『』 台 「」 小 () 心
御本人様方 とは 御関係 御座いません 。
百 視点 、
自分 の 息遣い が 荒くなっていく 。
傷 を 手 で 必死 に 抑える が 、
出血 が 治まる 見込み は ない 。
すち は スマホ を 触って
何処かに 電話 を 掛けた 。
翠 『 もしも − し 、 』
翠 『 らんらん の 居場所 ? 』
翠 『 今 送ったよ ~ w 』
翠 『 らんらん は 大丈夫 かって ? 』
翠 『 ぁ 、ごめんなさい っ ! 』
翠 『 刺しちゃいました っ !! 』
楽しそう に 笑いながら
電話 の 先 に 居る 相手 に 言う すち 。
相手 は 警察 か 母親 。
翠 『 俺 が いうのは これだけ 。 』
翠 『 ばいばい っ 。 』
スマホ から 微かな声 が 聞こえた が
その声 は 強制的 に 切られてしまった 。
百 『 す ゛ち ッ ” っ … 。 』
百 『 ” な ん っ 、゛ッ で ? ” 』
翠 『 俺 、考えたの 。 』
翠 『 頑張って 考えたんだよ ? 』
翠 『 選択肢 の 中 で 最善 だったの 。 』
翠 『 どんな に 考えても これ以外 ない 』
翠 『 こんな 選択 しか 出来なかった 』
翠 『 … ごめん 。 』
優しい 、あったかぃ 。
でも 寒い 、だめ 、すち 。
服 、血 で 汚れるよ 。
百 『 ご ” めん っ 、゛ッ 。” 』
なに 言ってんだろ 、俺 。
悪い のは すち の 筈 なのに 。
俺 は こんな時 でも お人好し なのかな 。
今 、此奴 に 殺されそうなのに 。
百 『 くる ” わせ 、ちゃ っ ゛た w 』
百 『 ぉ ゛れ … っ 。ッ ” 』
百 『 す ち ゛の ” こと ッ ッ ” 。 』
百 『 こ わ “ し ちゃった ゛ぁ … w 』
なんで 涙 出てくるの ?
俺 は 悪くない 、
悪くない と わかっているのに 。
すち の こと が 好き だから 、
どうしても すち を 責められない 。
責めたくない 。
翠 『 、らんらん 。 』
翠 『 俺 と 一緒 に 居たい ? 』
これを 答えたら 、もう 戻れなくなる 。
いいのかな 、お母さん 、お父さん 。
育ててくれたのに 、ごめん 。
百 『 居たい ” 。 』
百 『 おれ ゛… っ 、ッ ” 。 』
翠 『 俺 は らんらん より 早く 死ぬ 』
百 『 ぇ え ” っ … ? っ 。 』
俺 の 頬 を 撫でる すち 。
すち の 手 は 頬 から 俺 の 頭 に 移動 した
目線 が とても 近くで 合わさる 。
翠 『 らんらん は 出血多量 で 死なない 』
翠 『 らんらん の 死因 は 窒息死 。 』
片手 に 俺 の 腹部 を 刺した 包丁 を 持つ 。
首 に 刃 を あてて 、
皮膚 から 少量 の 血 が 垂れる 。
翠 『 らんらん 最後 に きす 、ね ? 』
百 『 うん … 。 』
これで 、すち と 離れられる の かな 。
すち は 俺 から 解放 される の だろうか 。
呪縛 から 、解放 される の だろうか 。
翠 『 愛してるよ 、らんらん 。 』
百 『 … 、 』
返答 しない 、答えたくない 。
すち を これ以上 呪いたくない 。
大量 の 鮮血 が 飛び散る 。
鼻 で 息 は 出来るが 、しない 。
すち が 最後 に 望んだ こと だから 。
百 『 んふ っ … ゛/ 』
もう 死んでいる すち に 興奮 する のは 、
変 な こと なのだろうか 。
百 ( これで やっと 離れられるね 。 )
百 ( 今まで 御免なさい 、すち 。 )
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御免なさい 。
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コメント
1件
わぁ… 。とりあえず凄い 。( 語彙力無 ) なんでこんな書くのが上手いんですか ? 文字に感情乗せるのむずいのに 、もうめちゃ伝わってくる 。