テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
前書き
本作は【堕肉の果て】三章『苦痛の葬送曲(レクイエム)』の副読になります。
人物、スキル、アイテムなどの解説版となりますので更に理解を深め、お楽しみ頂ければ嬉しいです。
本編のネタバレ要素もありますので、まだ本編を未読の方はそちらから読んで頂く方が楽しんで頂けると思います。
本編に出てくる『用語』の解説編になります。
用語解説編
【 聖女と聖戦士 】
ルキフェル以外の受肉を果たした悪魔達の魂を譲り受けた者達。
世界中にけっこういる。
【 ジローくんとユイちゃん 】
上野動物園という世界で一番アーバンでパリシュトゥな場所にいるカバの夫婦。
パズスとラマシュトゥが顕現する際に依り代となった。
『ガタコロナ』との戦いに備え、日々試行錯誤していた。(501話)
【 秋日影(あきひかげ) 】
秋沢明が営む『秋沢農園』にいた牛。
モラクスが顕現する際に依り代となった。(502話)
【 『聖女と愉快な仲間たち』 】
コユキ&善悪、スプラタ・マンユ、アスタロト、バアルなどが主なメンバーのパーティー。(501話、604話)
【 『六道(りくどう)の守護者』 】
コユキの下の妹、リエがシヴァの息子たち、スカンダとガネーシャと組んでいるパーティー。
馬糸(ばいと)信也(しんや)も加入した。
【 『オニギリ友の会』 】
コユキの上の妹、リョウコがお猿のフンババと大蟹のカルキノスと結成したパーティー。
ヒュドラも加入した。
【 『抵抗者(レジスタンス)』 】
第四のパーティー、長田(ながた)強(つよし)、緒川(おがわ)幸一(こういち)、狩野(かりの)猟師(りょうじ)、民生(たみお)衛(まもる)が主要メンバーで結成された。
数千年の後まで、『冒険者ギルド』と名を変えて残り続けた滅私の勇気を持つ集団。(604話)
【 イストモス 】
アスタロト/ポセイドンの祭りの事。
今現在は廃れてしまい、祭りは行われていない。(497話)
【 ヘーライア 】
ルキフェルの祭り、オリンピックとネメアーを真似て始めさせた女性の運動大祭の事。
今現在は残っていないことを知り、バアルががっかりした。
【 ピューティア祭り 】
アヴァドン(アポロン)の祭りの事。
芸術的な競技がメインだったが、後にオリンピックの様な体育競技も加えられたらしい。
【 クピド 】
別名キューピッド、エロス、ギリシャの神様の事。
地母神ガイアの息子。(498話)
【 石化死 】
体の一部、又は全部が石になって突然死する。
観察者の時代でも地球に生きるあらゆる命を脅かしている深刻な病。(505話)
【 ギルガメシュ叙事詩 】
古代メソポタミアに書かれたもの。
ギルガメッシュを主人公にした物語。(507話)
【 ワラキアのヴラド三世 】
15世紀ルーマニアのワラキアの領主でドラキュラ伯爵(吸血鬼)の元になった人物。(507話)
【 『馬鹿』 】
悪魔達が現世に顕現する時、自分と親和性の高い人物の遺骸や属性に近い感情に支配されている生き物を依り代にするが、その際依り代の性格に引っ張られて元々の純粋性が失われた状態の事。(507話)
【 アスラ 】
『非生』、邪悪な物。
『阿修羅明王』はそれら邪悪を一人で倒せるほどの力を持つ神様なのでアスラとは別物。
人間を始めとした全ての生き物、それがアスラ、『悪』という事なんだよ(508話)
【 プラクリティ 】
この世のありとあらゆる物質の事。
プラクリティは四つの状態のいずれかに当て嵌まり、その四つの状態を【 グナ 】(属性)と呼ぶ。(510話)
【 グナの種類 】
『創造(サットヴァ)』『維持(タマス)』『破滅(ラジャス)』(三つのグナは生者の視点から見た物)、『待機(トゥシタ)』(死の先に有る状態、シューニャ、無とも表現される状態)の四種類。(510話)
【 プルシャ 】
プラクリティともう一つの生命を構成する要素で、人間が言う所の『魂』の事。(511話)
【 ブラフマン 】
全体意識に戻される、リセットされて次の魂として配分されるのを待つ魂のこと。
タンパク質、アミノ酸なんかも水素、酸素、窒素、硫黄に分解されているのが待機中の状態で、全く命が無い状態では無く、植物が根から吸い上げてくれたり野生動物なんかが|泥浴《ヌタウチ》のついでに食べたりしない限り出番は無いため、世界中に散って次の魂として配分されるのを待ち続けている。
それぞれの肉体の構成要素だった元素ごとにちょっとずつ魂が残されている状態。(511話)
【 アートマン 】
死後も個を維持して悪魔達やトシコの様に続きからやり直せる魂のこと。
自我の本質を魔核に保持している悪魔や神々、又は聖人と呼ばれる人間が持つ魂の種類がアートマン。(511話)
【 スズペスト 】
錫(スズ)が変態した状態。
光影の慌てっぷりからなんだかとっても危険な状態らしい!(517話)
【 終末の黄金(こがね) 】
あらゆる生命を傷付け、生命の入れ物を減らし続ける鉱物のこと。
終末の黄金に触れただけですべての物質が金になってしまい、最終的には、全てが金で出来た光り輝く死の星になってしまう。
どうやら隕石から齎されるらしい。(522話)
【 デイモス 】
地球に突っ込んでくる隕石のこと、火星の月の一つで意味はギリシャ語で『恐慌』。
マーズ、ヘカトンケイル、キュプロクス達はルキフェルから指示を受け『地球ヤバイ!』そうなった時の為のリザーバーの役目を任されており、それがイオン化された金だけで構成されてる『デイモス』。(522話、663話、696話)
【 ストレンジ・レット 】
全てを終わりにする奇妙な粒、超重量物質のこと。
金と比べても数百万倍重くて強烈な引力で周囲の物質を引き寄せる。
更に性質(タチ)が悪い事にストレンジ・レットに触れた物質は全てストレンジ・レット化してしまう。(663話)
【 クォーク星 】
天体が超新星爆発を起こした後に形成される天体の一種。(663話)
【 スペースシャトルコロンビア 】
初めて宇宙空間に行って帰って来た宇宙船の名前。
コロンビア号はただ宇宙に行った、だけじゃなく巨大な機体その物で帰還したことが凄いことだった。
コユキ曰く帰還の時に、『電離放射線をたっぷり大気中に持ち込んだ筈よ、電磁波だけじゃなく粒子線、つまり陽子や電子、中性子や重粒子なんかもね、それが爆発的に魔力が増えた原因だったんじゃないの?』とのこと、魔力が増えた要因の一つとして考えている。(533話)
【 フラワーオブライフ 】
魔神王ルキフェルの魔力紋、世界に二つと無い神聖幾何学模様。(540話)
【 ガッツ 】
義務感でも責任感でも無く、ただただ今出来る事を精一杯、一所懸命やること。
小宇宙(コスモ)でも私自身(ゴースト)でも無く、『私の中の『ガッツ』がそう囁くのよ!』コユキ談(550話)
【 存在の絆 】【 絆通信 】
お互い信頼関係にある者の間で結ばれる魂の絆。
『存在の絆』が結ばれていれば現世(うつしよ)と魔界間でも、相手が宇宙空間に居ても『絆通信』で意思の疎通が可能になる。(525話、552話、568話)
【 マジカルマテリアル 】
詳細は『二章 暴虐の狂詩曲(ラプソディー)』の『295話』を参照してね。
デスティニーの祠の入り口がこのマジカルマテリアルで偽装されていた。(568話)
【 ギッてる 】
『ぎる』は盗むということ。
例:『こいつギッてやがる!』 → 意味『この盗っ人ヤロー!』ということ。(571話)
【 粥座(しゅくざ) 】
所謂(いわゆる)、雲水の朝食のこと。
メニューはシンプルで、鉢に盛られた五分粥、そこに添えられた焼き塩、大根葉の塩漬けなど。
【 斎座(さいざ) 】は昼食のこと。(581話)
【 栄光の手 】
魔術に用いられたアイテム、死刑囚の手を切り落とし、死蝋化させたもの。
指先に火を灯し、儀式などで使用した。
『死蝋(しろう)』とは死体が腐らずに脂肪や内臓が蝋状に変化したもの、永久死体のこと。(594話)
【 キハ150 】
JR北海道で使われている電車の種類のこと。(606話)
【 中抜き 】
決して『中間搾取』という意味では無い!
本来の正しい意味は…… 例えば、『生産者さんと消費者を直で結ぼうよ! 中間搾取する業者を抜きましょう、その方が安くて良い品が手に入るでしょ♪』という意味。
残念ながら令和の現在では誤用されている様だ。(607話)
【 『善悪の知恵の実』 】
アダムとイブが食べた知恵の実、禁断の実の正式名称。(644話)
【 クロノス 】
ルキフェル、アスタロト、バアル、サタナキアのお父さん。(671話)