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3 - 第3話 オルカが後を追う

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2024年11月08日

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ハンが死んだ。どうして、昨日は元気だったのに。



「ハハ…そんな、時間を削ってまで来なくていいんだぞ?」


“でも!最期、最期ぐらいは一緒に居たいんだ!!”


「まだ元気だから、早く明日に備えた方がいいぞ?」


“…そんなに言うならな!絶対だぞ!”


「それはどうかな…」


″また明日、元気でな…″


「またな」


本署で思い出す。はやく忘れなきゃなのに…


[あの、大丈夫ですか?]


あの仮面…!!ハンだよな!


“ハン!治ったのか!?全く、そうなら言ってくれ!心配しただろ!”


[え、えぇ?自分、青井ですけど…]


“は?何を言ってるんだ?”


なんで?ハンだろ…?たちの悪い冗談はやめてくれ!!!


[ハンさん…?病気でって、聞きましたよ?]


“冗談はやめてくれ、また別れなんて嫌だぞ”


[…落ち着いてください!昨日早退してまで会いに行って─]


“記憶のデータの復旧を、確認しました。”


“もうやめてくれ!!!ニセモノになる!!”


[大丈夫ですか!?]


[オルカが暴れ出しました!!止めてください!]


タッタッタッ!クルッ。タッタッタ!(屋上まで走る)


[危な!オルカ先輩!?]


[止めてっ!]


[ええ!?]


“あ゙あ゙あ゙ぁ゙ぁ゙!!ハンに会いに逝くんだ!!邪魔しないでくれ!!”


[(これじゃ話が通じない…!!)]


“デバイスの冷静を復旧しました。”


“ハァ、ハァ、ハァ…もう追わないでくれないか?”


“オルカが居なくても困らないだろ?いいだろ?”


[!?そんなことないから止めてるんだ!!]


“そうか。まぁ、自分勝手ですまんな。じゃあな!”


(柵の向こう側に立とうとする)


“ピーッ”


“ちっ…防衛システムか…💢”


(戻ってくる)


あっ、そうだ。これがあったじゃないか。


“じゃ、今度こそだな。青井と、ドリーも来てくれたのか…意味は無いが…”


[やめろ!!]


バン!(こめかみに銃を撃つ)


“システムエラー!記憶障害!移動障害が発生!!復旧の目処はたっていません!”


バチバチバチ!!


[オルカ!?]


″…修正不可能。データを削除します。…ハン…″


[…なんでこんなことに…]


消滅

End 3

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