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伊波_side
緋八くん…いや、マナに俺の過去も素顔も全部
バラしてからというもの
マナが俺にくっつくようになった
正直言って目立つし、マナのファンの子達の視線が痛いし、
そういう系の女子からのいやらしい目も嫌だし…
離れて欲しい…
でもマナは善意でやっていることだから
拒否るのも気が引けるし…
『はぁ…』ボソッ
緋八「なんやなんかあったんか?」
『あ、ううんなんでもない』
言えるわけない俺のため息の原因がマナの善意だなんて
言えないし、言いたくない
そんなことを考えていると
?「マナ、ちょっといい?君も」
マナと仲のいいイケメン共に呼び出されました
スゥ-……俺の平凡な学校生活はもう諦めた方が良さそうだ…
緋八_side
來、ライの過去を知ってから
俺は心配でライに引っ付くようになった
周りの生徒達、もちろんウェン達にも変に思われているらしいが
そんなこと知ったこっちゃない
ライには今度こそ楽しい学校生活を送って欲しい
だから俺は今日もライに引っ付いて
牽制をする
ライは気づいてないだろうけど
ライのことを変な目で見ているの奴はそれなりにいる
ストレス発散だとか、ライが前の学校で受けたようなことを
しようとしやがる野郎だって
ライは俺が居ないと危ない
それはウェン達だって俺は許す気は無い
だって隠したかった秘密を俺に
俺だけに打ち明けてくれたんだ
心を許して、開いてくれたんだ
なのにまた同じような目にあって
また転校して、っていう無限ループに陥る未来しか見えない
そんなことを考えているとライが
小声だがため息をついた
どうしたのか俺は心配をして聞いたが
なんでもない、ライはそう答えた
嘘つき…
知っとるよ本当は俺のこの行動に悩まされとるんやろ?
でもライのことを俺一人で守るためにはこうせなあかんねん
もう、ほんまにどないすればええねん…
そんな時俺達の背後から声が聞こえた
?「マナ、ちょっといい?君も」
俺に関しては聞き馴染みしかない声に匂い
俺らに話しかけたのは赤城ウェン、
そんなウェンの後ろに続くように
他の友人、リト達も居た
あ、こいつらのこと利用すればええんやない?
もちろん、詳しい事情は離さないで
コメント
2件
続き楽しみです!