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竜胆♂→♡←蘭♂ ♡←春千夜♀♡←マイキー
竜胆、蘭ペアは春千夜が女だって知らないです。
「三途、お前邪魔。どいてくんない?」
「…。」
「行こ。兄ちゃん」
「…ぁ、首領。」
「春千夜。行こう」
「…」ケホ
「…。脱いで」
「ぁ…。ぇと」
「…。手を出すわけじゃない」
「ぁ、そぅじゃなぃです。」
「殴られてるだろ?」
そういって、
伸びてきた細い腕に抱きしめられた。
「…?」
「ごめんな」
「なぜ謝るんですか?マイキーが謝ることないですよ。」
春千夜はそういって、俺の腕を引いた。その先で待っていたのは、春千夜の唇。
「は…る…ちょ?」
春千夜は優しく微笑んだ。
春千夜は蘭が好きなのに。なんで?
俺を。俺だけを見てくれるの?
「マイキー。俺はマイキーが好きですよ」
俺はこの言葉を待っていた。そのとたん、プツンと音がした。ずっとこらえていた。黒い衝動
「マイキー」
違う違う。こんなの俺じゃない
「大丈夫だよ。そんなに早く壊れたりしない」
もうこらえられない。すまん。春千夜
やってしまった。黒い衝動に乗っ取られていたにしても酷すぎる。中に出してしまった。
誰にも渡さない。俺の春千夜
ガチャン
「…。」ケホ
「起きた?」
「。」ケホゲホ
ボタボタッ
「まぃきー」
「は…るち…ょ?」
春千夜が吐き出した鮮血。混ざって出てきた石。
石に彫られていた呪い。
『コイワズライ』
「まぃ…き」
「はる…」
カチッ
「今から連れてってやるから。まだ死ぬな」
「ぁ..ぃ…きー」
「ら、蘭!!」
「首領?どうしました?」
「…」
遅かった。咲いてしまった。
「コイワズライの花…」