テラーノベル
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『菊〜!』
『どうしました?』
『あ、今日もその首輪つけてる〜!』
『これは外しちゃダメなんですよニコッ』
首輪じゃないんですよ!フェリシアーノくん!すいません!これチョーカーってやつなんですよ!
『へぇ〜』
『そっか!!』
『はいニコッ』
Ωってバレたら終わりです…国の化身はだいたいαかβなんですもん!枢軸の仲間も連合のみなさんもαなんですよ!?αってΩの番になるんですよ!?そんなの隠すに決まってるでしょう!?
『菊っていっつも甘い匂いするよね』
『気のせいですよ』
『ヴェ〜そうかな〜…』
『ねぇー!ルート菊っていっつも甘い匂いするよね〜?』
『たしかにな…本田なんか心当たりあるか?』
『いえ…』
Ωのせいですなんて言えないんですよ!
『そうか…』
『けど俺たち』
『この匂い嗅いだことあるような気がするけど…』
『ぇ…』
『菊ってαだよね?』
『Ωの匂いするよ?』
『そ、そんな気のせいですよ💦』
『まぁ隠し事はいつかバレると言うし…その日を待つか…』
『ヴェ〜そうだねー』
…危なかったです…ひやひやしながらそう思う本田菊…そんなことバレたら一溜りもない…
『それでは訓練を始める!』
『はい!』
『…はい』
ヤバいですそろそろヒートが来そうですよ終わりました…というか明日来ますかね…明日は休みましょうか…
『どうした本田?』
『い、いえなんでもないですよ』
『そうか』
…菊怪しい…やっぱり菊Ωなんじゃないかなけど…菊『私はαですよ』って言ったしな…
『うーん…』
『どうしたフェリシアーノ』
『ねぇルートちょっといい?』
『嗚呼?』
『耳、貸して』
『分かった』
『ねぇルート菊ってやっぱりΩなんじゃないかな?』
『だが本田はαと言っていただろ?』
『けど菊、甘い匂いがするんだよ!!』
『…たしかにΩの匂いがするのは確かだ…』
『それにあの首につけるチョーカー』
『あれ、絶対にあれだよね?』
『嗚呼…あのチョーカーがあるということは』
『まだ誰も』
『番になってない』
『みたいだな…』
『うん…』
『とりあえず訓練だ』
『うん』
『腐腐腐なんですかあれ尊すぎません?』
『身長差って尊いです…』
『やはりルトフェリは最高です…』
『それじゃぁ訓練始めよ〜!』
『はい』
訓練が終わり菊が帰っていると
『はぁーはぁー…////』
『ヤバいです…今こられては困ります…///』
『ですが…家までそろそろです…///』
『頑張りますよ…///』
『…ねぇルート…あれでわかった』
『菊はΩなんだ』
『嗚呼そうみたいだな』
『……ゾクゾクする♡』
『やめろフェリシアーノ口には出すな俺も思っているんだから』
『ルートもじゃんか…』
『とりあえずこれは兄ちゃんたちに話そう』
『そうだな』
『ヴェ〜!兄ちゃん!兄ちゃん!!』
『なんだよフェリシアーノ』
『菊、Ωだよ』
『……は?』
『いや、絶対そうだよ今日菊ヒート来てた』
『ま、マジかよ…』
『……チョーカーをつけているってことは』
『うん、まだ番が居ない』
『兄さん』
『おうなんだ!ヴェスト!』
『本田、Ωだ』
『!?おいそれどこで聞いた!?』
『?本田が今日の帰りヒート来てたからな』
『…マジかよ…爺バレてんじゃねぇーかよ…』
『兄さん?知っていたのか』
『嗚呼…』
『そうか』
『それってホントの話ー?』
『!?誰だ!!』
『世界のお兄さんフランシスお兄さんだよ』
『…フランシスかよ…』
『お前酷いな!』
『とりあえずこの話は本当だ』
『なるほど…お兄さん菊ちゃんの番になっちゃおうかな〜』
『殺すぞ』
『はいすいません』
コメント
4件
なんか…色々尊いッ! …あ!私が菊ちゃんの番になりますッ!((
え~///私が菊ちゃんの番になるぅ~((((