両片思いの利こま
 
 
 「今日こそ絶対に父上を家に連れ帰ってみせる…!」
と、まぁ意気込みはここまでにしよう
そう自分に言い聞かせ、門を通ろうとした時
「あ、利吉さんじゃないですかぁ 」
聞き馴染みのある声が耳に入ってきた
「小松田くんじゃないか」
小松田、、この名前はトラウマになるほど聞いた気がする
「利吉さぁん、入門票にサインを〜」
聞きなれた言葉だ、何度このセリフを聞いたことか、、、そう思いながら入門票にサインをする
「ありがとうございまぁす!」
そうニッコリ笑う姿は、凄く愛らしい
 
 「今日もダメだったか、、」
父上は頑固で頑なに帰ろうとはしなかった
そうして帰ろうとしていたら
「利吉さぁん! 」
元気な声が聞こえてきた
「?」
どうかしたのかと振り向いた時
「うぇ!?」
、、、
こうなるとは思ってもいなかった、、
「ごめんなさぁい!」
小松田くんは振り向くとは思ってなかったらしい、、、
小松田くんはすぐに離れた
「あぁ、、すまない、、」
すごく顔が近くて、声が出なかった
「利吉さぁん!大丈夫ですかぁ? 」
「あ、あぁ…大丈夫だ」
そう言うと安心したような表情を見せた
「お詫びに、お団子でも食べませんかぁ?」
 
 「小松田くん、そろそろ起きてくれないか」
小松田くんと団子を食べていたら、小松田くんが眠ってしまった、、肩でぐっすり眠る姿は何とも愛らしい
「はぁ…私も…少しだけ…」
私はそういい、目を閉じた
 
 
 
 ヤバいめっちゃ下手くそだ、、、
利こま苦手かもォォォォォ!
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!