然走り出した)
エース、デュース「⁈」(追いかけた)
〜図書室〜
メテア「やっぱりいない…なんで…」
エース「え?」
デュース「どういう事だ?」
メテア「…今いないから言えるけど、セーラ本当ならここにいるはずなんだ。でも、いない。匂いが1つもしてない…」
エース「てことは…」
デュース「行方不明…?」
メテア「かもね」
デュース「⁈探そう!」
エース「俺、ジャックとかに呼びかけてくる!」(行った)
デュース「おう!」(探しに行った)
メテア「…」(何処かに向かった)
〜教室〜
ー3年E組ー
リンネ、リリア、トール、フルール、トレイ、ゾーロ(トレインの魔法史の授業中)
バンッ!!(勢いよく扉を開けた音)
メテア「リンネ!!」
リリア「メテア⁈」
トレイン「ペンドラゴン、授業中だぞ」
メテア「すみません。でも、緊急事態!セーラが、セーラが!」
リンネ「いないってところか」(立ち上がった)
メテア「!分かってたの?」
リンネ「図書室に行くのが嘘とは知っていたからな。でも、いなくなるとは思わなかった」(メテアの方へ行った)
トレイン「ルナシオン、今は授業中、」
リンネ「すみません、トレイン先生。でも、今は“教師”として行かせてください。行くぞ、メテア」(行った)
メテア「う、うん」(同じく)
リリア、トール、フルール(追いかけた)
トレイン「あ、君達!全く…」
ゾーロ「トレイ、俺たちも行くぞ」
トレイ「ああ」
トレイ、ゾーロ(同じく)
〜外廊下〜
トレイ「!リドル⁈」(追いかける途中に合流した)
リドル「トレイ!もしかして君もセーラのことで」
トレイ「ああ。メテアが突然入ってきてな。セーラがいないと言ったんだ」
リドル「とりあえず今エースが他の人にも教えながら探してる。僕達も手分けして探そう」
トレイ「ああ」
〜図書室〜
リンネ「…確かにいないな」
メテア「ごめん。すぐ気づかなくて…」
リンネ「いや、お前は悪くないさ。俺も嘘を完全に見抜けなかったからな。とにかく捜索をしないとな」
メテア「マレウスとかはこの事を知ってる?」
リンネ「ああ、伝えておいた。今学園中探してるだろう」
メテア「そっか…」
リンネ「…行くぞ」
メテア「え、どこへ?」
リンネ「セーラの部屋だ」
〜オクタヴィネル寮 セーラの部屋〜
リンネ(鍵を使って開けた)
メテア「よく持ってたね」
リンネ「一応預けられたからな。さてと」(何かを探し始めた)
メテア「?」(真似した)
リンネ「…!…あった…」(何かを見つけた)
メテア「ん?何が?」
リンネ「これでセーラの居場所に検討がつく…!」
〜校門〜
エース「ッ、あーーーー!!全っ然見つかんねぇ〜!」
デュース「セーラ、一体どこに…?」
誰かの話し声が聞こえた
エース「!デュース、隠れろ!」(デュースと一緒に茂みに隠れた)
デュース「ぶっ⁈おい、エース。何して、」
エース「シーッ!🤫静かにしろ」(小声)
デュース(手で口を押さえた)
メテア「本当にセーラが街に?」
リンネ「可能性は大きい。今日はいつもの街に行く日じゃないとしても必ず街へ行く日だ。たとえ何があっても…」
メテア「そんな大事な日なの?」
リンネ「セーラにとってはな。行ってみる価値はあるだろう」
メテア「分かった」
リンネ、メテア(街へ向かった)
エース(行ったのを確認し、出て来た)「…よし、俺たちも街に行こう」
デュース(同じく)「ああ!」
〜中庭〜
リリア「そうか、分かった。(電話を切った)リンネからじゃ。セーラは恐らく街にいるそうだ」
マレウス「?何故…」
リリア「分からん。じゃが、何か手がかりがあってそこへ向かったそうじゃ。わしらも行こう」
マレウス「ああ」
〜街〜
リンネ「セーラ、どこだ…」
街の女性A「あら?リンネくん!あらま、メテアちゃんまで」
メテア「奥様!」
リンネ「こんにちは、奥様。少し尋ねたい事があるんですが、よろしいですか?」
街の女性A「ええ、いいわよ」
リンネ「こちらにセーラは来ませんでしたか?」
街の女性A「いいえ、見てないわ」
リンネ「そうですか…」
街の女性A「でも、あそこなら…」
メテア「何か心当たりあるんですか?」
街の女性A「恐らくなんだけど、町長のお墓かも」
メテア「町長?生きてるじゃん」
リンネ「違う。正確には前町長。現在の町長のお父様ですね」
街の女性A「ええ。セーラちゃんは今の町長と一緒に看病したり、お散歩したりしていたわ。けど…」
リンネ「1、 2ヶ月前にお亡くなりに…」
街の女性A「そうなの。セーラちゃんはそれから月命日には必ずお墓参りするの。たとえ週に一回来る日じゃなくてもね…そう言えば、今日だったかしら。月命日」
メテア「!ねぇ、そのお墓ってどこ?」
街の女性A「あっちの高い丘の上よ。その中で1番大きなお墓が町長さんのお墓なの」
リンネ「奥様、ありがとうございます」
メテア「ありがとうございます!」
リンネ「行こう、メテア」
メテア「うん!」
〜丘の道〜
リンネ「結構急だな」
メテア「こりゃあ、街の人達にとってはきついよ。尚更セーラが行くようにしてるのが分かるよ」
リンネ「ああ。中々忙しい人やきつい人の分、お墓参りしてあげてるんだろう。もうすぐ頂上だ。頑張るぞ、メテア」
メテア「うん!」
〜丘の頂上 墓地〜
メテア「つ、着いた…」
リンネ「セーラは…あ、いた!」
セーラ(お墓の前に百合の花束を置き、拝んでる)
リンネ「セーラ!」
セーラ「!リンネ。メテアまで。どうしてここに?」
メテア「セーラを探していたんだよ。セーラ、なんで嘘ついたの?」
セーラ「…ここには1人で来たかったの」
リンネ「だったらそう言えば、」
セーラ「いえ。皆、あの事があってから過保護になっていたから違う場所を言っておけば、情報漏洩してもここには来ないの思ったの。…よくここが分かったね」
リンネ「お前の部屋のカレンダーを見たんだ。毎週街に行く曜日は同じ筈なのに、今日は違う曜日の上にカレンダーにはマークを付けて街と書かれていた。それでお前は街にいると予想ついた」
メテア「あと奥様に聞いたら、今日はそのお墓の人の月命日なんだってね」
セーラ「…そうよ。全部2人の言う通り。今日は違う曜日だし、町長さんの月命日でもあるの。彼は私と初めて会った日、勘違いしたの」
リンネ「勘違い?」
セーラ「彼は私の事を亡き奥さんの若い頃と思ったみたい。そっくりだって今の町長さんから言われたわ。でも、私は彼を見送る事は出来なかった…」
メテア「もしかしてセーラはここに来る理由って…」
セーラ「そう。彼の心残りを少しでも晴らす為に亡き奥さんの代わりにここに来て百合の花束をお供えにお墓参りする事。彼は私が偽物でも亡き奥さんに見送られたかったみたいだし…」
リンネ「そうか…百合が好きなのか?」
セーラ「…この人の思い出の花だって。だから、いつも百合の花を添えてあげてるの。…(少し崖近くまで歩いた)ねぇ、なんでここに墓が建てられたか知ってる?」
メテア「?分かんない。なんで?」
セーラ「ここから街の人達の様子が見えるから。私もただ見守りながら、皆と楽しく過ごしたかったな…」
リンネ「セーラ…」
ガラッ(セーラの足元の崖が崩れた音)
リンネ、メテア「⁈セーラ!!」
セーラ「あ…(落ちる…)…え…?」(落ちなかった)
エース、デュース(セーラの腕を掴んでいた)
リンネ「⁈お前ら⁈」
メテア「なんでここに⁈」
エース「俺たち、だって…」
デュース「セーラを探しに来たんだ!」
セーラ「トラッポラくん…スペードくん…」
エース「また他人みたいな呼び方して、なんかむしゃくしゃすんだよ!」
デュース「魔法薬にやられたとしてもお前にやった事は許されない。でも、これからは赤の他人じゃなく、クラスメイトとして最初からやり直そう!セーラ!」
セーラ「…」
リンネ「メテア、3人を持ち上げるぞ」
メテア「うん!」
リンネとメテアが駆け寄った瞬間、エースとデュースの足元が崩れ、3人は崖から落ちた
エース、デュース「うわーーーー⁈」
リンネ「しまった!セーラ!!」
メテア「エース!デュース!」
セーラ「!」(2人を守らないと…!)(エースとデュースを抱きしめ、自分が下になるようにした)
エース「セーラ、お前⁈」
デュース「ダメだ、セーラ。俺たちを庇ったら、」
セーラ「それでも!それでも、マブだったから…」
エース、デュース「!」
セーラ(これでいい…もう終わりにしよう…)
皆「はぁーーーーーー!!」(下にいた敵含め皆が風魔法で3人を助け、ゆっくり下ろした)
セーラ「!」
エース「寮長!」
デュース「先輩方!」
リドル「間に合った…」
トレイ「無事で良かった」
ケイト「ナイスタイミング👍」
マレウス「セーラ!(セーラに駆け寄り、抱きしめた)無事で良かった…」
セーラ「マレウスさん…」
リリア「心配したんじゃぞ。まさか飛び降り自殺をするとは…」
セーラ「⁈リリアさん、違います。私は、」
リンネ「あれは事故だ」
グリム「リンネ、メテア!」
メテア「偶然セーラの足場の地盤が壊れてこんな事になったの。セーラは自殺する気はなかったんだ」
レオナ「じゃあなんで、あんなところにいたんだ?」
セーラ「それは…」(事情を説明した)
ラギー「なるほどッス」
ジャック「まぁセーラらしいな」
リンネ「…さて」(セーラを味方が囲い始めた)
リドル達「⁈」
リンネ「ここまで執着されるとセーラのストレスに関わるからな。お引き取り願おうか」
アズール「なっ⁈こちらは助けたんですよ⁈なのに、」
メテア「助けてくれた事に関して事実。しかし、ストーカー紛いな事も事実です」
フロイド「テメェ、言わせておけば…💢」
ジェイド「フロイド、落ち着きなさい」
カリム「ジャミル…」
ジャミル「ッ…ここは大人しくさがった方が先決だ。下手に手を出したら余計仲直りが不可能となる」
エペル「そんな…」
ルーク「そうだね。焦りは禁物さ」
ヴィル「こいつら、やると言ったら本気よ。セーラより厄介かもね」
イデア「え〜…」
セベク「ッ…」
シルバー「セーラ…」
セーラ「…もういいよ、皆。リンネ、メテア。さがって」
リンネ「セーラ?」
メテア「でも、」
セーラ「下がりなさい」
リンネ、メテア「ビクッ」(道を開け、跪いた)
皆「⁈」
セーラ「…私は皆さんがやってきたことを許しません」
リドル達「ッ…」
セーラ「…でも、クラスメイトとしてとかで過ごすならいいですよ」
リドル達「!」
メテア「セーラ⁈」
セーラ「メテア、大丈夫。…だからこれ以上謝りに来ないで。次からはクラスメイト、ただの先輩、幼馴染として話しに来てください」
皆(頷いた)
アナスタシア「…いいの?セーラ」
セーラ「あら、アナスタシア。私、いつ許したって言った?」
アナスタシア「え?」
セーラ「私が言ったのはクラスメイトとしてほぼ赤の他人からよろしくって事。私は一言も彼らを許すって言ってないよ」
アナスタシア「じゃあ、」
セーラ「私は時間を与えたの。私が信頼する為のね。だから、ここからは彼ら次第」
クレア「まぁそれが妥当だな」
メビウス「アタシは別に否定しない。お前がそうしたいなら勝手にしろ、小娘」
セーラ「うん、勝手にする」
メビウス「監督生達も自分の意思でこいつらに接しろよ」
監督生達「は、はい」
ー次の日ー
〜メインストリート〜
セーラ「!監督生さん達!おはよう」
監督生達「!おはよう〜、セーラちゃん!」
メテア「セーラ〜!!」(セーラに飛びついた)
セーラ「おっと(なんとか倒れずに済んだ)おはよう、メテア」
メテア「おはよう!」
セーラ「んじゃ、行こっか」
メテア、監督生達「うん!」
エース、デュース「…セ、セーラ!」
セーラ「!」(後ろを振り返った)
エース「その、おはよう」
デュース「おはよう。監督生達もおはよう」
セーラ「…おはよう。トラッポラくん、スペードくん」
エース「え〜、まだダメ?なんかむず痒いというか」
デュース「エース!セーラ、気にするな」
セーラ「うん」
皆でワイワイしながら登校した
リンネ「…良かったな、セーラ」(遠くから眺めていた)
マレウス「リンネ、寂しいのか?」
リンネ「…寂しくないと言ったら嘘になるが、少しでもセーラが嬉しそうなのが、俺も嬉しくなるんだ」
マレウス「…そうか」
リリア「しかし、まだ始まったばかりじゃ」
リンネ「そうだな。少しずつアイツらの成長を見守るよ」
セーラ(まだ怖いし、皆の事許せないところはある。けど、)
“いつか『特別で平和な日常』に戻れるといいな…”
〜the end〜