注意
・irxs様の二次創作、nmmn作品です。
・白桃です。
・とっても短いです
・パクりじゃないです
・御本人様には関係ありません
・御本人様の目に届かない様にお願い致します
・コメントで御本人様の名前を出さないなどの
nmmnルールをご確認の上、お読みください
・nmmnルールにつきましてはご自身でご確認ください。
(テラー内でご検索いただくと分かりやすいかと思います)
最近はついてないな。
業者さん側の発注ミスによる絶えないクレームだったり最近増えるアンチらの迷惑行為。
これだけならまだ良かった。絶えられる範囲内だった。
…だけどそうはいかなかった。
3日ほどかけて作った資料のデータは後輩ちゃんのうっかりミスで3分の2ほど消えてしまうし、
この前少し背伸びして買ったワイヤレスイヤホンを無くしてしまったし、
体重は増えるし、灼熱の中エアコンは壊れるし、配信は切り忘れるし…。
ちなみにまだある。
今週あった不幸な事を数えるだけでもう頭が痛い。
一体この1週間でいくつ災難にあっただろうか。
桃さん「はぁ、」
ふとため息をつく。隣にあいつがいるなんてことを忘れて。
白さん「なに、桃ちゃん。ため息なんかついて。 ため息は幸せを逃すんよ?」
桃さん「そんなん戯言でしょ」
机に突っ伏しながら言う。
我ながら捻くれたことを言うもんだ。 白ちゃんの気遣いも知らずに。
白さん「…珍しいな」
白ちゃんが消えそうなぐらい小さな声でそんなことを言う。
桃さん「そう?」
白さん「桃ちゃんはポジティブバカっていうイメージ」
桃さん「なんか引っかかるな…」
白ちゃんの方を向けば、なにやら不機嫌そうな顔をしている
白さん「あぁ、もう!そんな顔の暗い人は帰った帰った!」
何を言うかと思ったら。
腕を引っ張られ玄関の方へ連れて行かれる。
白ちゃんは意外と力が強いから抵抗できない。
筋トレしてる、なんて言ってたっけ。
桃さん「もうちょい居させてよ…けち」
拗ねたように頬を膨らますと白ちゃんの足が止まり、俺の腕を掴む力がより一層強くなる。
白さん「何その顔。反則…!」
白ちゃんの頬が真っ赤に染まっていく。
それでも攻めか。ヘタレめ。
起き上がり、白ちゃんの顔に近づく。
真っ赤な頬に触れるとびく、と跳ね上がる目の前の白髪が面白くて
これでもかというぐらいに触ってしまう。
桃さん「…本物のうさぎさんみたいだね、かわいい」
ふふ、なんて笑いながら言うと白ちゃんは近づいてくる。
この距離だと唇同士がくっついてしまいそうだ。
白さん「なぁ、知ってる?兎って年中発情期らしいんよ?」
桃さん「…ふーん」
俺もそれは聞いたことがある気がする。
でも目の前の兎はあの可愛らしいうさぎさんではなかった。
完全にスイッチが入ってしまっている。
あのヘタレうさぎさんはどこへ行ってしまっただろうか。
白ちゃんのぎらぎらと光る雄の目を見続けていると失明してしまいそうだ。
俺は目を瞑る。
早くしろ、とでも言わんばかりに。
なかなか塞がらない小さな唇。
不満げに目を開くと目の前の兎は妖艶な笑みを浮かべ、服を全て脱ぎ捨てていた。
どうやら今夜は寝れないらしい。
唇と唇の隙間からちろりと見える八重歯さえもえろくみえる俺は重症なのか。
早く欲しい。
奥まで。奥のずっと深くまで満たして欲しい。
桃さん「…まだ発情してないの」
白さん「桃ちゃんは不器用やな、笑 照れると語彙力無くなっちゃう系?」
図星を突かれてつい白ちゃんを睨む。
気づいているんだったら早くやればいいのに。
何も焦らすことでもないだろう。
キミのそれはこれでもかというぐらいに勃っていて、
今すぐにでも挿れたいという欲が見え透いているのに。
もう一度頬を膨らませて白ちゃんを煽る。
白ちゃんが「ふっ」とはにかんで笑う。
その仕草さえ俺の興奮剤となる。
俺のモノまで立派になってしまった。
すると次の瞬間、やっと唇に欲しかったものがくる。
これだ。吸い付くようなキスと
逃がさないとでもばかりに俺の後頭部を包んで離さない優しい手。
繰り返される甘い口付け。
息継ぎのたびに見える余裕のなさそうな白ちゃんの顔がたまらない。
お互いに満足したぐらい長いきすをすると白ちゃんは俺の下のお口にも触れようとする。
桃さん「べっと行こーよ」
白さん「明日大丈夫そ?笑」
桃さん「なんでもいい、白ちゃんが欲しい」
白ちゃんの瞳が大きく見開かれる。
ただでさえ大きな瞳がこんなに開かれると、そのまま落ちてしまうのではないかと心配になる。
白さん「ずる。絶対寝かせねぇから」
ずるいのはどっちだか。
何も考えられなくなるくらいには白ちゃんが好きで、
こういう事をするくらいには白ちゃんに夢中になっている。
でも白ちゃんは俺の言いたいことぐらい全部わかってるくせに、
俺の不器用さをいいことに俺が何か言うまで何もしてくれない。
ただ俺がわがままなだけかもしれないが、俺にとっては白ちゃんのずるさにしか思えない。
そんなところも大好き。全部好き。
そして、ずるい。
次の日
俺の腰と喉は砕けて、本当に布団から出れなかった。
昨日から予想していたことではあったが、思った以上だ。
白さん「桃ちゃんおはよ、昨日よりは気分良くなった?」
桃さん『気分だけは、ね』
声が出なさすぎるので某音声生成アプリを使って会話する。
桃さん『看病よろ』
白さん「もち」
気分転換にちょめちょめなんて聞いたことがないが、案外いいかもしれない。
今はもう悩みなんてどこかへ行ってしまった。
流石、ではないが白ちゃんに感謝だ。
手加減はして欲しかったが。
コメント
3件
なんか、、すっごくオシャレです!! 語彙力がないので上手く伝わっているか分からないんですけど、、💦 シンプルで読みやすい作品で感動しました!!😭 私もひば様みたいなオシャレ作品をかけるようになりたいです😭