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5 - おでかけ前

♥

304

2025年11月18日

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「mfくーん!」

「お願いっ!」

そう言ってニコニコしながらやってきたdnさんの手には、くしが握られている。

「はーい、」

「んじゃ、dnはここ座ってね」

「おっけー」

そのくしを使い、俺はdnの綺麗な白い髪をとかしていく。朝ごはんを食べ終わった後に毎回やるこれは、2人のルーティンの一種だ。

dnさんの髪は、とても綺麗で、念入りに手入れがされていることが伝わる。なんかいい匂いもするし。

「〜♪」

彼はこの時間がお気に入りらしい。その証拠に、目の前の鏡には、耳を動かしながら優しく微笑んでいる姿が見える。

…こういうとこも、かわいいんだよな。

「dnさんの今日の予定は、?」

「えっとね、」

「ttと2人で遊びに行く!!」

2人…、?

「え、いいなぁ、」

「俺も誘ってほしかったな〜…、」

「あっ…、」

「ごめんねっ、?」

「でも今日はちょっと…」

申し訳なさそうに謝る君。浮気とかの心配はしてないんだけど(ttだし)、やっぱりこんなにかわいいから…

「ナンパとか心配だなぁ…、」

「うぇっ!?」

「ナンパ…、!?」

「あやべ、」

「口に出ちゃってた、?」

「出ちゃってた…。」

「でも大丈夫大丈夫!」

「てか、ナンパってかわいい女の子とかにするもんじゃないの…、?」

「それに俺、強いし!!」

強い…ねぇ。

確かに彼は一応成人男性だし、一応マッスル寮でもある。でも。

「dnさん、めっちゃ細いじゃん」

「それにかわいいし。」

「…へっ、?/」

「俺…」

「そんなにヒョロヒョロじゃなぁぁい!、/」

頭の上に沢山のはてなマークが浮かんでいるのが見える。少し照れながら、それでも“細い”に対抗しようとしているその姿は、とってもかわいい。

「うん。」

「やっぱりかわいいよ。」

「細いし。」

そしたら顔を林檎みたいに、真っ赤に染め上げた。

「ねぇっ…、/」

「一旦かわいい禁止!!!/」

「ぉ、俺支度してくるから!!」

「ありがとっ、!/」

そう言ってここを出ようとするもんだから、思わず引き止めてしまった。

「ねぇ、待ってよ。」

「ひっ、/」




「ねぇ、待ってよ。」

「ひっ、/」

「かわい、」

な、なんかmf君、全然離してくれない。それにさっきからずっと、か、かわいいって…、//

「…」

「…、?/」

あれ、?急に黙り込んじゃった。

「、mfくn」

「い’ッ/」

「ちょっ、やめ/」

「、おーし。完璧」

「…何したのぉっ、/」

「キスマ付けといた。」

「き、キスマッ、…?/」

「ほら」

目の前の鏡から首元を見せられると、そこには赤い跡ができていた。

「…、ねぇ’/」

「mf君、!?/」

「いいの、?」

「そろそろ準備しないと、ttとのやつに遅れちゃうよ?」

「っあ、/」

「ぅん、…/」

とは言ったものの、顔が真っ赤すぎて、まともに目、合わせらなんないよ…/




その後のttとの遊びは、なんとか楽しめた…が、

すれ違った人に首元見られて…、/

…んぁ、やめやめこの話は、!//

家帰った後については、想像にお任せします…。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

3

ユーザー

わあああほんとてえてえです‬т т💓 勉強の癒しとさせてもらいました...🥹 ナニしたんでしょう...😏😏💭

ユーザー

初めて2人、両方の視点のものを書いたのですが…。 、次からは1人の視点に絞ります。ちょっと変になりすぎました。

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