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あの夏は

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あの夏は

2 - 第2話

2022年05月21日

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「,,,もう夏か」

今年は彼女が死んでから三度目の夏。

僕は、彼女と初めて会った時の事を

静かに思い出していた。




あの頃は、友達が居なかった。

僕は、街も人もバケモノだと思った。

親は夜な夜な遊び歩いていた。

「愛」

そんな、誰もが貰っている物を

僕は、与えられた事が無い。

とうとう、僕は嫌になって

家を飛び出した。



何時間経っただろうか。

辺りは、すっかり暗くなっていた。

僕は無我夢中で走っていたため、

帰り道も分からず、ずっとウロウロしていた。

こんな僕を見ても、助けてくれる人は誰も居ない。

「やっぱり、世界中化け物だらけなんだ、」

そう、呟いた時

彼女が手を差し伸べてくれた。

僕は、初めて誰かに助けられた。

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