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ワンク
nmmn、iris、irxs
この単語の意味を知らない方、🔙お願いします。
もちろん、↑でも書いてある通りご本人様の名前はお借りしてますが、関係はありません。
桃赤←地雷ある方🔙お願いします。R18はないです。 R12とかそれくらいです。
side赤
……浮気された。
2年前くらいから付き合ってた子。
……なんとなく、冷め期だとか薄々感じてはいたし。
浮気されて最初に思ったことは、同情されたくない、だった。
浮気されて可哀想なんて死んでも言われたくない。
悲しいよりも先にそう思ってしまって、振られた原因ってこういうとこかな、とふと思った。
職業が職業だから、結構こそこそ付き合ってたこともあって、そんなに派手なことはできなかったし。
まぁ、しょうがないかな、とか思う。
…………、。
、前言撤回。
やっぱちょっと寂しいや。
はぁぁ、誰か暇な人いないかな〜〜。
そうため息を着くと、タイミングを見計らったように1件の通知。
「今日会える〜?」
単純な質問。
会うことを強制されない感じにひどく安心感を覚えて。
いつもだったら、『無理』とでも返してたはずなのに。
つい、「家来て」そう返信していた。
画面を閉じると、ピコンと音がした。
「じゃあなんか買ってくね〜」
というメッセージに混じって来た1つのメッセージ。
それに気付かないふりをして、そのままスマホを閉じた。
・ ・ ・
数時間後。
疲れた〜、なんて言いながら桃色の髪をふわふわさせてりうらの家のドアを開ける1人の男。
「…早かったね、そっちの家からりうらんちまで遠いでしょ」
そう言うと、
「いやいや、りうらが家誘うなんて珍しいじゃん?なんかあったかなーと思って」
ほんとに鋭い。
「あれ、そーいや今彼女と同棲中じゃなかったっけ、?家来て大丈夫だった?」
いや、今気づいたのかよ、と思いつつ、どう答えようか迷った。
浮気…なんて言えないし、かと言って誤魔化すのもなんか違う。
「……、別れた」
「……というか、浮気された」
沈黙に耐えられなくて焦ってそこまで言って後悔する。
ミスっ、た。
気まずくて視線を外しながらそう言うと
「え、?まじ?」
驚いたような声が被さる。
…いや、そうだよね。
いきなりそんなこと言われても気まずいし。
というか、今の俺にはここから質問攻めされるのも嫌だし……。
なんで別れたの、とか言われたらどうしよ。
「んじゃ、今日は飲みまくるしかなくない??言えよ!!もっとそしたら酒持ってきたのに、!」
「え、?」
心配するとこそこ?
そう思いつつも多分最近気を張っていたのかもしれない。
安心したのかなぜか自然に笑いが出てきた。
「ははっ、ないくんやばっ笑 そこじゃないでしょ心配するとこ笑」
そう言うと頬杖をついたままのないくんが目を細めるようにして
「よかった、これでも俺一応心配してたんだよ?笑 突然、家来てなんて言われるし、来たら来たでテンション低いし、俺の名前呼ばないし」
はぁ〜心配した〜といいながら体制を崩すないくん。
その感じで心配してたんだ、とは思うけど、まあないくんらしいと言えばらしいかも。
飲むぞー!!なんて言ってるないくんを横目にこいつを家に呼んで良かった、なんて密かに考えていた。
side🍣
ピコン、と仕事の帰りにLINEが来た。
スマホの1番上にあった通知をタップすると、同じグループに所属しているいむからだった。
『りうちゃん別れたっぽいよ』
最年少のりうら。
2年ほど前から付き合っている女の子がいた。
表にこそ出していないものの、一応グループの中では付き合ってることは公認していた。
……別れた、?
というか毎回ながらこのいむの情報の早さはなんなんだ……。
色んな感情がぐちゃぐちゃになってなりながらも。
その中でも頭を回転させて優先すべきはりうらのメンケアだと判断する。
「今日会える〜?」
そう送って、ちょっと歩いてると、
「家来て」
意味わからん速度で返信された。
早すぎるだろ笑
まあそれだけメンタルに来てるんだろな〜。
適当にコンビニに寄ってからりうらの家に向かう。
・ ・ ・
数時間後。
「別れた、……というか浮気された」
顔を背けながらそう言うりうら。
気まずいのか顔を顰めているのが背けててもわかった。
「え、まじ?」
別れたのは聞いてたけど、まさかの浮気か。
そう思いながら、今俺がするべきことは、話を聞くことよりも、励ますことよりも、慰めることよりも先に。
「んじゃ、今日は飲みまくるしかなくない??言えよ!!もっとそしたら酒持ってきたのに、!」
話せる空間を作ること、だ。
「え、?」
よほど驚いたのか、豆鉄砲でも食ったような表情のりうら。
「ははっ、ないくんやばっ笑 そこじゃないでしょ心配するとこ笑」
自然な笑いだな、と思った。
いや、それはきもいな、俺。
そうじゃなくて、なんて言うか、気が抜けたような笑い。
……多分、あと一押し。
「よかった、これでも俺一応心配してたんだよ?笑 突然、家来てなんて言われるし、来たら来たでテンション低いし、俺の名前呼ばないし」
ここまで観察してんのきもいかもだけど。
多分、今のりうらならここまで言っても大丈夫。
「は〜心配した〜」
わざとらしくそう言ってみると苦笑したりうらが視界に入る。
……ま、話を聞くのは今日じゃなくてもいいし。
今は安心した空間を作ること。
話を聞くのは別日でもいいし、タイミングがあれば今日でもいい。
だけど絶対にりうらに無理に聞くことだけはしない。
今日は酒があればいい。
あとは、安心できる少しの余白。
それさえあれば今日はいいから。
酒と浮気とあと余白 Fin
これ見てくれてるFFちゃんも初見さんもいいねだけじゃなくてコメントもしてくれていいんだぞ🫵🏻🫵🏻
コメント
4件
待ってこれ作中でご本人様の名前伏せてないとAIが検索避けできなくなっちゃう!!! 忘れてた!!! 許してくださいごめんなさい
おお、第4話読了〜。浮気された直後のりうらの「同情されたくない」って気持ちがすごくリアルで、そこからの心の揺れが丁寧に描かれてたわ。でもなにより、何も聞かずに「飲もう」って言ってくれるないくんの距離感が良すぎる。酒と余白、名台詞すぎるだろ🔥 沈黙の空気が心地よかったよ、ほっこりしたわ〜。