第二章【エジ以外のロボット】
3ヶ月が好きだ頃には、エジは言葉をカタコトだけど喋れるようになった。
「エジ。おはよう、調子はどう?」
「オハヨウデス。ムコサン、チョウシ……ジュウデン95% トレタウデハ、モンダイアリマセン。」
「大丈夫みたいだね。今日は目的地につけるはず。この森からもおさらばできるね。」
「ハイ。デスガ、トシハハヘンヤガラクタ。ロボットモカナリイルカトオモイマス。」
「そうだね。特にロボットには気をつけないと。」
こんな感じに会話はできるけどまだカタコトだからしっかり言葉を覚えてもらわないと。
ロボットはエジ以外にも沢山いるらしいんだけど、ほとんどのロボットは敵。
旅している時にロボットと出会った時。
「あ!エジ以外にもいるよ!ロボットが。友達?」
「…レテ…イ」
「ほら、全然動いてるよ!」
「ハナレテクダサイ!」
「え?」
初めて喋った言葉が「離れてください」はちょっと悲しいけど、エジが言ったことは正しかった。
「痛っ!」
そのロボットは電気のようなビームを出して攻撃してきた。
「ワンワンっ!!」
シロがロボットに噛み付いたけどロボットはピクリともしない。
「シロ!離れて!」
シロは私が攻撃された怒りでロボットを噛みちぎろうとしたけどすぐ投げ飛ばされた。
「これでも喰らえ!」
近くにあったパイプ…恐らく建物の1部だと思う。それを使ってロボットを殴った。
「…ビリビリ…」
ビリビリと言う音を出しながらいつの間にかロボットは動かなくなった。
「攻撃された傷も結果的残ってるし。人間は皆どこに行っちゃったんだろう。」
「ソロソロシュッパツノジカンデス。シロ。イキマスヨ。」
「クゥーン!!」
森を進んでいると、鳥居が見えた。
中に入る気はないけど神社の名前は青カビが生えていて、取り払うと「白神神社」が見えた。
「こんなとこに神社なんてあったんだな。」
しばらく森を歩き進めたら森の出口に着いた。
「やった!都市に着いたよ!」
「コノママヨテイノホテルニイキマスヨ。」
ホテルに着いた時には腕時計は5時を指していた。
「食料いっぱーい!!」
ホテルで出される予定の食料は腐ってたけど保存食は沢山あった。
「ゴハンノシタクヲシマス。」
5月28日
目標のホテルに到着。
食料もあるし、しばらくはここに入れそう。
【おまけ】
皆様「この世界で生き残るために」を読んでくださりありがとうございます。
投稿頻度の話ですが…しばらくは「妖怪退治はラクじゃない!」を優先すると思います。理由は特に問題がある訳では無いですが、「妖怪退治」の方が早めに始めたので、完結するならこっちの方が先かと思ったからです。ご了承ください…
ではこれからも炭酸をよろしくお願いします。
皆さんは気づきましたか?神社の名前。よく見てくださいね。
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